東出昌大主演、東京夜光『悪魔と永遠』メインビジュアルが解禁&尾上寛之、前田悠雅らキャストコメントが到着
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劇団 東京夜光『悪魔と永遠』
2022年2月5日(土)〜 13日(日)下北沢 本多劇場にて上演される劇団 東京夜光『悪魔と永遠』のメインビジュアルが解禁となった。合わせて、主演の東出昌大、出演の尾上寛之、前田悠雅(劇団4ドル50セント)よりコメントが到着した。
下北沢演劇祭の若手支援企画「下北ウェーブ 2018」に川名幸宏が選出され、それを機に2017年設立された東京夜光。本公演は東京夜光にとって本多劇場初進出作となる。
東出昌大コメント
演劇人の聖地本多劇場に、劇団『東京夜光』が新作を引っ提げて乗り込みます。天上から垂れた一本の蜘蛛の糸を手繰り寄せようと、どうしようもなく、それでも生きる人間たち。妥協点は一切ない、生き馬の目を抜くような演劇をお届けしたいと思います。何卒宜しくお願い致します。
尾上寛之コメント
劇場に足を運ぶ度に、いつかここに立つんだと願い続けた『本多劇場』に!ついに、ついに立つことができ感無量です。かなり気合い入ってます。罪とは?罰とは?償いとは?川名さんが身を削って書いた戯曲と向き合うのはとても精神が削られ、正直しんどいです。ただ、かなり面白い劇が立ち上がってます。
是非『本多劇場』に目撃しに来て下さい!
前田悠雅コメント
我儘に且つ丁寧に挑戦し続けさせて頂ける贅沢な環境の中、分からないものに飛び込む恐怖心を抱きながらも食らいつく様に向き合い続ける稽古の日々です。作品を通して人と交わる事で芽生える虚しさや欲望に気付いた時、人間という生き物を抱きしめたくなる位愛おしく感じました。生と死、罪と罰、償い。完結しない問いについて川名さんと共演者の皆さんと共に考え、共有し合う事からこの舞台が始まりました。見に来て下さる皆様にも何か一つでも持ち帰って頂ける様努めたいと思います。休み無く細部まで拘った演出も是非全身で体感してお楽しみ下さい。
物語
春の決算から解放された高揚感が鞍馬正義を夜の街に駆り立てた。
朝方、クラブで知り合ったマリアと名乗る女性にビルの屋上へ連れてこられた。”一緒に”飛びたいらしい。なんだか楽しいし、頭もうまく回らないし、今日だったら飛べる気もしてきた。
― 全てを失った。
心中して自分だけ生き残ったらしい。4年の刑を終え、足場鳶として働き始める鞍馬。ただあの日から、幽霊になったマリアがずっとついてきて語りかける。「あんた悪くないよ」と。