cinema staff、アルバム『海底より愛をこめて』収録曲「storyflow」ミュージックビデオを公開
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『海底より愛をこめて』ジャケット
cinema staffが最新アルバム『海底より愛をこめて』から「storyflow」のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開した。
cinema staffは、昨年2021年11月にリリースされた7thフルアルバム『海底より愛をこめて』のリリース全国ツアーである『cinema staff “海底より愛をこめて”RELEASE TOUR「はじまりの場所」』を1公演も欠くことなく完遂した。そして、今回のツアーにおいて、日が経つにつれ、バンドにとってもファンにとっても大きな存在となっていった「storyflow」がビデオカットされることになった。
監督は青木亮二が担当している。 本曲には、メンバー三島想平のかなりパーソナルな体験が込められており、それをぼかさずに痛みや苦しさ、美しさを同居させた、まさに人生という”続いていく物語”を表現した映像作品となっている。cinema staffのMV作品を多く手掛け、バンドやメンバー個人の生き様を見てきた青木亮二監督ならではの映像といえるだろう。この曲が、現在苦しい気持ちを独りで抱えてしまっている人に届いてほしいと願うばかりだ。
そして、cinema staffは昨年2021年に続き、主催フェス『cinema staff presents「OOPARTS 2022」』の開催を、2022年4月16日(土)、17日(日)に控えている。出演者は第二弾まで発表されており、cinema staffにしか呼ぶことが出来ないであろうアーティストが名を連ねている。また、5月には過去曲の再現ライブ『前衛懐古主義 part3 Re:Respawn』の東名阪公演も予定している。
cinema staff 飯田瑞規 MVへのコメント
「海底より愛をこめて」をリリースして全国ツアーは終わりましたが、これからもあなたにとって大事なアルバムの一枚であることを願って、ツアーの終盤に「storyflow」のMVを作りました。各地ライブ来てくれた方ありがとう!今回は来れなかった方もこれからもどうぞ宜しく。
「storyflow」について(cinema staff 三島想平によるセルフライナーノーツより抜粋)
「進撃の巨人」制作タームの後にアルバムを目指してまとまった制作をしよう、というタイミングで出来た曲です。アルバムの中で最もパーソナルな事を歌っています。昔、暴力を伴ういじめを受けていた時期があり、恥ずかしくてそれを頑なに隠していたのですが何かのタイミングで体の傷が両親にバレて、いじめられていたことを告白したことがありました。その時の感情は今でも忘れられないぐらいに悔しくて、悲しくて、惨めでした。もし、それを聴かされていた側だったら、自分が親の立場だったらどう思っただろうと想像して書いた曲です。人間は、1人じゃないです。繋がりの中で生きています。というかきっと、1人ではいられないのです。一時の孤独は、きっと勇気に変わると信じています。
cinema staff 「storyflow」ミュージックビデオ