三浦透子主演、詩森ろば作・演出　登戸研究所をモデルにした施設の物語、舞台『Secret War－ひみつせん－』の上演が決定

2022年6月9日（木）～6月19日（日）東京芸術劇場シアターウエストにて、serial number07『Secret War～ひみつせん～』が上演されることが決定した。 

第2次世界大戦時、731部隊における人体実験を含む戦時研究を行った登戸研究所は、資料館として保存され、戦争が引き起こす残酷さと無為さを現在に伝えている。

本作は、登戸研究所をモデルにした研究所を舞台に、映画「ドライブ・マイ・カー」の女性ドライバー役が記憶に新しい三浦透子を主演に迎え、座付き作家詩森ろばが書き下ろす最新公演だ。

serial number（シリアルナンバー）は、東京で活動する演劇ユニット。今回、三浦に加え、出演者は、新国立劇場のフルオーディション企画『エンゼルス・イン・アメリカ』で数千人の中からジョー役として出演が決定したばかりの坂本慶介、『ザ・ドクター』『マーキュリー・ファー』と大きな舞台が続く宮崎秋人が友情に結ばれつつ戦争の影に押しつぶされていく若き科学者を演じる他、松村武、北浦愛、森下亮、佐野功、ししどともこ等、実力派出演陣が出演。また、『All My Sons』で詩森と初タッグを組み、その演技が高く評価され、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した大谷亮介が、物語のカギを握る人物として出演する。

詩森ろば　コメント

公演を決めたときには思いもかけなかったシンクロが起こることは今までもありましたが、今回は、できればこんなことにはなってほしくなかったタイミングでの上演となりました。敬愛する俳優、三浦透子がさらに羽ばたこうとする瞬間とも重なり合い、わたしにとって、カンパニーにとって特別な公演となりそうです。この時代に耐えながら生きるすべての方に観ていただきたい作品です。劇場でお待ちしています。