小野田龍之介・甲斐翔真・三浦宏規出演で、海外ミュージカル最新情報を紹介するオリジナル番組が配信

2022年3月21日（月）より、海外ミュージカル最新情報を紹介するオリジナル番組『World Musical Show Times』が、スカパー！が提供する動画配信サービス「SPOOX（スプークス）」にて配信開始されることが決定した。

トークコーナーでは小野田龍之介・甲斐翔真・三浦宏規が、役者として、そしてミュージカルファンとして、ミュージカルへの想いを語る。更に、コラボ歌唱を含めここでしか見られない貴重な歌唱シーンもお届け。ミュージカル好きによる、ミュージカル愛に満ちた番組『World Musical Show Times』。配信は、3月21日（月）12:00～3月31日（木）23:59まで。

収録を終えた甲斐翔真と三浦宏規のインタビューが到着した。

甲斐翔真＆三浦宏規インタビュー

――番組出演を聞いた時の感想は?

甲斐：作品以外でミュージカルの曲、しかも海外の作品の曲を歌わせていただける場所があるのが嬉しくて！オファーをいただいた段階から、『早くいろんな曲を歌いたい！』と収録が楽しみでした。番組では、自分がミュージカルを好きになったきっかけでもある作品の曲を韓国語で歌わせていただきました。ミュージカルを愛している方々に向けた番組ではありますが、出演している僕らもミュージカルを愛しているので、winwin のような番組ですね（笑）。

三浦：ミュージカルが好きでミュージカルのお仕事をやらせていただいていますが、正直そこまでめちゃくちゃ詳しくはないので、番組出演のお話をいただいた時はミュージカルについて話すことに若干不安もありました。でも、いざ収録が始まると出演者として僕から発信することもあり、僕も一緒に学べるところもあって、『楽しみながらミュージカルについて勉強できる番組だな』と感じました。また、甲斐くんと同じで『歌ってみたいけど、まだ歌ったことがない曲』『挑戦したい曲』というのがたくさんあったので、番組を通して歌わせていただけたことは幸せでした。

――『I'll Cover You』（「RENT」より）をデュエットされた感想は？

甲斐：めちゃくちゃ楽しかったです！ 正直、あまり稽古もできていなくて“土壇場で合わせた”という感じだったんですけど、そうは思えないくらいの“息の合い方”だったなと（笑）。

三浦：やったー！（嬉）いわばぶっつけ本番だったのでなかなか痺れる状況ではありました。甲斐くんも僕も歌ったことのない曲でしたが、大好きな曲でもあったので、一回しか合わせられなかったんですけど、気持ちのいい声の合わさり方で違和感がなかったです。相性がよかったのかな。

甲斐：そうですね。だから、共演がしたくなりました！

三浦：本当、そう！同世代でミュージカルをやっている人ってそんなに多くないので、出会えたこの番組に感謝です。

――ミュージカル好きがハマる“沼”にも、ジャンル・作品・俳優などさまざまな種類がありますが、お二人はどんな“沼”にハマっていますか?お二人が思うミュージカルの魅力とは？

甲斐：“鳥肌が立つ瞬間”です！どの作品にも“鳥肌が立つ瞬間”というのがあって、それは絶対に逃したくないんです！歌、演出、芝居など作品によってその瞬間は様々なのですが、絶対に 1 回はあるし、あるべきだと思ってます。それが多いのが韓国のミュージカルで、僕が（韓国ミュージカルを）好きな理由なんですけど（笑）。日本のミュージカルは芝居が繊細に描かれていて、物語があって歌が合わさっていて“総合的な芸術”という感じ。一方、韓国は演出や照明などで力強く訴えてくる。そこが個人的に“鳥肌が立つ瞬間”なんです。ミュージカルのみならずエンターテインメントでは、そんな“鳥肌が立つ瞬間”を一番重視しています。

三浦：それは本当に舞台を観たことがないと分からない感覚だよね。実際に舞台を観に行くことってハードルが高いし、足を踏み出していない人の方が多いと思うんですけど、本当にあるんですよね“鳥肌が立つ瞬間”！ その瞬間は僕も素敵なものだなって思うし、いい答えだなぁ～（笑）。
僕は、（観客として）劇場に行って、客席に座って、電気が落ちて、オーケストラのチューニングが始まって、幕が上がる“あの瞬間”の特別な高揚感にハマっています！ 非日常に足を踏み入れる“あの瞬間”を一度でも生で味わっちゃうと、なかなか抜け出せないんじゃないかな。もう本当に“沼”ですよね（笑）。

――なかなか海外ミュージカルを観に行けない状況ですが、今“どこでも観に行ける！”となったら、どの国でどの作品を観ますか？

甲斐：ウエストエンドとかブロードウェイに観に行きたいと思っていたらコロナ禍になってしまったので、そちらも行きたいのですが…、『今、観たいもの』ってなるとやっぱり大好きな韓国だなぁ。観たい作品がたくさんやってるんですよ！ 3 日あれば 5 本は観られる（笑）。その中で 1 つ挙げるなら、やっぱり『ジキル＆ハイド』。これは僕の中で外せないんです。僕が『ミュージカルをやろう！』って思ったきっかけの作品なので。5 月までロングラン公演をやっているから、なんとか行きたいんですけどねぇ。ただ、僕が本番をやっているので、そもそも行けないんですけど…（泣）。

三浦：僕はやっぱりブロードウェイに行きたいですね。僕が日本でやった作品は全部観たくて、1 つ挙げるのは難しいんですけど…。うーん…、『オペラ座の怪人』とかですね。やっぱり、まずは『これぞミュージカル！』っていうのを観ないと（笑）。

――視聴者へメッセージをお願いします！

甲斐：この番組はミュージカルを愛する方々に向けた番組となっています。ミュージカルの入り口に立って『もっとミュージカルを好きになりたい、詳しくなりたい』という人にとっては、より愛を深められる内容になっていると思いますし、めちゃくちゃ詳しい人にとってもテレビではあまり触れられないようなところまで踏み込んでいるので、きっと楽しんでいただけると思います！

三浦：番組では “王道”の話もけっこうしているので、そんなにミュージカルに詳しくない方でも楽しんでいただけると思います。また、ミュージカルを愛している男 3 人が話している番組ということで、好きな物を語る時の熱量を感じていただいて、一緒に楽しんでいただけたらと思います。僕自身も番組内で紹介される最新のミュージカル情報はすごく興味があるので、いち視聴者として配信がとても楽しみです（笑）。