坂東彦三郎、坂東巳之助、尾上右近、中村米吉、中村隼人が『歌舞伎家話』に登場 五月歌舞伎座公演『弁天娘女男白浪』のトークを配信
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歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第14回
2022年4月23日(土)20時30分より、イープラス「Streaming⁺」にて、歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第14回が配信されることが決定した。
歌舞伎座ギャラリーで開催されていたトークイベント「歌舞伎夜話(かぶきやわ)」の特別編としてスタートした、本配信。この度、2022年5月2日(月)に公演初日を迎える、歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』の第三部にて上演予定の『弁天娘女男白浪』(べんてんむすめめおのしらなみ)に出演する坂東巳之助、尾上右近、中村米吉、中村隼人、そして、坂東彦三郎の五人が『歌舞伎家話』に登場する。
坂東彦三郎
坂東巳之助
尾上右近
中村米吉
中村隼人
1862年(文久2年)に江戸市村座で初演された『弁天娘女男白浪』は、幕末から明治時代にかけて活躍し『三人吉三』、『髪結新三』、『河内山』などでも知られる歌舞伎の名作者・河竹黙阿弥の作。弁天小僧菊之助は五世尾上菊五郎の当たり役となり、以降、尾上菊五郎家・音羽屋にとって大切な作品として、今日まで160年の間、繰り返し上演されてきた歌舞伎の人気狂言。
『團菊祭五月大歌舞伎』では、「知らざぁ言って聞かせやしょう」から始まる黙阿弥らしい七五調の名台詞や弁天小僧菊之助の正体が暴かれる見せ場がつまった「浜松屋見世先の場」と、盗賊である白浪五人男が揃いの小袖を着て立ち並ぶ姿が圧巻の「稲瀬川勢揃いの場」を楽しむことができる。美しい武家の娘から振袖の下に隠した正体へと変貌を遂げる弁天小僧菊之助を演じるのは尾上右近、娘に扮した菊之助とともに浜松屋を訪れる四十八実は南郷力丸を坂東巳之助、剣の達人で寡黙ながら正義感の強い忠信利平を中村隼人、もとは武家の中小姓であり上品で女性らしい所作をみせる赤星十三郎を中村米吉、そして、五人を束ねる盗賊の首領・日本駄右衛門を坂東彦三郎が演じる。
そんな悪の華・白浪五人男が『歌舞伎家話』に勢揃いし、『團菊祭五月大歌舞伎』に先駆けた『弁天娘女男白浪』トークを展開する。ここでしか聞けない歌舞伎俳優たちの本音や舞台への意気込みなども満載な本配信を楽しみにしよう。
配信情報
■出演者:坂東彦三郎/坂東巳之助 尾上右近 中村米吉 中村隼人
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※配信開始後・終了後に購入の方も4月29日(金)23:59までアーカイブ視聴ができます。