大原櫻子、初のリクエストツアーが4/22東京公演でFINAL 5月11日シングルのラジオ初オンエアーも決定
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大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
大原櫻子が、これまでリリースした数々の楽曲からリクエストを募集し、その中より選ばれた楽曲をアコースティックアレンジで届けた、初のリクエストツアーが2022年4月22日(金)Zepp DiverCity公演をもってファイナルを迎えた。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
全国6大都市を3~4月にかけて回ったツアーは、大原とピアノにヴァイオリンのアコースティック編成で、リクエストされた曲に新たに加えられるアレンジでどう表現されるかが注目ポイントとなっていた。
ライブは厳かなムードの中、ファンにも人気の高い「Close to you」「きらきらきら」の2曲からスタート。「ライブの前Twitterを見ていたら応援している方の一人が“一番後ろの席で見えるか不安”と呟いていることを見つけたのですが、後ろ見えていますか?」とファンを気遣う最初のMCに温かさを感じる。「今回のツアーはセットリストのリクエスト(セトリクエスト)を募らせていただきましたが応募してくれた方いますか?」「今日はその中の上位の楽曲を、三人の編成ならではのアレンジで皆さんにお届けしていきたいと思います」と趣旨も説明する前半。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
続く中盤パートではライブでは久々の歌唱となった活動初期の「頑張ったっていいんじゃない」。アッパーなポップソングも今回のアレンジで聴くと新鮮な雰囲気。6曲目が終わると。「お聴きいただいた曲は「同級生」という楽曲でした。バイオリンとピアノとこの曲をやると絶対に合うだろうなと思って、お届けしました」。そして7曲目はデビュー映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の挿入歌「卒業」をギター弾き語りで披露。「セトリクエストをやっていて、ずっと応援してくれている人が沢山投票してくれているのだなと感じたりしました。次の曲、私のことを知ったきっかけになった曲でもあるのではないかと思います」との紹介で高校サッカー応援歌として知られる「瞳」へ。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
終盤あたまは、リクエスト上位の中から日替わりで曲を決めるパートで、ファイナル公演は「ALIVE」を披露。そのまま「Over The Rainbow」「踊ろう」「ポッピンラブ!」などの盛り上がるナンバーが続き、「ちっぽけな愛のうた」でぐっと聴かせる終盤の大きな盛り上がりを演出した。
「楽しんでくれていますか?今日でこの編成でのライブも終わってしまうと思うとちょっと寂しいです。あっという間でしたね。セットリストを皆さんに組んでいただいて、今までにない形でしたが、楽しんでもらえましたか? 今回、「For You~あなたが作る櫻子Live~」と名付けましたが、(コロナ渦で)リリースイベントなどができなくなって、みなさんと交流できる場所が本当に少なくなってしまって。みなさんと少しでも近い距離でコミュニケーションをとりたいなと思って、「For You」と題しました。3,4年前よりも1人1人が自分のやる仕事や、やりたいことに関して非常に責任感、覚悟を持たないと前に進めない世の中になってしまったと思います。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
そんな中、1人1人が覚悟を持って開催できたことを本当に感謝していますそして、会場に来てくださった皆さんも凄い覚悟をもってきてくださったと思います。本当にありがとうございます。最後に聞いていただく曲は「セトリクエスト」で1位になった楽曲です。今の時代、私も含めてこの歌詞を想っている人が沢山いると感じました。過去を振り返った時に悔しくなるような地団駄を今踏んでいて、でも、その地団駄を踏んだからこそ、今もっと頑張れるというようなメッセージをこの曲から感じています。」とこのツアーへ臨んだ様々な想いを伝えたMCの後、本編最後に披露されたのはアルバム「Passion」に収録の「Grape」。会場もじっくりと歌詞を聴き込む本編最後のナンバーだった。
アンコールでは、「この間、(5月11日リリースシングル「それだけでいい」 の)カップリング曲の情報が出ましたが、「笑顔の種」という曲で、「セトリクエスト」1位になった「Grape」の歌詞を担当してくださった高橋久美子さんが作詞してくださっています。久美子さんとも打ち合わせをして、歌の中で故郷を思い出してくれる曲にしたいと話をしまして。時間がかかっても「私はここで待っているよ」って言ってくれる人がいるってことを忘れないでほしいなと思って歌詞を作っていただきました。今日ワンフレーズだけ歌います。」」との紹介で「笑顔の種」を少しだけ披露。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
「(シングル)「それだけでいい」の作詞は私がです。去年、来年には世の中は元に戻っているのではないかという期待もあったのですが、まだ自由が利かない世の中で・・・最近は、世界で争いごとがあったりして、想像もしていなかったことが多いです。ニュースを見ていても悲しい気持ちになったり、ため息をつく毎日だと思います。それだけではなくて、日常、些細なことから大きなことまで、普通に暮らしていても、色々な煩わしいことがあったり、悲しいことがあったり、怒ることがあったり・・・色々なことがあって、戦っている私たちだと思います。今、本当にみんなが苦しんでいる最中だと思います。そんな時に、1人でも多くの人に穏やかな心になって、希望というものを考え直せるようになってほしいなと思って作った一曲です。笑顔になることが正解ではないし、人間色々なことがあると思いますが、時間が解決してくれることもあるし、希望の光を信じて欲しいなと思います。」と作詞へ込めた想いを伝え、ニューシングル表題曲の「それだけでいい」をじっくり歌詞が伝わる歌唱で披露しツアーはファイナルを迎えた。
大原櫻子 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
この印象に残るアンコール歌唱の「それだけでいい」は5月11日リリースだが、J-WAVE「STEP ONE」にて4月25日に初のオンエアーが決定している。
大原櫻子 Premium Concert 2022 『For You〜あなたが作る櫻子Live〜』 Photo by:YUSUKE TAKAMURA
M1 Close to you / M2 きらきらきら / M3 頑張ったっていいんじゃない / M4 遠くまで/ M5 Scope/ M6 同級生 / M7 卒業
M8 のり巻きおにぎり / M9 瞳 0:05:11 / M10 Greatest Gift / M11 ALIVE / M12 Over The Rainbow / M13 踊ろう
M14 ポッピンラブ! / M15 ちっぽけな愛のうた / M16 Grape
Encor それだけでいい
リリース情報
2022.05.11Release