阿部サダヲ、長澤まさみ出演 野田秀樹の代表作『THE BEE』 2022年6月11日(土)に放送・配信が決定
2022.4.25
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『THE BEE』 撮影:篠山紀信
恐怖に支配された人間の“業”を描く野田秀樹の代表作『THE BEE』が、2022年6月11日(土)午後9時30分に放送・配信することが決定した。
9.11同時多発テロ事件に触発された野田が英語戯曲として書き下ろした『THE BEE』。2006年、ロンドン初演で好評を博し、2007年に日本で日本語版上演されるやいなや、演劇賞を総なめにした。
これまで東京、ニューヨーク、香港、エルサレム、パリなど10カ国14都市で上演、各地で称賛され続けてきた本作は、いつの時代でも繰り返される“報復の連鎖”を、観る者の想像力を刺激しながら描き出す。幕が開いたが最後、ひたすら落ちていくだけのジェットコースターにでも乗っているかのような物語だ。
『THE BEE』 撮影:篠山紀信
『THE BEE』 撮影:篠山紀信
今回キャストを一新し、日本では9年ぶりの上演。これまで野田が演じてきた井戸役を阿部サダヲ、NODA・MAP初登場の⻑澤まさみ、独特の存在感を放つ河内大和、瞬時に4役を切り替える実力派・川平慈英というキャストが集結し、新たな舞台作品に生まれ変わった。これまで『THE BEE』全公演に出演してきた野田は、今回NODA・MAP作品としては初めて演出のみに専念。演出家としての集大成として、本作を捉えている。
(上段左から)阿部サダヲ、長澤まさみ(下段左から)河内大和、川平慈英
いま、この世界で起こっていることとリンクせずにはいられない緊張と興奮が詰まった新生『THE BEE』に注目だ。
<ストーリー>
家路を急ぐ平凡なサラリーマンの井戸が自宅の前で遭遇したのは警察とマスコミの喧騒だった。脱獄囚の小古呂(おごろ)が井戸の妻子を人質に取り、井戸の家に立てこもっていたのだ。井戸は妻子を救出しようと、どこか頼りない警察とともに行動を起こすが、事態は思わぬ展開へ……。
家路を急ぐ平凡なサラリーマンの井戸が自宅の前で遭遇したのは警察とマスコミの喧騒だった。脱獄囚の小古呂(おごろ)が井戸の妻子を人質に取り、井戸の家に立てこもっていたのだ。井戸は妻子を救出しようと、どこか頼りない警察とともに行動を起こすが、事態は思わぬ展開へ……。
放送情報
NODA・MAP番外公演『THE BEE』
放送日:2022年6月11日(土)午後9時30分
[WOWOWライブ] [WOWOWオンデマンド]
収録日:2021年11月24日(水)
収録場所:東京芸術劇場シアターイースト
スタッフ・キャスト/
演出:野田秀樹
原作:筒井康隆~「毟りあい」(新潮社)より~
英語脚本:野田秀樹&コリン・ティーバン
日本語脚本:野田秀樹
出演:阿部サダヲ 長澤まさみ 河内大和 川平慈英
演出:野田秀樹
原作:筒井康隆~「毟りあい」(新潮社)より~
英語脚本:野田秀樹&コリン・ティーバン
日本語脚本:野田秀樹
出演:阿部サダヲ 長澤まさみ 河内大和 川平慈英