村井邦彦、作曲活動55周年記念コンサート『モンパルナス 1934』KUNI MURAI開催が決定 海宝直人、真彩希帆、田村麻子らが出演

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2022.4.30
『モンパルナス 1934』 KUNI MURAI

『モンパルナス 1934』 KUNI MURAI

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日本の音楽界において数々の功績を残してきた音楽家・村井邦彦が、作曲活動55周年記念コンサート『モンパルナス 1934』KUNI MURAIを、2022年7月3日(日)東京芸術劇場コンサートホールにて開催する。

「翼をください」「虹と雪のバラード」など国民に愛され続ける多くの楽曲を産み出してきただけでなく、荒井由実(現・松任谷由実)、赤い鳥、YMO、ハイ・ファイ・セット、ガロなど錚々たるアーティストを世に送り出したアルファレコードの設立者、プロデューサーとして音楽業界発展への貢献は語りきれない。

村井邦彦

村井邦彦

現在はロサンゼルスを本拠に作曲活動を続け30年となり、日本での活動を併せると55年を迎える2022年。記念コンサートでは、演奏にオーケストラ・アンサンブル金沢を迎え、現在制作中の作品『モンパルナス1934』テーマの世界初演をはじめ、山上路夫とのコンビによる未発表の日本歌曲など最新楽曲を中心にオーケストラアレンジで上演する予定だ。

シンガーにはミュージカル界の若手俳優として大きな期待と注目を集める海宝直人真彩希帆の二人が、そしてニューヨークから「輝く宝石の声」と評されるソプラノ歌手の田村麻子が来日してコンサートに花を添える。

本人演奏による「翼をください」をはじめ、最新楽曲の世界初演まで、至高のオーケストラサウンドで村井邦彦の音楽世界を堪能したい。

公演情報

村井邦彦 作曲活動55周年記念コンサート
『モンパルナス1934』KUNI MURAI
 
2022年7月3日(日)開場16:00 開演17:00
東京芸術劇場コンサートホール
 
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:森亮平
出演:村井邦彦 海宝直人 真彩希帆 田村麻子
 
:12,000円(全席指定・4歳以上入場可)5月7日(土)10:00より一般発売
 
企画:オフィスストンプ制作協力:アースワークエンタテインメント
主催:読売新聞社オフィスストンプ
お問合せ:キョードー東京0570-550-799
 
村井邦彦(むらい くにひこ)
1945年東京生まれ。ロサンゼルス在住の作曲家。現在までに300曲以上の歌、30本におよぶ映画音楽を手がけ、世界的に活躍している。戦後日本の成長期、慶應大学在学中より本格的に作曲を始め、1967年に作曲家としてデビュー。その後半世紀に渡り、数々のヒット曲を世に送り出してきた。代表曲「翼をください」は学校の教科書にも取り上げられ、現在も多くの人々に愛唱され、世界で数多くのアーティストにカバーされている。また「虹と雪のバラード」は1972年札幌オリンピックのテーマソングとして大きな話題を呼んだ。映画では、故・伊丹十三監督の「タンポポ」の音楽が深く印象を残した。1969年に音楽出版社アルファミュージックを設立、77年にはアルファレコードを創業し、荒井由実(現・松任谷由美)や、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)などをプロデュースしてきた。 ジャズとクラシック音楽をベースに、中学の頃よりビッグバンドに憧れ、大学ではピアノやサックスを演奏することで音楽を学んだ。大学時代にレコードショップを経営した経験も持つ。学生時代の様々な体験を携えてパリに渡り、滞在先の友人から音楽出版の代理店の立ち上げを勧められる。これがきっかけとなり日本の音楽業界で著作権の仕事を始めたことで、欧米、アジア圏のミュージシャンたちとの交流を深めていった。そのような活動の中、A&Mと双務契約を結び、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を国際的な成功へと導いた。2017年12月には作曲活動50周年を記念するコンサートが東京で行われ、演奏曲目にはかつての名曲が並び、グラミー賞6回受賞を誇るホルヘ・カランドレリ、クリスチャン・ジャコブ、ティアニー・サットン・バンドと共に新旧の楽曲を次々と披露していった。 現在もアメリカと日本を往復しながら活動を続け、アーティストへの楽曲提供、ステージや映画音楽の作曲を手がけている。近作では、東京で人気を博したミュージカル「カリオストロ伯爵夫人」の書き下ろしなどがあり、2019年にはロサンゼルスのドーモ・レコーズ(DOMO Records)より代表的なアルバムの中から「リコレクション」、「Beneath An Autumn Moon」、「マルセルズ・ドリーム」、「カリオストロ伯爵夫人」の4作をリリース。

公式サイト:https://ja.kunimurai.com

 
海宝直人 (かいほう なおと)
7歳の時、劇団四季「美女と野獣」チップ役で舞台デビュー。その後「ライオンキング」初代ヤングシンバ役に抜擢される。近年はミュージカル「イリュージョニスト」アイゼンハイム役、「ノートルダムの鐘」カジモド役、「レ・ミゼラブル」マリウス役、「アラジン」アラジン役などに出演。2018年にはロンドン・ピーコックシアターで開幕した「TRIOPERAS」のメインキャストとしてウェストエンド舞台デビューを果たすなど活動の場を海外に広げている。シンガーとしては「I wish. I want.」(Walt Disney Records)でメジャーデビュー。また、ロックバンド「シアノタイプ」のヴォーカリストとしても活動中。

公式サイト:kaihonaoto.com

 
真彩希帆 (まあや きほ)
埼玉県蕨市出身。2012年に宝塚歌劇団に入団。以降、往年の名作からオリジナル作品、コメディまで幅広く役をこなす。2021年4月をもって歌劇団を退団後は、舞台「ドン・ジュアン」「笑う男」ヒロインを務める。舞台の他、旅番組レポーターやラジオドラマにエッセイ執筆、番組MC、ディナーショー、ビルボード他LIVE公演、企画コンサートゲスト出演など、活動は多岐に渡る。今夏には滝沢秀明演出、松竹オリジナルミュージカル「流星の音色」秋からは東宝「天使にラブ・ソングを~シスターアクト~」への出演を控える。

公式サイト:maayakiho.com
 
田村麻子(たむら あさこ)
国立音楽大学声楽科、東京藝術大学大学院、マネス音楽院(米)修了。国内外の様々なコンクールにて上位入賞。日韓共催ワールドカップの前夜祭3大テナーコンサートに故パヴァロッティ等と共演。リンカーンセンター(NY)でのデビュー公演は、ニューヨークタイムズ紙に「輝くソプラノ」と高い評価を受けた。これ迄メトロポリタン歌劇場管弦楽、BBC交響楽団、ローマ祝祭管弦楽、シカゴフィル等多くのオーケストラと共演の他、英国ロイヤルアルバートホール(蝶々夫人)、伊国立カリアリ歌劇場(ルチア)、ハンガリー国立歌劇場(椿姫)他など、欧米各地の歌劇場で主役を務める。日本でも主要オーケストラと共演や各種コンサート、全国ツアーなど活躍の場を拡げている。現在、母校ニューヨーク・マネス音楽院にて教鞭をとる傍ら、独自の社会貢献活動や、各地でマスタークラスなども精力的に行っている。

公式サイト:asakotamura.com
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