山下達郎、ニューアルバムより「LOVE’S ON FIRE」ミュージックビデオ公開 監督は児玉裕一
-
ポスト -
シェア - 送る
シンガー・ソングライター山下達郎のニューアルバム『SOFTLY』が本日・6月22日(水)に発売となった。
2011年に発売された『Ray Of Hope』以来、11年ぶり、通算14枚目のオリジナル・アルバムとなる。アルバムのタイトルにはこの動乱の時代を音楽で優しく・柔らかく包み込みたい、との山下の切なる思いが込められている。そのアルバムに収録されている新曲「LOVE’S ON FIRE」のミュージック・ビデオが完成、公開となった。
「LOVE‘S ON FIRE」は山下がアルバムのために書きおろした新曲で時代感を捉えたエレクトロな曲調に山下ならではの絶妙なポップセンスが融合したアルバムからのリード楽曲。女性に振り回される男性の狂おしい愛を描いた情熱的なナンバーだ。
ミュージック・ビデオの映像監督は、CMやMV、ライブの企画・演出をはじめとした様々なクリエイティブを展開している 映像ディレクター、児玉裕一が務めた。児玉氏は東京事変や椎名林檎、米津玄師、藤井風などの著名アーティストのミュージック・ビデオを手掛けてきたことで知られるが、山下の作品を手掛けるのは今回が初めて。
ミュージックビデオのテーマは“This is a story of Boy meets Girl”。2021年度 第64回ブルーリボン賞新人賞や第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞などを受賞し、一躍、注目若手女優として注目を集める、女優の河合優実。そして、数々のCMやLIVEで活躍する、ダンサー・振り付け師のENDoをメインキャストに迎え、総勢70名のキャストとともにダンスシーンを撮影。煌びやかな空間を演出するべく都内のクラブを貸し切り、多くの電飾を美術で施し、楽曲の世界観にマッチしたクラブを創り出した。
小学校から始めたという、ENDoの圧倒的技量とキレキレのダンス、そして、妖艶さとキュートさを兼ね備えた河合優実のダンスのしなやかさに導かれ、「LOVE’S ON FIRE」が鳴り響くクラブでの撮影は、図らずも撮影スタッフも巻き込んだダンス・フロアと化し、終始熱気溢れるハッピーな撮影現場となった。
アルバム『SOFTLY』は既存曲には全てニュー・ミックスが施され、格段に音質がUPしていることにも注目。CDに加え、レコード、カセットテープなど合計4形態で発売されているが、その開封動画が公開された。通常盤とプレミアCD付き&三方背BOX仕様の初回盤に加え、180gの重量盤となるアナログ・レコード、そして貴重なカセットテープの仕様が公開されている。
児玉裕一 コメント
浴びるほどのボリュームで音楽を聴くことができず、踊り方も忘れてしまったように思える今だからこそ、この曲を肌で感じ勝手に体が動き出す感覚と、湧き上がるトキメキを映像化したい!と思いました。純粋に「音楽って楽しい!」というあれやこれが、この曲に凝縮されています。理屈は分かりません。魔法?そしていよいよこの曲がライブハウスやクラブのスピーカーから爆音で流れ始めるんだなと思うとワクワクします。ぜひ大きな音でお楽しみくださいませ。
「LOVE’S ON FIRE」ミュージックビデオ