綾瀬はるか、鈴木亮平らが登場! 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』開幕に「テーマパークに来たようなワクワク感」
-
ポスト -
シェア - 送る
ハリー・ポッターを意識したという衣装で登場した綾瀬はるか(撮影=阿部高之)
俳優の藤原竜也、石丸幹二、向井理がトリプルキャストでハリー・ポッター役を務める舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が2022年7月8日(金)、東京・赤坂ACTシアターで幕開けした。舞台は無期限ロングラン(現在2023年5月末まで発売中)となっており、本公演初日に同役を務めたのは藤原。石丸は8月12日(金)12:15の回に、向井は8月15日(月)12:15の回にそれぞれ初日を迎える。
開幕公演前にレッドカーペットセレモニーが開催され、ハリー・ポッター役の石丸幹二、 向井理に続き、綾瀬はるか、鈴木亮平、井上尚弥(WBA、WBC、IBF世界バンタム級統一王者)、市村正親、鹿賀丈史らが登場。終演後コメントに応じた。
左から石丸幹二、向井理(撮影=阿部高之)
藤原の舞台を観劇した綾瀬は「世界にグッと引き込まれました。あれはどうやって浮かんでいるんだろう。どういう仕組みなんだろう?」と驚かされたよう。同じく初日を訪れた鈴木亮平も「何がどうなって……浮いていたり。火もあったし。途中から(演出の)種を解き明かすのを諦めました」と興奮していた。
鈴木亮平(撮影=阿部高之)
左から、市村正親、鹿賀丈史(撮影=阿部高之)
同舞台は、ハリー・ポッターシリーズの原作者であるJ.K.ローリングが、「家族、愛、喪失」をテーマに、小説の最終巻の19年後を、演出家・脚本家と共に舞台の原案を練り上げたもの。2016年に英国・ロンドンで世界初演して以降、アメリカ・ニューヨークなどで公演し大ヒットに。日本での公演はアジアでは初めて。世界では7都市目の上演になる。
物語はハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーが魔法界を救ってから19年後の世界。かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件が相次ぎ、人々を不安にさせていた。魔法省で働くハリーは、いまや3人の子の父親。今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。そんな中、魔法学校の入学式に向かうアルバスは列車の中で、一人の少年と出会う。偶然出会った少年は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子スコーピウスだった。2人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく――。
ハリー・ポッター役を務める(左から)藤原、石丸、向井
第1・2幕合わせ約3時間40分(休憩含む)ほどの舞台では、観客自身が「ハリー・ポッター」の物語の世界に入り込み、目の前で魔法を“体感”できることが魅力。初日に訪れた著名人たちは「これまでないほどに感動した」と絶賛している。コメント詳細は以下の通り。
■綾瀬はるか
ハリー・ポッターを意識したという衣装で登場した綾瀬はるか(撮影=阿部高之)
映画で観ていた世界に引き込まれました。魔法の世界でしたね。どうやって浮かんでいるのかなと、ビックリすることがたくさんありました。親子の話にグッと来たり、笑ったり。テーマパークに来たようなワクワク感がありました。この夏、感情を揺さぶられに、ぜひ会場に足を運んで欲しいと思います。
■鈴木亮平
鈴木亮平(撮影=阿部高之)
すごかったですね。全く…。魔法でしたね。何がどうなって…、浮いていたり。火もありましたし、ビックリしました。途中からどうやってやっているのか(演出の)種を解き明かすのを諦めました。すみません。興奮しています。ビックリしたり、感動したり、涙したり。感情が忙しい舞台でした。どの世代でも感動できると思います。
■市村正親
市村正親(撮影=阿部高之)
舞台は映画と違って、生の感動がありました。仕掛けについては、あそこまでビュンビュンやるとは思いませんでした。一緒に観ていた長男は「これまで観た舞台の中で1番良い」と言っていました。僕も好きなミュージカルなどたくさんありますが、この作品が1番になりました。親と子の話なので、観ながら父親としてまだ学ばなくてはいけないことがあると感じました。(観劇後は)息子と「今日は何だか良い1日になりそうだ」と一緒に同じセリフを言っていました。スケールが大きくて、いっぱい宝物が詰まっている良い作品です。
■鹿賀丈史
鹿賀丈史(撮影=阿部高之)
素晴らしい舞台でした。キャスト、スタッフが一体化していて、繊細でかつ大胆で、素晴らしいストレートプレイでした。大人になったハリー・ポッターの世界がうまく描かれていて非常に面白かったです。
■香川照之
香川照之(撮影=阿部高之)
下情報がないまま観たのですが、ものすごく感動できました。この世界がハリー・ポッターなんだと。号泣に近い状態で観ました。0から観る者にとっても得るものが多くて。仕掛けや技術などについて後から藤原くんと話す機会があったら「どうだったの?」と聞いてみたいです。これから映画を観てピースを繋いでいきたいですね。
■井上尚弥選手(WBA、WBC、IBF世界バンタム級統一王者)
井上尚弥選手(撮影=阿部高之)
僕自身、舞台というものを観たのは今日初めて。演出などに終始圧倒されました。小学生の時から観ていたハリー・ポッター。魔法の演出も多くて引き込まれました。初見の方もそのストーリー性や、舞台の迫力を楽しむことが出来ると思います。
■立川志らく
立川志らく(撮影=阿部高之)
私は落語会では、「着物を着たハリー・ポッター」と呼ばれていますが、映画をあまり観ておらず、(話の)筋を知らなくて。人間関係とか分かるかなと不安でした。でも親子の人情話としてもウルッと来ましたし、物語としてよくできていて面白かった。どう目を凝らしても仕掛けが分からなくて。すごい体験ができます。ぜひご覧になってください。
■和田アキ子
和田アキ子(撮影=阿部高之)
長い芸能生活の中で色々な映画やお芝居を観ましたけれど、この舞台のスケールは日本ではなかったでしょうね。ああいう風に魔法が使えたらいいですよね。私は悪いように使ってしまいますけれど。ハリー・ポッターを知っている人は、ライブで観る楽しみが。知らない人でも度肝を抜かれる場面がたくさんあると思う。日本もこういう時代になったんだと感激しました。ぜひ1度見て欲しい。
なお、同公演は6月中旬よりプレビュー公演が行われており、プレビュー中に観客として訪れた北大路欣也、そして本作でルード・バグマンの声も務める吉田鋼太郎からは以下のコメントが寄せられている。
北大路欣也 コメント
幕が開いてすぐに別世界に引き込まれました。
装置も照明も演出も、 裏方のスタッフさんも、 そして役者のみなさんも、 全員で作り上げている魔法の世界を心ゆくまで楽しませていただきました。 今この舞台を見ないと絶対に損すると思います。
吉田鋼太郎 コメント
63歳のわたしが、 少年に戻った気持ちで見ることができました。 大掛かりな仕掛けやアクション。 そのテンションに演技がついてこないと安っぽく見えてしまうのですが、 この舞台は役者の芝居もすばらしい。 3時間半驚きの連続で、 口が開きっぱなしでした。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、現在2023年5月公演まで発売中。なお、ハリー・ポッター役 藤原竜也の出演は2022年9月末まで。
取材・文=翡翠
公演情報
[日程]2022年7月8日(金)~2023年5月31日(水)
※2023年1月~5月公演は、 先行発売7月8日(金)/一般発売7月30日(土)
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間40分(予定) ※休憩あり
【主催】TBS ホリプロ The Ambassador Theatre Group
【特別協賛】Sky株式会社
With thanks to TOHO
In association with John Gore Organization
[キャスト]
ハリー・ポッター 藤原竜也/石丸幹二/向井 理
ハーマイオニー・グレンジャー 中別府 葵/早霧せいな
ロン・ウィーズリー エハラマサヒロ/竪山隼太
ドラコ・マルフォイ 松田慎也/宮尾俊太郎
ジニー・ポッター 馬渕英里何/白羽ゆり
アルバス・ポッター 藤田 悠/福山康平
スコーピウス・マルフォイ 門田宗大/斉藤莉生
嘆きのマートル 美山加恋
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー 橋本菜摘
デルフィー 宝意紗友莉/岩田華怜
組分け帽子 木場允視
エイモス・ディゴリー 福井貴一
マクゴナガル校長 榊原郁恵/高橋ひとみ
安藤美桜 安楽信顕 千葉一磨 半澤友美 川辺邦弘 小松季輝 前東美菜子 みさほ 扇 けい
尾尻征大 岡部雄馬 織詠 大竹 尚 大内慶子 佐竹桃華 佐藤雄大 篠原正志 鈴木翔吾
田口 遼 田中彩乃 手打隆盛 上野聖太 渡邉聖斗 薬丸夏子 横山千穂
ルード・バグマンの声 吉田鋼太郎
※名前の表記はアルファベット順
※ハリー・ポッター役の藤原竜也は、 2022年9月末までの出演です。
https://www.harrypotter-stage.jp
■公式SNS
[Twitter]@hpstagetokyo( https://twitter.com/hpstagetokyo )
[Instagram]hpstagetokyo( https://www.instagram.com/hpstagetokyo/ )
[Facebook] https://www.facebook.com/hpstagetokyo
[YouTube] https://youtu.be/9i2PRUPvmzE