草彅剛が感動のあまり声を震わせた“幻のラジオドラマ”とは 映画『サバカン SABAKAN』380秒(サバ)のロングバージョン予告を解禁
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(C)2022 SABAKAN Film Partners
8月19日(金)公開の映画『サバカン SABAKAN』から、380秒バージョンのロング予告編が解禁された。
『サバカン SABAKAN』は、稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾らが所属する芸能事務所CULENが、『ミッドナイトスワン』『クソ野郎と美しき世界』などに続いて製作する映画。1986年の長崎を主な舞台に、“イルカを見るため”にひと夏の冒険にでたふたりの少年の友情やそれぞれの家族との愛情を描いた作品だ。
夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。ある日、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる。そんな中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう。
本作では子役の番家一路を主演に、同じく子役の原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草彅剛が共演。さらに、岩松了、村川絵梨、福地桃子、ゴリけん、八村倫太郎(WATWING)、茅島みずき、篠原篤、泉澤祐希らがキャストに名を連ねている。本作で初めてメガホンをとったのは、TBSドラマ『半沢直樹』、湊かなえ原作ドラマ『境遇』、齊藤工監督の映画『半分ノ世界』、江口カン監督の『ガチ★星』などで脚本を担当してきた金沢知樹氏。また、金沢監督は、萩森淳氏とともに共同でオリジナル脚本を手がけている。
解禁された予告編は、本作のタイトルにちなんだ、380(サバ)秒のロングバージョン。5年前に収録をしたもののお披露目に至らなかったという、「幻のラジオドラマ」音声を使用し(一部再録)、構成されたものだ。このラジオドラマは、草彅剛が感動のあまり声を震わせたというものだ。映像は、草彅のナレーションとともに、小説家の主人公、久田(草彅)がサバの缶詰を見つめ、ある忘れられない少年時代の思い出を小説に書いていくところからスタート。1986年、夫婦喧嘩は多いが愛情深い父(竹原)と母(尾野)と弟(番家天嵩)と暮らす少年時代の久田(番家一路)は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。彼のクラスには貧しいためノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている変わった少年、竹本(原田)がいた。ひょんなことから竹本の家を見に行くことになった同級たちは、たどり着いた家を見て愕然とする。まるで廃墟のようなボロボロの家を指さしながら大笑いする同級生たちを横目に、久田は竹本の悔しそうな顔を見て、どこかさみしい気持ちになっていた。
(C)2022 SABAKAN Film Partners
それから少したった夏休みのある日。遊ぶ約束をしていないのに突然家を訪ねてきたのは、なんと竹本。驚く久田を、竹本は近所の神社に誘います。そこで竹本の口から聞かされたのは、山を越えた海沿いの町にある“ブーメラン島”にイルカが来たという、少年の心をわしづかみにする素敵な話だった。「一緒にイルカを見に行こう」と誘われた久田は、不安と期待に胸を膨らませながら竹本と二人でイルカを探す旅に出ることを決意。こうして小さな冒険がスタートするも、海を必死に泳いだり、ヤンキーに絡まれたりと、波乱の冒険が繰り広げられる。なお、予告編には劇判を務める大島ミチル氏の音楽もふんだんに使われている。
『サバカン SABAKAN』は2022年8月19日(金)全国ロードショー。