大倉孝二とブルー&スカイのユニット「ジョンソン&ジャクソン」4年ぶりの公演決定 ノゾエ征爾、佐藤真弓、渡辺真起子が出演
-
ポスト -
シェア - 送る
(上段左から)大倉孝二、ブルー&スカイ(下段左から)ノゾエ征爾、佐藤真弓、渡辺真起子
俳優の大倉孝二、脚本家・演出家ブルー&スカイが共同主宰し、2014年旗揚げしたユニット「ジョンソン&ジャクソン」が、待望の新作『どうやらビターソウル』を上演することが決定した。
2020年『ジョンソン&ジャクソンの梅まつり in ユーロライブ』が、新型コロナウイルス感染症の影響によって中止になって以降、満を持しての4年ぶりの上演であり、ジョンソン&ジャクソン初の下北沢 ザ・スズナリへの進出、2度目の大阪公演も予定している。
今回の上演では、主宰の2名の他、『夜にて』に続き2度目のジョンソン&ジャクソン参加となる佐藤真弓に加え、「劇団はえぎわ」の主宰であり脚本家・演出家・俳優のノゾエ征爾、映像での活躍はもとより錚々たる演出家の舞台作品に多数出演し注目を集める渡辺真起子の参加が決定した。
「くだらない、何の役にもたたない芝居作りを澄み切った思いで目指す」と標榜し、2014年『窓に映るエレジー』を皮切りに、2016年『夜にて』、2018年『ニューレッスン』と、大倉とブルー&スカイの脚本・演出・出演の共同作業でコンスタントに上演。
公演ごとに2人に馴染み深い多彩な出演者を迎え、ジョンソン&ジャクソンにしか表現できない、何とも味わい深い“くだらなさ”を追求した作品を創作してきた。本公演でも“くだらなさ“がどんな進化をするのか、行き先不明の航海に期待したい。
そして今回も、大倉が宣伝ビジュアルのイラストを手掛けている。
『どうやらビターソウル』チラシビジュアル
キューブのメルマガ会員「cubit club plus」にて、東京・大阪公演の
<ジョンソン&ジャクソン 大倉孝二 コメント>
ジョンソン&ジャクソン「どうやらビターソウル」やらせていただくことになりました。2年前の前回公演「梅まつり」が新型コロナの影響により中止となったので、4年振りの公演となります。未だコロナ禍にあり、上演の可不可も含め笑えない状況は続きますが、"いつまでやってんだ" "観る方の身にもなってくれ"、実際には言われない程度に、そんなものを作れればと思います、今回も。
<ジョンソン&ジャクソン ブルー&スカイ コメント>
躍起になれる何かしらもここしばらくなく、どんどん全身全霊が醜さと異臭を増しているように思われる昨今の自分ですが、そんな折に久しぶりのジョンソン&ジャクソン公演です。待望の、躍起になれる何かしら!今こそ‘’役にたたない演劇‘’の力で少しはマシなみてくれになりたいです。あとミントっぽい香りも漂わせられればと。今回「どうやらビターソウル」に出演してくださる皆さんへの感謝とときめきとともに、意味をやっつける作業、楽しみたいです。
<ノゾエ征爾 コメント>
なぜ私が呼んでいただけたのか。とても大きなハテナを抱えているのでありますが、先日近所のスーパーから出てくると、道行く大倉さんとバッタリ。「今ちょうどブルーさんと打ち合わせしてたんだけど何も浮かびませんでしたっ」とだけ言って去りゆかれました。その時に、2秒ほど大倉さんの視線が私の額に止まっていた。ハテナが2つに増えたところで、これはきっと楽しいことになると、ハテナが飽和しきった先の景色はさぞ絶景。
<佐藤真弓 コメント>
ナンセンス王子様おふたりの国に再びお邪魔することになりました! やったー!ニヤニヤが止まりません。渡辺さん、ノゾエさんも加わり想像の斜め上をいく世界が繰り広げられるのでしょうね。脳みその柔軟体操入念に、ひとまずカレーでスパイスを注入して備えます!
<渡辺真起子 コメント>
何がどうなって、何処へどのように立ち向かって行くのか、まるでわからない。これは大冒険になるんだろうなと、ワクワクしながら、ビクビクしています。お声をかけて頂き、誠に光栄です。なので参加させて頂きます。って答えたら、本当ですか?って、あれ?私、ついていってもいいんでしょうかー! では、皆様、どうぞ宜しくおたのもうします。
公演情報
2022年11月9日(水)〜11月20日(日)
下北沢ザ・スズナリ
11月25日(金)〜11月27日(日)
ABCホール