ジェームズ・ガン&スコット・デリクソンも賞賛 製作費97億円のインド・アクション映画『RRR』日本公開が決定
映画『RRR』が10月21日(金)より日本で劇場公開されることが決定した。
『RRR』は、『バーフバリ』シリーズなどで知られるS.S.ラージャマウリ監督の新作。本国インドで公開されると、本年度(2022年)のインド国内興行収入No.1の座を獲得した作品だ。世界でもオープニング興収(2022年3月25日から27日まで)5,400万ドル(日本円で約74億円※1ドル=135円換算)を記録している。また、インド国内の初日興収は約16億ルピー(日本円で約28億円※1ドル=135円換算)。この成績は『バーフバリ 伝説誕生』、『バーフバリ 王の凱旋』を超えて同国の初日興収歴代第1位だという。また、ハリウッド批評家協会賞ではインド映画初となる最優秀作品賞にノミネートされたほか、米映画批評サイトのロッテン・トマトでは観客評価であるオーディエンススコアで94%フレッシュ(2022年7月20日時点)を記録。また、7月17日には、配信で作品を鑑賞したジェームズ・ガン監督(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など)が「Totally dug it.」、スコット・デリクソン監督(『ドクター・ストレンジ』など)が「what an awesomely outrageous roller coaster of a movie. Loved it.」と、Twitterで賛辞を贈っている。
タイトルの『RRR』は、Rise(蜂起) Roar(咆哮) Revolt(反乱)の頭文字に由来。インド映画史上最高制作費となる7,200万ドル(97億円※1ドル=135円換算)をかけて描かれる本作は、1920年の英国植民地時代のインドが舞台。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)、敵対するふたりの友情と壮絶な戦いが描かれる。
日本での公開決定を受け、ラージャマウリ監督は「『RRR』が日本で公開されることが本当に嬉しいです!『バーフバリ』は日本の皆さんから圧倒的な愛情、称賛、支持を頂きました。また『マガディーラ』や『マッキー』も深い愛のお陰で良い成績を収めることができました。他の国と同様に、日本でも皆さんに『RRR』を愛して頂けるよう祈っています。10月にお会いできるのを楽しみにしています」とコメントしている。
『RRR』は10月21日(金)全国公開。