古谷大和・石渡真修W主演 舞台『BOYSDOLLHOUSE~はい!よろこんで!~』上演決定
舞台『BOYS DOLL HOUSE~はい!よろこんで!~』 (C)ポニーキャニオン/ジ・ズー/アイエス・フィールド
2022年10月7日(金)~10日(月/祝)新宿村LIVEにて舞台『BOYS DOLL HOUSE~はい!よろこんで!~』の上演が決定した。
本作は、俳優、演出家でもある和久井大城の渾身のオリジナル作品で、主演キャストに向けての当て書きでもある。
自由に自分の人生を選択出来る昨今において、本作は自分の生き方を選ぶ事の出来ない人形をモチーフに、愛する人との別れや他人に翻弄される人生を、ユーモアたっぷりに描く。
他人より自分の事を考えて行動する現代社会に対して、「自由」とは「責任」と同義語であり、「幸せ」とは「利他」であることを、笑いと涙を持って主張し、昭和的世界感を若い感覚で、味わい深く且つセンセーショナルに、温かくスピード感の有る作品となっている。
出演者は、古谷大和(代表作:MANKAI STAGE『A3!』)、石渡真修(代表作:2.5次元ダンスライブ 「ALIVESTAGE」)の他、淺川眞來(代表作:劇団papercraft第6回公演「Momotaro」)、大見拓土(代表作:舞台「刀剣乱舞」綺伝 いくさ世の徒花)、加藤慶秋(代表作:「ニンジャバットマン ザ・ショー」)、河合健太郎(代表作:アニメ・舞台「アイドルランドプリパラ」シリーズ 大江戸シンヤ役)、瀬戸啓太(代表作:2.5次元ダンスライブ「S.Q.S(スケアステージ)」シリーズ 奥井翼役)、立道梨緒奈(代表作:「Paradox Live on Stage」)、吉田知央(代表作:舞台「処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな」)、和久井大城(代表作:ミュージカル『刀剣乱舞』 ~江水散花雪~)(50音順)
さらに作品に花を添える日替わりゲストには、五十嵐雅(代表作:『A3!』シトロン役)、杉江大志(代表作:本能バースト演劇「sweet pool」)、山本裕典(代表作:舞台『鱈々(だらだら)』)、横田龍儀(代表作:MANKAI MOVIE「A3!」 佐久間咲也 役)(50音順)が決定している。
和久井を中心に作り上げる本作のテーマや世界感に共感し、積極的に参戦を表明した。この未曾有のコロナ禍では、価値観が多様化、他人との距離感やコミュニケーション方法が変わり、利己主義が正義で有るかのような主張が増え、優しい心を持つ人ほど心を痛めてしまう。現代人の本当の幸せとは何か?を問い、伝える為に集まってくれた有志達である。
現在、本作のテーマを一緒に発信する意欲の有る俳優たちのオーディションも開催している。(発表は8月下旬予定)
<登場人物>
■支配人/古谷大和
古谷大和
⼈形屋の⽀配⼈。ご主⼈様のレセプションやニーズに合わせた⼈形を提案。
■ケン/石渡真修
石渡真修
店で売れ残っている男の⼈形。次々と売れていく⼈形を⾒て、焦りや嫉妬を覚えながらも「明⽇こそ売れてやる」と躍起になっている。
■アオイ/大見拓土
大見拓土
ケンと共に⻑い間売れ残っている人形。腕も細く明らかに華奢な体格で、ジェンダーレスな⼈形。⼼優しく⾃分の事よりも他の⼈形が売れるように応援している。
■リオン/瀬戸啓太
瀬戸啓太
今までの⼈形とは⼀線を引くような最新の⼈形。新しくショーケースに並べられ、他の人形とのクオリティの違いを見せつける。
■カナタ/吉田知央
吉田知央
店の中でも特に人気がある人形。繊細な性格で⼝数が少なく、小説好きでありミステリアスな雰囲気で達観している。
■椿/立道梨緒奈
立道梨緒奈
女性客。海外のピアノコンクールで賞を受賞した事もあるピアニスト。自分の夢を叶えるため、人形を探しにやってくる。
■拓郎/河合健太郎
河合健太郎
店の常連でありカナタの⼤ファン。同性愛者であり、人間の男性と付き合うよりも、人形に想いを寄せるようになる。
■助手/淺川眞來
淺川眞來
⼈形師のもとで⼈形を作る修⾏をしている。まだ⼀⼈前にはなれず、⼈形師のお⼿伝いや⼈形のケアなどを担当している。
■太郎/和久井大城・加藤慶秋(ダブルキャスト)
和久井大城
加藤慶秋
⽀配⼈には秘密で作っている試作品。⼈形師助⼿が作りたかったのは「ただ⼈を楽しませるための⼈形」であり、いつかショーケースに並べたいと思っている。
■ドール・カルヴァロ/五十嵐雅 杉江大志 山本裕典 横田龍儀
五十嵐雅
杉江大志
山本裕典
横田流儀
男⼥問わず10万⼈のご主⼈様に仕えてきた伝説のドール。現在は引退し世界各国の⼈形屋を訪れ、⾃らの体験を踏まえたドールとしての在り⽅、ご主⼈様への尽くし⽅を、現役ドールたちに教えている講師。
とある人形屋がオープンした。ショーケースには世界各国、様々な種類の人形が並べられている。
人形たちの目的はただ一つ。"売れる"こと。
どこまでも自由になりたい。お金持ちと裕福な暮らしがしたい。貧しくとも大切に扱われたい。
自分の持ち味を武器に、人間にアピールする。
売れた者にだけ見える景色、それはどんな景色なのだろうか。
今日も様々な事情を抱えたご主人様が来店する。
そして今日も選別されていく。
売れる者と売れない者。
選ぶ者と選ばれる者。
人間と人形。
"価値"とは、誰が決めるのだろうか?
"自由"とは、どこにあるのだろうか?