2022年8月末に閉館となるお台場『チームラボボーダレス』新たな移転先を発表　2023年に虎ノ門・麻布台プロジェクトへ

東京・お台場の『森ビル デジタルアート ミュージアム：チームラボボーダレス』（以下、チームラボボーダレス）が、2022年8月31日に閉館する。このたび、2023年に竣工・開業予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に移転オープンすることが発表された。

『チームラボボーダレス』は、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として、2018年6月に東京・お台場にオープン。初年度の年間来館者数は、単独のアーティストのミュージアムとして世界最多規模となる約230万人を記録し、世界160以上の国と地域から多くの人が来館。2019年の来館者数においては、単一アート・グループとして、世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定されたほか、米国のニュース雑誌・TIME誌の「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版（World's Greatest Places 2019）」に選出、第25回ティア・アワード（Thea Awards）にて「優秀功績賞（Thea Awards for Outstanding Achievement）」を受賞するなど、国内外において権威ある賞を多数受賞している。

『チームラボボーダレス』の新たな移転先は、“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -”がコンセプトとなる「虎ノ門・麻布台プロジェクト」。広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設などが並ぶエリアだ。移転後のミュージアムは、『チームラボボーダレス』のコンセプトである「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」をさらに進化させ、来場者を新しい体験に導く。

『チームラボボーダレス』は、2023年に虎ノ門・麻布台プロジェクトへ移転オープン。