岡宮来夢ら、バラエティに富んだキャストが勢揃いしたメインビジュアルが公開　ミュージカル『ファンタスティックス』

2022年10月23日（日）～11月14日（月）日比谷シアタークリエにて上演される、ミュージカル『ファンタスティックス』のメインビジュアルが解禁となった。また、公式サイトにて、扮装ビジュアル及びコメント映像が公開された。

1960年にオフブロードウェイで初演したミュージカル『The Fantasticks』。これまで67か国以上で上演され、日本では1967年、東宝創立35周年記念東宝ミュージカル特別公演として菊田一夫が製作を手掛け、芸術座で日本初演された。それから55年の時を経て、演出家・上田一豪の新演出により、装いを新たに上演する。

本作は、『シラノ・ド・ベルジュラック』などで知られる仏劇作家エドモン・ロスタンの韻文劇『レ・ロマネスク』をもとに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』のエッセンスを織り交ぜたストーリーはロマンティックかつ普遍的で、誰もが経験する恋と人生の物語。

ミュージカル『刀剣乱舞』鶴丸国永役に抜擢され様々な舞台で活躍する岡宮来夢が若者マットを演じ、その隣人で恋仲にあるルイーザ役は、ミュージカル『アニー』主演のアニー役でデビューし、この夏話題の舞台『呪術廻戦』に出演し今後の活躍が期待される豊原江理佳。ルイーザの父親ベロミー役に、劇団四季出身で、『レ・ミゼラブル』での硬派な役から『天使にラブ・ソングを～シスター・アクト～』での三枚目役まで演じ分け、ミュージカル界に欠かせない実力派、今拓哉。マットの父親ハックルビー役に、お笑い芸人でありながら、『レ・ミゼラブル』テナルディエ役で本格ミュージカル俳優としても活躍するトレンディエンジェル・斎藤司。父親たちの計画により雇われる老俳優ヘンリーを、蜷川幸雄、ジョン・ケアードら巨匠からその演技力を高く評価され、舞台・ドラマ・映画で幅広く活躍する青山達三。旅芸人モーティマー役を本作がミュージカル初出演となるアンガールズの山根良顕が演じます。物語を見守るミュート（黙者）を務めるのは俳優でダンサーの植田崇幸。そして登場人物たちを時に翻弄し、導く流れ者、エル・ガヨ役は元宝塚歌劇団星組男役スターで退団後本作が初ミュージカル出演となる愛月ひかるが演じ、新しい『The Fantasticks』の世界をつくりあげる。

今回発表されたメインビジュアルは、バラエティに富んだキャストが勢揃いしたもの。今なお多くのメッセージを投げかける不朽の名作が、彼らによってどう描かれるのか、公演を楽しみにしよう。