VR能『攻殻機動隊』360度全てに展開されるアジア初の没入型ステージ、IHIステージアラウンド東京にて2022年11月上演決定
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VR能 『攻殻機動隊』 (c)士郎正宗・講談社/ VR 能攻殻機動隊製作委員会
2022年11月、IHIステージアラウンド東京にて、VR能『攻殻機動隊』の上演が決定した。
日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作「攻殻機動隊」を能で表現し、上演される度に反響を巻き起こしている『VR能 攻殻機動隊』。これまで、世田谷パブリックシアター、東京芸術劇場プレイハウス、博多座、札幌文化芸術劇場などで上演を重ねてきた。
VR能は、さまざまな最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台。日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作「攻殻機動隊」を能で表現する『VR能 攻殻機動隊』が、360度全てに展開されるアジア初の没入型ステージを擁するIHIステージアラウンド東京で、パワーアップして上演される。
「攻殻機動隊」は近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた士郎正宗原作のマンガ。神山健治監督によるテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』シリーズ、総監督を務めた黄瀬和哉による劇場版アニメ『攻殻機動隊 ARISE』シリーズなどが制作され、2020年にはアニメ『攻殻機動隊SAC_2045』が配信されている。
演出は、舞台『ペルソナ』シリーズや舞台版『攻殻機動隊ARISE』、AKB版『仁義なき戦い』など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督、奥秀太郎。脚本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『BLOOD』シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一。
映像技術は舞台版『攻殻機動隊ARISE』、3D能シリーズなどで日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)。VR技術は国内の VR研究での第一人者である稲見昌彦(東京大学教授)が引き続き務める。
いずれも各分野での最先端を駆け抜ける第一人者が担当し、能舞台上に隠された VR技術が生み出す、虚像と現実のどちらを観ているのかわからなくなるような、不思議な世界観が病みつきとなりそうだ。公演を重ねるごとに飛躍的に技術が進化し、今回もでも新たに観客を驚愕させる仕組みに挑戦するとのこと。
出演は、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信(観世流能楽師)、谷本健吾(観世流能楽師)、川口晃平(観世流能楽師)、そして業界大注目の若手・観世三郎太(観世流能楽師)。
世界初・本邦初の様々な技術と日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創りだす。
また『鬼滅の刃』の我妻善逸役や『進撃の巨人』でコニー・スプリンガー役を務める声優・下野紘がスペシャルナビゲーターを務める。「VR 能とは?」「攻殻機動隊とは?」など、本作の上演がもっとわかりやすく、より楽しめるような内容を馴染みの声で届ける。
10月1日(土)からの一般発売に先駆け、イープラスで最速先行が 9月3日(土)12時から抽選受付開始される。今後の全国ツアーも計画されているとのこと、こちらは今後の発表を待ちたい。
また、このプロジェクトは、同会場にて11月4日に行われる『自在化コレクション』でも、VR能の進化を一部お披露目される。
『自在化コレクション』とは JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト~「自在化」研究の5年間の研究成果を発表する場。
今注目を浴びる「メタバース」を構築する上で欠かすことのできない、現実とメタバース(仮想空間)を結ぶインターバース開発の鍵となる「自在化身体論」。「自在化」という思想のもとに、科学者たちによる最先端の科学技術研究が映画・舞台…と融合した、かつてないプロジェクトが始動。
この『自在化コレクション』では、ラボ内で行われてきた「自在化身体」研究を、一般の人たちにお披露目する場に。5年間の研究成果の先にあるアップデートされた未来ビジョンを、一線で活躍するクリエーターたちの想像力でさらに大きく飛躍させた作品にして、紹介するとのことだ。
公演情報
日程:2022年11月3日(木・祝)16:00開場 16:30開演
会場:IHIステージアラウンド東京
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
出演:坂口貴信 谷本健吾 川口晃平 観世三郎太(観世流能楽師)
スペシャルナビゲーター(声の出演):下野紘
演出:奥秀太郎 / 脚本:藤咲淳一
映像技術:福地健太郎(明治大学教授)/ VR技術:稲見昌彦(東京大学教授)
製作:VR能 攻殻機動隊製作委員会
(c)士郎正宗・講談社/ VR 能攻殻機動隊製作委員会
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イープラス 最速プレオーダー受付:9月3日(土)12:00~9月7日(水)23:59 ※抽選受付
一般発売:10月1日(土)10:00~
S席;7,800円 M席(見切れ席):3,500円
公式サイト:http://ghostintheshellvrnoh.com/
イベント情報
会場:IHIステージアラウンド東京
入場無料(INVITATION・WEB 予約限定)
※抽選応募を開始します。詳細は随時公式WEB サイト、公式Twitter にて公開予定となります。
主催:科学技術振興機構 ERATO 稲見自在化身体プロジェクト
監修:稲見昌彦(東京大学 総長特任補佐・教授)
原作・脚本:冲方丁
総合ディレクター:奥秀太郎