@onefive、初めての有観客ライブ映像作品のリリースを前にメンバーと振り返る
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@onefive
――僕は東京の昼公演を拝見したので今回収録されている夜公演と内容は異なってしまいますが、パフォーマンスの細かいポイントについて伺いたいと思います。まず、オープニングで4人が全く迷うことなく各々のポジションに付いていたことがけっこう衝撃で。普通はちょっと足元を確認して微調整するものなのかなと思っていたんですけど。
SOYO:番号を横目でチラッと見るよね(笑)。あとは、位置に最初の一人がちゃんと付いてくれたら大丈夫です。
MOMO:今回は私が最初にステージへ出て行ったんですけど、目がひっくり返るぐらいの勢いで番号を確認して、あとは自分を信じて「私はここにいるから、みんな付いてきて!」っていう思いで立ちました。
KANO:だから、MOMOちゃんが間違えたらみんなズレる(笑)。
――続く「まだ見ぬ世界」ではMOMOさんのマイクの不具合がありました。でも、まったく戸惑うことなくスタッフさんと連携をとってスッと新しいものと交換していたのが印象的で。
MOMO:途中で「あれ? 私の声、聞こえないなあ」と思ってたら、1番のサビが終わったあとの移動のときに後ろからスタッフさんがマイクを差し出してくれていて、それを私が見落とさなかったんです! そのおかげでスムーズに受け取ることができました。あのときが一番アドレナリン出てました(笑)。
――あれは相当カッコよかったです。思わぬトラブルをカッコよく処理するのって最高ですよね。
MOMO:ありがとうございます(笑)。
SOYO
――あと、「Just for you」も素晴らしかったです。鳴っているのはSOYOさんによるピアノ演奏と4人の歌のみで、なおかつ演奏に合わせて3人が踊るという。
MOMO:あれは当日に最終的な立ち位置を決めたんですけど、素敵に見せられてよかった。
――あれはSOYOさんの演奏のテンポが狂ったらダンスも狂ってしまうわけじゃないですか。
SOYO:(肩をすくめながら)ふい~! めっちゃ怖かったです。
MOMO:でも、私たちは音に身を任せるだけだから。
GUMI:そこも信頼だよね。でも、SOYOは当日もめっちゃ練習してたよね。
MOMO:「ステージで練習してきていいですか?」って休憩時間にひとりで練習しに行ったりして頑張ってたと思います。
SOYO:ありがとう、怖かった……。曲の最後で私以外の3人がピアノを弾いてるフリをするんですけど、そのタイミングが本当に難しくて、横をちょっと見ながら、「ここだっ!」って音を鳴らしました。
GUMI:合わせてくれてたんだ!
MOMO:私はSOYOちゃんの指が一番見やすい位置だったんですよ。だから、手元を目の端っこで一生懸命見ながら合わせてました。
――GUMIさんとKANOさんはどうしていたんですか?
GUMI:私は自分がSOYOに合わせてると思ってたから、SOYOが合わせてくれてたって知らなかった(笑)。お互いに意識してたからできたことなんだろうね。
SOYO:「ここで来そう!」って(笑)。
GUMI:そう、「ここで来そう!」で合わせてた(笑)。
MOMO:みんな感覚が一緒だったんだね。
KANO:初知りだね(笑)。
――「Let Me Go」はKANOさんが振付をしたダンスナンバーですが、オーディオコメンタリーで<KANOっぽい振付>という表現がありました。具体的にはどういうものなんでしょう。
GUMI:パワフルだけど細かい動きもある感じ。
MOMO:あと、KANOちゃんの振付には蹴りとか特定の動きがよく入ってるんですよ。そういうのがいろんなところに散りばめられているので、オーディオコメンタリーでも「KANOっぽい」って言いました。
SOYO:私たち3人のダンスがしなやかな感じだから、アクセントがあってパキパキしたダンスはKANOらしくてパワフルだと思います。
KANO
――KANOさん、どうですか?
KANO:いやぁ~、うれしいですねえ。サビとか4人で踊るところは私の好きなようにつくらせていただいたんですけど、一人ひとりが踊るパートはそれぞれの個性を活かしたダンスにしたかったので、みんなのフリVを見ながら「こうすればキレイになる」っていうポイントを探し求めて、鏡の前で明け方まで時間をかけてつくりました。なので、初めてみんなに見せたときの「すごーい!」っていう反応が本当にうれしくて、つくった甲斐があったなと思いました。
――3人が最も輝く動きを取り入れたんですね。
KANO:一人ひとり、よく見るとダンスの仕方も違うので。
GUMI:自分のソロを踊ってるときに、「このフリ、たしかに得意だな」って思いました。あと、SOYOとMOMOちゃんも2人が絶対にキレイに見えるフリが入ってたので、「よく見てるな」と。
――「Let Me Go」はボーカルがないぶん、少しはパフォーマンスが楽だったりするんですか?
GUMI:歌がないのは強いよね。
SOYO:軽やかに踊れる。
MOMO:普段はマイクを持ったまま踊ってるんですけど、マイクって意外と重いんですよ。だから、マイクがないと逆に突然腕が軽くなった感じがして飛んでいっちゃいそうでした(笑)。
GUMI:しかも、クセで(普段マイクを持つ)左手をずっとグーにしちゃうんですよ。
MOMO:もしかしたら、この映像でもグーパーグーパーしてるかもしれない(笑)。
――気を抜くと左手を握ってしまうと(笑)。序盤と終盤で2度披露した「Lalala Lucky」も歌を含めてパフォーマンスが大変そうです。
MOMO:これには秘密があって、サビのアルファベットはひとりだと言い切れなくて。だから、2人ずつ歌い分けしてるんですよ。
SOYO:声も若干だけど変わるんだよね。
MOMO:そうそう。だから、映像を観ながら歌にも注目してもらえるとわかるかもしれないです。
GUMI:「アングラ」も普通に歌うだけでも苦しいよね。
全員:あはは!
MOMO:フリ、入れすぎちゃったよね。
GUMI:最初は絶対に無理だって思ったけど、いろいろやっていくうちにイケるようになったよね。でも、私たちが40歳ぐらいになったらたぶんできない(笑)。
SOYO:超ゆっくりにしてもらおう(笑)。
――あと、このライブは衣装には秘密があるとオーディオコメンタリーで話していましたが。
MOMO:「Let Me Go」の早着替えのために、GUMIちゃんの襟がトップスにくっついてたり、私はシャツワンピースの下に『1518』の衣装を一部着てたり、重ね着スタイルで臨みました。
SOYO:私もけっこう着込んでたんですけど、回を重ねるたびに着替えのスピードが早くなって、最終的には余裕がありすぎて裏でめっちゃノッてからステージに出るっていう(笑)。
GUMI:ずっとノッてられたもんね。マネージャーさんとも着替えの連携についてはめっちゃ話し合って、「ここでこう動くんで、こうしてください!」みたいな。
GUMI
――GUMIさんは今回が初のヒールだったそうですね。
GUMI:しかもけっこう重めのヒールなんです。前にKANOとかMOMOちゃんが「アングラ」のときに「ヒールじゃ踊れない! 足上げるの大変!」って言ってたのを聞いてて、そのときは「そうなんだぁ~」って思ってたけど、今回やっとわかりました。重くて上がらないし、バランスも取りづらい!
――やっぱり、足元が違うと全然違いますか。
GUMI:全然違う! レッスン靴、最高!
SOYO:しかも、会場によって床が全然違って、滑りやすかったり、全然滑らなかったり。滑るところは本当にヤバいよね。
GUMI:変な筋肉使うからめっちゃ筋肉痛になる。
SOYO:だから靴の裏に滑り止めを貼ったりしていました。
――それは現場対応なんですね。
全員:そうです。
SOYO:大阪のライブは昼公演で靴の底がバキッと割れてしまって、夜公演はアロンアルファでくっつけて出ました(笑)。
――このライブ以降、みなさんはアイドルフェスやサーキットイベントに出演しています。ワンマンとは全然雰囲気が違うこういったライブでどんなことを学んでいますか?
SOYO:全部! 私たちのことを知ってくれている人もいるけど知らない人のほうが多いから、反応が返ってこなかったりすることもあって。なので、会場によってみなさんが興味を持ってくれそうなことをみんなで考えたりして、いろいろ勉強になりました。
MOMO:ほかのグループの方は自分たちの見せたいポイントが私たちと全然違ってたり、ライブに対する思いがすごく熱くて、フェスへの挑み方ってこうなんだっていうことをたくさん学びました。
――僕は大阪で開催された<SUPER MAWA LOOP OSAKA 2022>でのライブを観ました。
全員:(うめき声を上げながら頭を抱える)
GUMI:あれは初めてのフェスだったから!
MOMO:ね! 初めてだから!
GUMI:そうだよ、そう! あそこから「改善するところいっぱいあるね」ってなったから。
SOYO:あそこから変わったよね!
――反省点の多いステージだったと。
GUMI:一番大きなステージでけっこうアウェイな感じで。
KANO:しかも久しぶりのライブだったので、私たちのことを知ってる方々もめっちゃ緊張してて遠慮気味に踊ってたんです。「もっと出していいんだよ……!」って思ったけど、それを私たちが引き出さないといけなかったんだよね。
MOMO:あのとき、私たちはワンマンライブと同じぐらいのテンションでいっちゃったんですよ。フェスを知らなすぎたなと。でも、その経験があったからこそいろいろ気づけたし成長しつつあるから、いいステージだったと思います。
MOMO
――やっぱり、ひとつひとつ重ねていくしかないんですよね。では、冒頭でも少しお話していただきましたが、みなさんが出演するドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」についてもう少し聞かせてください。どんなドラマになりそうですか。
MOMO:私みたいに原作を知っている方は「あ、こうきたか!」って感じで楽しめると思うし、初めて観る方でもわかりやすいと思います。あと、アイドル文化を知ってる人でも知らない人でも楽しめるようにつくってくださってるので、みんなに観てもらいたいですね。
――役作りはどうしますか。
GUMI:衣装が強いんですよ! ヘアメイクをやってもらったときに、「あ! 役だ!」って。
MOMO:わかる! 自分の姿を見て「あ、(松山)空音ちゃんだ!」って言っちゃいました(笑)。
KANO:私はセクシー担当の伯方眞妃役なんですけど、自分と真逆すぎて! 最初に役を聞いたときに、みんなが「KANOがセクシー担当!?」って(笑)。
GUMI:でも、最近板についてきたよね。
KANO:よかった! それはうれしい。最初は喋り方もわからなくて、全然KANOのままだったんですけど、最近は眞妃という子のことがわかるようになってきたので、だんだん眞妃になれてきてるんじゃないかなって思います!
MOMO:KANOちゃん、最近みんなから「セクシーイエロー」って呼ばれてるんですよ(笑)。
KANO:そう、みんなからセクシーについてめっちゃ言われる! 「本当にセクシーできるの?」って。
GUMI:KANOのママも大爆笑。
KANO:そう! お父さんも爆笑。「KANOが? セクシー?」って。
――今の話も踏まえて、オンエアを楽しみにしています!
KANO:楽しみにしていてください!
取材・文=阿刀"DA"大志 撮影=大橋祐希
@onefive
リリース情報
@onefive 1st LIVE -1518- at SHIBUYA CLUB QUATTRO
発売日:8月31日(水)
形態・価格:スペシャル盤 [Blu-ray1枚組] ¥6,800 (税抜価格 ¥6,182)
通常盤 [Blu-ray1枚組] ¥4,000 (税抜価格 ¥3,636)
<本編>(約80分収録予定)
1. Lalala Lucky
2. まだ見ぬ世界
3. Pinky Promise
4. 缶コーヒーとチョコレートパン
5. Just for you
7. 雫
8. Let Me Go (Dance Performance Only)
9. Lalala Lucky
10. BBB
11. 1518
・本編+メンバーによるオーディオコメンタリー付
・トレーディングカード ランダム封入 (4種類)
・フォトブック24P、三方背スリーブケース仕様
・特典映像:@onefive 1st LIVE -1518- at SHIBUYA CLUB QUATTRO メイキング(約25
分収録予定)
スペシャル盤:https://onefive.lnk.to/live1518_bd_specialPR
通常盤: https://onefive.lnk.to/live1518_bd_tsujoPR
◆名古屋パルコ店
【イベント日時】 9月24日(土) ①13:00~、②15:30〜
※当選者の方にのみに詳細をお伝えします。
【応募期間】 8月30日(火)正午~9月11日(日)23:59
【当選発表予定日】 9月16日(金)12:00以降
【イベント詳細URL】 https://tower.jp/store/event/2022/09/015003
【イベント日時】 9月25日(日) ①13:00〜、②15:30〜
※当選者の方にのみに詳細をお伝えします。
【応募期間】 8月30日(火)正午~9月11日(日)23:59
【当選発表予定日】 9月16日(金)18:00以降
【イベント詳細URL】 https://tower.jp/store/event/2022/09/096004
【イベント日時】 10月2日(日) ①12:00〜、②14:00〜
※当選者の方にのみに詳細をお伝えします。
【応募期間】 8月30日(火)正午~9月11日(日)23:59
【当選発表予定日】 9月21日(水)18:00以降
【イベント詳細URL】 https://towershibuya.jp/?p=170315&preview=true
応募の詳細は各店舗のイベントサイトをご確認ください。
イベント当日は@onefiveのオフィシャルグッズの販売なども予定しています。