三浦貴大と千葉雄大、ぞれぞれが演じる“クズ男”の魅力とは 映画『もっと超越した所へ。』キャラクター映像を公開
(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
10月14日(金)公開の映画『もっと超越した所へ。』から、登場人物のキャラクターに迫る特別映像が解禁された。
『もっと超越した所へ。』は、劇作家・根本宗子の同名舞台を原作に、自ら映画脚本にした作品。ドラマ『忘却のサチコ』『有村架純の撮休』や、「根本宗子」本公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』の密着ドキュメンタリーを手がけた山岸聖太監督がメガホンをとり、“クズ男”を引き寄せてしまう4人の女性たちが感情と本音をさらけ出しながら生きる姿を描きあげる。
家に転がり込んできたストリーマーの怜人をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造と暮らすショップ店員・美和は泰造に絶大な信頼を置いている。プライドばかりが高く、承認欲求の塊で俳優の慎太郎のお気に入り風俗嬢の七瀬は、今日も淡々と仕事をこなす。父親の会社で働くボンボンで自己中心的な富と共同生活を送る元子役のタレント・鈴は世話をするのも楽しそう。それなりに幸せな日々を送っていた4組のカップルに、別れの危機が訪れる。
(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
公開された映像は、三浦貴大演じる慎太郎と、千葉雄大演じる富、それぞれの“クズ男ぶり”の魅力を切り取ったもの。落ちぶれた元子役俳優・慎太郎(三浦貴大)は、お気に入りのシングルマザー風俗嬢・七瀬(黒川芽以)の店に通い続ける常連客。プライドだけは一人前、マウントを取る発言で、映画や芸能界への知識が浅い七瀬を小バカにしつつ、撮影現場についても文句たらたら。七瀬は、承認欲求と優越感に浸る彼が一番ほしい言葉「慎太郎が一番〇〇!」と称賛する。劇中では、そんな慎太郎の本性が明らかになるという。
また、父親の会社で働く“お坊ちゃん”の富(千葉雄大)は、都内の高級マンションでしっかり者の元子役タレント・鈴(趣里)と友達以上恋人未満の関係で楽しく暮らす。女の子への興味はゼロ、だけどツライことがあると、慰めてもらいたい富は鈴に泣きついて「ハーブティー飲ませて」とわがまま放題。鈴は、自己中な富にいつも振り回されるが、どうしてもその可愛らしさから抜け出せない。
『もっと超越した所へ。』10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。