マイケル・B・ジョーダンが主演・製作・初監督 映画 『クリード3(原題)』 2023年の劇場公開が決定

2022.10.19
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(C)2023 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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映画『クリード3(原題)』が2023年に日本で劇場公開されることが決定。あわせて、初の映像となる特報と、キャラクターポスタービジュアルが解禁されている。

『クリード3』は、『ロッキー』シリーズのボクサー=ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)の後継者であるアドニス(マイケル・B・ジョーダン)の活躍を描いた『クリード』シリーズの最新作。2015年のシリーズ第一作『クリード チャンプを継ぐ男』では、ロッキーがかつてのライバルにして盟友アポロ・クリードの息子・アドニスにすべてを託し、ふたりで頂点を目指す姿を描いた。続く2019年の第2作『クリード 炎の宿敵』では、アドニスの父アポロを亡き者にしたロシア(旧ソ連)の王者イワン・ドラゴの息子・ヴィクターとの死闘が描かれた。

最新作『クリード3』では、ロッキー、そしてアポロの意志と魂を受け継ぎ、栄光と名誉、愛する家族を手に入れたアドニス・クリードの新たな物語が展開するという。アドニスの親友で、家族のように一緒に育ったダミアン・アンダーソン(ジョナサン・メジャース)が、18年ぶりにボクサーとして姿を現す。ある事件をきっかけに刑務所に入り、何もかも奪われたダミアンは、アドニスや彼が愛する者すべてに牙を向ける。実はアドニスの栄光の影には、誰にも言えない過去が隠されていたのだった。過去と向き合いリング上での決着を決意するアドニスは、かつての自分自身と向き合うことになる。

(C)2023 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

本作では、主演のマイケル・B・ジョーダンが引き続きアドニスを演じるだけでなく、監督としてメガホンをとっている。また、マーベル『アベンジャーズ』シリーズ最新作で“征服者カーン”を演じることが決まっているジョナサン・メジャースが、アドニスと敵対するダミアン・アンダーソン役で共演。さらに、アドニスの妻・ビアンカ役でテッサ・トンプソンが続投。なお、『クリード チャンプを継ぐ男』で監督を務めたライアン・クーグラー氏は、プロデューサー/脚本で参加している。

 
 

解禁された特報映像とキャラクターポスター2種では、時を経て成長を遂げたアドニスと、新たな強敵ダミアンの姿が明らかに。主演と初監督をつとめるマイケル・B・ジョーダンは、解禁に先立つオンライン記者会見で「僕自身のキャリアにとっても、完璧なタイミングだったと思う。撮影現場で育ち、20年以上この業界にいて、最初は背景やエキストラの仕事から始め、すべての撮影現場を見てきた。みんなの仕事ぶりを見て、実際の映画製作やストーリーテリングがどのように行われるかをこの目で見てきたんだ。そしてついに、僕のキャリアにおいて、ただカメラの前にいるだけでなく、ストーリーを伝えたいと思うところに到達した。過去に2度演じたことのあるこのキャラクターとは7・8年共にいる。それに、35歳になった今の僕には言いたいことが山ほどある。男として。若い黒人の男性として。キャラクターやストーリーを通して、僕の人生経験や、自分自身の一部を、どのように世界に伝えることが出来るか、ということだった」と、振り返る。

さらに、「そして僕は、多くの素晴らしい監督たちと仕事をする機会に恵まれてきたし、そういったストーリーテリングのレベルに達することを目指したいと思っている。僕は静かにそれを見守り、僕が試してみたいと思うさまざまなことをまとめてきたんだ。もうかなりの長い間。だからステップアップとして、監督する機会を待っていたようなもの。そして、この作品が僕にとって、その機会だったんだ。『クリード チャンプを継ぐ男』の時、ライアン・クーグラーはこう言っていた。『適切な時期というのはない。とにかく深いところに飛び込んで、やってみることだよ』と。彼は僕に多くの励ましを与えてくれた。僕にとって、今がその時なんだと感じたんだよ」映画化に至る経緯を明かした。

また、主演と監督の兼任については、「言葉にするのは難しい。毎日が闘いだった。すべてをやり遂げるという挑戦であり、マルチタスクでもある。ストーリーを練り上げ、体調を整え、各部署に彼らが仕事をするのに必要なものを提供し、さらにアドニスとしての役作りへのプロセスもある。でも、正直なところ、僕の周りにいた人たちのおかげでここまでこれたんだ」とコメント。新たな強敵ダミアンを演じたジョナサン・メジャースについては、「ジョナサン・メジャースは素晴らしい俳優だ。この物語に参加してもらえてとても、とても幸運だった。そして監督としても、彼のような伴走者を得られたことも。彼は毎日、戦争に行く準備をして、仕事をする準備をして現場に現れた。僕と彼は、これまでそんな機会を持てたことはないほどの深い絆で結ばれた。ダミアンというキャラクターは、アドニスの人生の柱となる重要な人物であることは間違いない。それがアドニスの元に戻ってきて、彼は対処する必要があるんだ」と語っている。また、「長年にわたって一緒に仕事ができて幸運だった、素晴らしいテッサ・トンプソンがいる。彼女との絆は本物だ。お互いに信頼し合い、一緒に演じてきて、そして今、ストーリーテラーとしての僕を信頼してくれたことは、彼女が僕に与えてくれた最大の贈物だ。彼らキャストの励ましや、信頼関係があるからこそ、不可能に思えることでも挑戦できるんだ」とも。

さらに、「僕たちにとって、家族は常に核となるものだと思う。家族、そして思いやりの心はね。そして、自分の過去と向き合い、本当の自分を見つけるというのは、僕たちがこの映画で語っているテーマの一つだと思う。それは原点回帰のようなもの。自分がどこから来たのかを振り返ることは、この映画でもとても重要だ。過去の清算や、自分の行動に責任を持つことは、僕らが取り上げたいことだった。誰もが共感できるストーリーを作りたかった。この作品には、僕自身が多く入っている。多くの人たちにとっても共感できる要素を見出だしてくれことを願っている」と締めくくっている。

『クリード3(原題)』は2023年全国劇場公開。

作品情報

映画『クリード3(原題)』
『クリード』シリーズ公式サイト:http://www.creedmovie.jp/
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