Roselia史上、最も“あたたかい1枚” 相羽あいな・志崎樺音は12th Single「Swear ~Night & Day~」のココに注目してほしい!

2022.10.24
インタビュー
アニメ/ゲーム

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2022年10月26日(水)にRoseliaの12枚目となるSingle「Swear ~Night & Day~」が発売となる。紗夜(CV.工藤晴香)をフィーチャーした重厚なサウンドが特徴の楽曲。そしてカップリングに収録される「Our Carol」はこれからの季節にピッタリな、クリスマスをモチーフにした荘厳かつ温かいメロディを堪能できる一曲だ。本シングルは2曲ともゆったりとしたミドルテンポが特徴で、Roseliaの新たな一面を覗かせる仕上がりになっている。今回はRoseliaより、湊友希那役の相羽あいなと白金燐子役の志崎樺音にインタビューを行い、Blu-ray付生産限定盤に収録されている、2022年5月に開催された単独ライブ『Episode of Roselia』の思い出話に花を咲かせたり、11月に控えた『 BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022(以下:GBP2022)』や『ブシロード15周年記念ライブ』など、今後のRoseliaの展開についても伺っている。ぜひチェックしてほしい。

私たち、案外チームワークあるんだなって()

−−まず、今回のSingleの概要についてお聞かせください

相羽:実はRoseliaとしてSingleのリリースってかなり久しぶりで、2021年1月にリリースされた「ZEAL of proud」ぶりになるので、もう1年半以上?かなり久しぶりのリリースになっています(笑)。

−−確かに!言われてみればそうですよね。

相羽:そうなんですよ。劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia」の主題歌集とか『ROZEN HORIZON』とか、ミニAlbumのリリースはあったんですけど、Singleとしては実は久々で。しかも今回は2曲ともミドルテンポな楽曲というのも特徴ですかね。

−−特に直近の最新リリースが『ROZEN HORIZON』であることを考えると、かなり寒暖差があるというか(笑)。

相羽:「ROZEN HORIZON」は、“今だから出来る表現”というのをモットーにしていて、それこそ「FIRE BIRD」からの「ROZEN HORIZON」で描かれたRoseliaの成長というのは、あの時だからこそだと思っていますし、「閃光」とかその他の収録曲も、“今だから”という部分でピックアップされた内容にはなっていたんですけど、今回のミドルテンポな2曲もまた“今だからこそ”できる楽曲なのかなと思っています。

志崎:前作までは“Roseliaとは”みたいな、自分たちを示すような内容のリリースが続いてたのかなと思うんですけど、今回のSingleは“紗夜”だったり“アニバーサリー”だったり、テーマがしっかりと決まっている内容になっていますよね。

相羽:「Swear ~Night & Day~」は先日の『BanG Dream! 10th☆LIVE』でフルコーラスを初披露したんですけど、まぁ難しい……(笑)。キーボード的には難易度ってどう?

志崎:ミドルテンポな方がセッションするってなるとタイミングを合わせたり、演奏の難易度が高くなるなと改めて感じました。

相羽:うんうん、それはボーカルとしてもすごく感じましたね。まず高低差がすごく激しいし、最後の「だからこそ 今、」って所が合わせるの難しかったよね(笑)。音数がドンドン減っていくんですよ。それで私のボーカルに合わせて楽器の音が重なったり、シンバルが入ったりするので、アイコンタクトしながらね(笑)。

志崎:どうやってタイミング合わせます?ってなって、最初は相羽さんが前を向いて歌ってたんですけど、結局後ろに振り向いてメンバーを見てっていう方法で落ち着いて。

相羽:クリックが無くなっちゃうので、その最後のタイミングも全部私の気持ちいいタイミングでってことになったので、みんなを見てという形になったんです。苦戦していた割に、後ろ向くようにしたら簡単に揃うようになったよね(笑)。

志崎:私たち、案外チームワークあるんだなって思いましたよね(笑)。あとは楽器隊としては1番と2番で弾いてることが全然違うので、印象もガラッと変わるのも特徴。そこはぜひCDで聴いて注目してほしい部分ですね。

紗夜と日菜がモチーフだけど、Roselia”の曲

−−この曲が紗夜楽曲ということで、改めてお二人から見た紗夜の印象だったり、この曲を踏まえてより理解が深まった! みたいな部分があればお聞きしたいです。

相羽:燐子的にはかなり色々と思うところがありそうじゃない?(笑)。まさか生徒会で一緒になるなんてね、思ってもなかったというか。

志崎:そうですね、一緒にいる時間は増えたのかな~と。燐子目線でいくと、氷川さんって賢い方なんですけど、だからこその不器用さというか、それゆえの悩みを抱えていたりする姿も見かけてはいるんです。でもやっぱり芯の強さがあって、すごく信頼を寄せてる人物なんじゃないかなと思います。

相羽:友希那って、紗夜が何か悩みを抱えていたりすると「今日はギターの音に迷いがあった」みたいに楽器の音色で分かってしまうタイプだと思うんですけど、個人的には「私は一生ギターを弾く」っていうガルパのストーリーの中に出てきた言葉が今回はかなり重要なキーワードになっていると考えていて。歌詞内には「一生」という言葉こそ出てこないものの、「この命尽きるまで 立ち止まらず Go on」という部分がそれに相当するのかなと思っていて、この部分は5人全員で歌うんですよ。この曲は紗夜と日菜をモチーフにした楽曲ではあるんですけど、Roseliaとしても通ずる部分がある曲だなと感じていて、彼女の成長もバンドの成長に繋がっているなって感じられましたね。

−−お二人的に、曲中で「うわ!ここめっちゃ紗夜っぽいな」みたいに紗夜らしさを感じたポイントはありますか?

志崎:まずマイナースケールなところですかね。長調じゃなくて終始短調っていうのは、すごく氷川さんっぽいかもしれない(笑)。

相羽:そうね(笑)。歌詞でいうとカタカナかな? 「Determination Symphony」もカタカナ入ってるじゃない?(笑)。あとやっぱり「掻き鳴らせ」ってフレーズはやっぱりギターだよね。「Determination Symphony」もそうなんですけど、ギターがポイントになる曲では、ピックを投げるイメージの振りを結構考えてるんですけど、この曲もまさしくそうでしたね。……あとは重いです、曲が(笑)。

−−やっぱり「この命尽きるまで」って歌詞とか、めちゃめちゃ重たいですよね(笑)。

相羽:確かに「ROZEN HORIZON」でも似たような歌詞はあるんですけど、あっちはやっぱり5人の覚悟なので、みんなで肩組んで「行くぞー!」みたいな、“一蓮托生”感がある。対して、この曲は紗夜の想いを全部背負って私が歌っているので、 責任重大だなぁと。Roseliaの曲は友希那が書いてるので、俯瞰で紗夜と日菜の関係ってこう見えてたんだなという気付きもありましたけどね。ただ氷川姉妹の歌でもあるけど、Roselia5人のことを歌っている楽曲でもあるなぁと感じています!

Roselia初のラブソング?!

−−続いてカップリングの「Our Carol」ですけど、歌詞の節々を見てもこれからの季節にピッタリな楽曲ですが、この曲の第一印象は覚えていらっしゃいますか?

相羽:そうなんですよ! Roseliaにこんな季節感がある曲なんて珍しいと思って、結構メンバーでも話題になったよね?

志崎:この曲はガルパのクリスマスイベントの時の曲なんですけど、Roseliaってあんまりお正月とかクリスマスとか、季節感ある曲なかったですもんね。……夏の「熱色スターマイン」があるくらいかな。

相羽:冬楽曲は全然なかったね~。イントロからもうクリスマス感満載で、新鮮でしたね。

志崎:でもちゃんとRoseliaらしく、音楽への愛を交えた楽曲になってて、我々らしいなって思いましたね。

相羽:友希那としてはクリスマスパーティーには無関心なタイプなんですけど、あこちゃんが「やりたい!」って言ってくれて「えっ?やるの?」みたいな流れのストーリーがありまして。話のオチとしては「クリスマスパーティーっていうのを(乗せられて)やってみたけけど、よく分からなかったわ」みたいに終わってはいるんですが、本当はめちゃくちゃ楽しかったんだろうなっていうのが全部歌詞に出ちゃってますね(笑)。

一同:(爆笑)

相羽:「同じ時を過ごし 同じ夢を語る いつもの風景」、「そんな “あたりまえ” を手にしていたなんて 胸が熱くなって」って歌詞なんてもうモロですよね(笑)。友希那にしては珍しく温かい歌詞が多いというか。友希那にとってこういう世界って非日常だったと思うんですよ。でも仲間が出来て、いつしかこんなクリスマスパーティーのような時間を過ごすように自分がなってて、それに胸が熱くなっちゃってるって……これもうちょっとしたラブソングですよね(笑) 友希那からRoseliaに対しての。

志崎:確かに!!いつもありがとうみたいな。……えっ!今気付いちゃったけど、これラブソングですね(笑)。こんな直接的な曲はなかったですよね。

相羽:もうめちゃくちゃ直接的よ!(笑)。「陽だまりロードナイト」はファンの方で「結婚式で使いました!」っていうお話は聞いたりしたんですけど、きっとそれ以上にラブソングしてるかも。

−−確かに、歌詞だけに注目してみてみると、これまでの楽曲とは全然テイストが違いますよね。曲調的にはRoseliaだなって感じなんですけど。

相羽:この曲はまだライブで披露したことがないので、どうなっちゃうんだろうね~。きっと皆の明るい表情が見られる気がします。クールなだけがRoseliaじゃないんだよっていう部分をお見せできそうな気が。あとは皆とのコーラスの掛け合い部分がお気に入りなので、そこも注目ですね。

相羽あいな

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■『Episode of Roselia』の思い出、そして『BanG Dream! 11th☆LIVE』への想いも

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