LE VELVETS佐賀龍彦プロデュース、石井琢磨(ピアノ)・高島健一郎(テノール)との初コラボ楽曲が『特別展・木島櫻谷―山水夢中―』のテーマ曲に決定
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LE VELVETS佐賀龍彦(テノール)、石井琢磨(ピアノ)、高島健一郎(テノール)
2022年11月3日(木・祝)より泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)にて開催される『特別展・木島櫻谷―山水夢中―』のテーマ曲を、LE VELVETSの佐賀龍彦(テノール)、石井琢磨(ピアノ)、高島健一郎(テノール)が担当することが決定した。佐賀がヴォーカルとプロデュースも手掛ける本テーマ曲は、ラフマニノフの隠れた名歌曲「春の流れ」を意訳したもので、タイトルは「新しい季節」。近日配信予定。
木島櫻谷は、写生に基づく抒情的な動物画を中心に近年再評価が進む京都の画家。今回の特別展は、2013年、2017年に続き三度目。櫻谷が生涯挑み続けた山水画が集合する予定だ。
櫻谷17年の展覧会でもテーマ曲「寒月」を手掛け歌った、LE VELVETS佐賀龍彦。今回のテーマ曲「新しい季節」もヴォーカルとプロデュースを手掛ける。共演には、YouTubeで話題のピアニスト=石井琢磨、さらにその友人のウィーン在住テノール歌手高島健一郎。佐賀は一年余りの休業から復帰、現在開催中のLE VELVETSコンサート・ツアーにて久しぶりの歌声を披露したばかり。本楽曲が復帰後初のレコーディングであったという。
もととなったラフマニノフの「春の流れ」は、長い冬を抜けて春の訪れを喜ぶ気持ちを、ラフマニノフ特有のピアニズムとテノールの勢いのある歌唱で表現した歌曲だが、今回、佐賀のプロデュースにより、木島櫻谷の山水画の世界に相応しい世界観に生まれ変わったという。今後のテレビ・スポットや木島櫻谷のテレビ特番(BSフジ「百年の眠りからさめた櫻谷<理想郷>の美」11月12日15:30オンエア)で聴くことができる。
なお、本展覧会では、準備のなかで、京都・南禅寺塔頭の南陽院において、櫻谷山水画の代表作ともいうべき障壁画50面、櫻谷34歳渾身の作品群が再発見されている。通常は非公開の南陽院だが、同院協力のもと、展覧会とともに期間限定でこの櫻谷の山水障壁画が特別公開となる。
イベント情報
休館日:月曜日
開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1000円 高大生800円 中学生以下無料
※本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
※20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料
南陽院本堂《木島櫻谷 山水障壁画》特別公開
2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日)
*月曜休
*拝観料:1,000円、時間指定制
*取扱:イープラス
木島櫻谷旧邸 特別公開
*観覧料:600円
「木島櫻谷の扇展」
*観覧料:無料