マッチングアプリでの出会いから連続殺人事件へ 主演・土屋太鳳のサスペンス・スリラー映画『マッチング』製作が決定
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映画『マッチング』土屋太鳳 (C)2023『マッチング』製作委員会
映画『マッチング』が製作されることが決定。2023年に公開を予定していることがわかった。
本作は、マッチングアプリを通じた出会いに潜む恐怖を、追い詰められてゆく主人公とともに二転三転する展開で描くサスペンス・スリラー。ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方で、プライベートでは恋愛に奥手な輪花は、同僚から新しい出会いを薦められてマッチングアプリに登録。ある男性とマッチングが成立し、やり取りが始まる。輪花は新たな出会いに期待し初デートに向かうが、そこに現れたのはプロフィールとは全くの別だった。見た目は平凡ながら、どこか異様な雰囲気を漂わせる男に違和感を抱く輪花。時を同じくして、アプリ婚をした利用者を狙った連続殺人事件が起こる。出会った男が捜査線上に浮上するが、事件は意外な方向へと発展。そしてついに、魔の手は輪花にも迫るのだった。
監督・脚本と担当するのは、『ミッドナイトスワン』、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』などの内田英治氏。映画『orange -オレンジ-』『青空エール』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』や、ドラマ『チア☆ダン』『やんごとなき一族』などで知られる土屋太鳳が主演し、マッチングアプリでの出会いをきっかけに、次々と襲い掛かる先の読めない恐怖に見舞われる主人公を演じている。本作の撮影は、関東近郊で2022年9月中旬よりスタートし、10月20日にクランクアップしたばかり。
内田監督、土屋、プロデューサーのコメントは以下のとおり。
内田英治(監督)
私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。主演には土屋太鳳さんをお迎えしました。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます。
土屋太鳳(主演)
幸せの探し方は一つではありません。でも、だからこそ、幸せを探しているつもりが違うものを掴んでしまうこともあって、その原因は欲かもしれないし本能かもしれない。輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか…撮影を経て今になっても、私はまだ整理出来てないんです。どの役に対しても「何か少しでも伝わって欲しい」と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした。でも一つだけ、はっきりしていることがあります。本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております。
二宮直彦(KADOKAWAプロデューサー)
昨年、内田英治監督から「こんな企画があるんですけど、」と概要伺ったのが本作のスタートでした。現代的で予測不可能な展開はオリジナル作品故に強みとなって脚本でさらにツイストがかかって企画が立体的に練られていきました。そして決定打となったのが主演となる輪花役の土屋太鳳さんです。
可憐さと芯の強さを併せ持つ土屋さん以外に考えられませんでした。映画を観る方に土屋さん演じる輪花を通じてこの誰も予測できない展開と結末をご用意します。どうぞご期待下さい。
『マッチング』は2023年公開。