巨匠ノイマイヤー、芸術監督として最後の日本公演へ　ハンブルク・バレエ団の5年ぶり9度目の日本公演開催

ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団の5年ぶり9 度目の日本公演が、このたびノイマイヤーとバレエ団50 周年を祝うと同時に、芸術監督ノイマイヤーのラスト・シーズンを控えた特別な期間に開催される。

まずはノイマイヤー芸術の集大成であり、過去2回の日本公演で大きな熱狂を生んで再々演が熱望されていた〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉が、作品を一部入れ替えアップデートされた「Edition2023」としてバレエ団総出演で上演される。またもう一つは、ギリシャ神話のニンフである男勝りなシルヴィアと羊飼いアミンタの恋を描いたバレエ『シルヴィア』で、元々パリ・オペラ座バレエ団のために創作され、錚々たるエトワールたちが演じてきた。現代を生きる観客の共感を呼ぶノイマイヤー一流の愛の神話が、菅井円加、アレクサンドル・トルーシュという最強キャスト他で日本にお目見えする。

「最後の巨匠」とも称えられるノイマイヤーの強烈なカリスマのもと、ハンブルク・バレエ団はダンサーたちの磨き抜かれた高い表現力を誇り、公演会場はつねに熱狂に包まれてきた。ノイマイヤーが手塩にかけて育て上げたバレエ団とともに来日する最後の日本公演は、熱い感動に包まれること必至。公演は、2023年3月2日（木）～3月5日（日）（〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition2023）、3月10日（金）～3月12日（日）（『シルヴィア』）東京文化会館にて。