京都国立博物館、重要文化財・明治古都館の壁面を活用した大規模なプロジェクションマッピングショー開催

『光と食のアンサンブル～花宵の宴Directed by NAKED～』が、2022年12月10日（土）から12月25日（日）まで、京都国立博物館にて開催される。

本展は、クリエイティブカンパニー・NAKED, INC.（ネイキッド）が演出･制作を手がけるマッピングショー。ネイキッドが京都国立博物館にて演出するのは初となり、120年以上の歴史を持ち、重要文化財である明治古都館の壁面を活用した大規模なプロジェクションマッピングショーとなりそうだ。

明治から令和の時代の流れを見守ってきた明治古都館に、博物館に収蔵されている友禅染の着物の柄、美しい”花”をモチーフにそれぞれの時代を巡るストーリーを映し出すほか、壁面のマッピングショーのみならず庭園全体もライトアップし、夜だからこそ楽しめるアートスポットに。さらに、9月から『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として、京都エリアを巡ってきた平和の願いを世界に届けるアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」への参加も可能。普段見ることのできない夜の京都国立博物館の魅力を満喫することができる。

また、明治古都館の壁面へのプロジェクションマッピングのほかに、食体験も目玉となる。京菓匠 笹屋伊織、珈琲焙煎所 旅の音、ぱんだの散歩、Faina（ファイナ）などのブースが出店し、会場限定の京都スイーツが味わえるほか、伝統工芸のコラボレーション企画として、京都の伝統文化を担う提灯職人、小嶋庵の小嶋俊氏とコラボレーションしたフォトブースも登場。本イベントでしか体験できない京都国立博物館での貴重な宴を楽しめそうだ。