前田敦子は首の血管が浮き出るほど叫び、伊藤万理華は食卓で怒鳴り散らす 映画『そばかす』2つの“怒り”シーンを公開

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2022.12.5
前田敦子演じる世永真帆 映画『そばかす』 (C)2022「そばかす」製作委員会

前田敦子演じる世永真帆 映画『そばかす』 (C)2022「そばかす」製作委員会

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12月16日(金)公開の映画『そばかす』から、本編映像の一部が解禁された。

『そばかす』は、『ドライブ・マイ・カー』で第45回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した三浦透子を主演に迎え、“恋愛至上主義”がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた映画。物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う。

(C)2022「そばかす」製作委員会

(C)2022「そばかす」製作委員会

主人公・蘇畑佳純(そばた・かすみ)を演じる三浦は、本作で長編映画単独初主演。また、佳純の中学時代の同級生・世永真帆役で前田敦子、佳純の同僚・天藤光役で北村匠海、佳純の母・菜摘役で坂井真紀、父・純一役で三宅弘城、佳純の妹・篠原睦美役で伊藤万理華、佳純の祖母・宮子役で田島令子、佳純の小学校時代の同級生・八代剛志役で前原滉、佳純がお見合いで出会う男・木暮翔役で伊島空が出演。メガホンをとったのは、『あの日々の話』や『僕の好きな女の子』など自身の劇団・玉田企画すべての作品で作・演出を担当している玉田真也監督。脚本は、映画『his』『カフカの東京絶望日記』『青きヴァンパイアの悩み』などの原作・脚本で知られるアサダアツシ氏が手がけている。

解禁された本編映像は、劇中の状況が異なる2つのシーンを切り取ったもの。主人公・蘇畑佳純(三浦透子)が妹・篠原睦美(伊藤万理華)と食卓で言い合いになる場面と、佳純の友人・世永真帆(前田敦子)が自身の親に公衆の面前で怒りをあらわにするシーンを収めた映像だ。

伊藤万理華演じる篠原睦美 映画『そばかす』 (C)2022「そばかす」製作委員会

伊藤万理華演じる篠原睦美 映画『そばかす』 (C)2022「そばかす」製作委員会

冒頭のシーンでは、睦美が「お姉ちゃんは、悔しくないわけ?」と詰め寄る。さらに、佳純は、姉が友人の真帆(前田敦子)と暮らすことについて、「お姉ちゃんってレズビアンなんでしょ」と決めつけ、怒鳴り合いに。最終的には、睦美の夫・健人が佳純に顔を叩かれることになるのだった。

 
 

映像の後半では、佳純の友人である真帆が公衆の面前で父親に、「どうして自分が思っていることを話したり表現したりするだけで、怖くなったり恥ずかしくなったりしなくちゃいけないの?」「なんで、『自分がおかしいんだ』とか思わなくちゃいけないの?」と叫ぶ。さらに、真帆は「何も知らないし知ろうとしないんでしょ?」と、首の血管が浮き出るほどの怒声で畳みかける。そして、そんな真帆の様子を佳純は見つめ続ける。主人公を取り巻く、異なるふたりのそれぞれの“怒り”は何を意味するのか。

『そばかす』は2022年12月16日(金)、新宿武蔵野館ほか全国公開。

作品情報

映画『そばかす』
三浦透子
前田敦子 伊藤万理華 伊島空 前原滉 前原瑞樹 浅野千鶴
北村匠海(友情出演) 田島令子 坂井真紀 三宅弘城 
監督:玉田真也 企画・原作・脚本:アサダアツシ
主題歌:「風になれ」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
音楽・録音・音響効果:松野泉
製作幹事:メ~テレ 配給:ラビットハウス 宣伝:フィノー 製作プロダクション:ダブ
 (not) HEROINE movies メ~テレ60周年 助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
(C)2022「そばかす」製作委員会
 
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