有村架純が演じる元・風俗嬢のちひろ、ちょっと口が悪くてマイペースな彼女の日常が明らかに Netflix映画『ちひろさん』予告編

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2022.12.5
 (C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014

(C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014

2023年2月23日(木・祝)に全世界配信・劇場同時公開されるNetflix映画『ちひろさん』から、予告編とキービジュアルが解禁された。

『ちひろさん』は、Netflixとアスミック・エースが共同で製作する作品。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された、安田弘之氏の漫画『ちひろさん』を実写映画化するものだ。元・風俗嬢のちひろは、フラリと立ち寄った海辺の町にあるお弁当屋“のこのこ弁当”の味と雰囲気に惹かれて働き始める。あっけらかんとした笑顔に、くだけたお喋り。彼女は風俗で働いていた過去も隠さない。軽やかに、そして心のままに日々を営む彼女の周りには、いつしか“生きづらさ”を抱えた人々が集まってくる。自分の気持ちを押し殺して、家庭でも学校でも人に合わせて生きている女子高生、伝えたいことを伝えられず暴力に訴えてしまう少年、父親との過去に悩みながら、いつ暴発する分からない凶暴な自分を抑え込もうとしている青年。やがて彼女に影響を受けた者たちは、彼女を慕っていくようになる。

主人公・ちひろを演じるのは、映画『花束みたいな恋をした』や映画・ドラマ『前科者』などの有村架純。ちひろに心惹かれ、出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校二年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)役で豊嶋花、ちひろと仲を深めていくシングルマザーの母親と暮らす小学三年生男児・佐竹マコト役で嶋田鉄太、ちひろの友人でショーパブで働く歌姫・バジル役でvan、ちひろが務めていた風俗店の元店長・内海役でリリー・フランキー、ちひろが働く“のこのこ弁当”の店長の妻・多恵役で風吹ジュン、“のこのこ弁当”店長の尾藤役で平田満、“のこのこ弁当”のパート主婦・永井役で根岸季衣、“のこのこ弁当”の常連客で闇を抱えた建設作業員・谷口役で若葉竜也、マコトの母親で夜の店で働くシングルマザー・ヒトミ役で佐久間由衣、オカジの不登校気味の同級生・宇部千夏(通称・べっちん)役で長澤樹、浮浪者のおじさん役で鈴木慶一、ちひろが幼い頃に偶然出会うもう一人の「ちひろ」役で市川実和子が出演している。メガホンをとったのは、『愛がなんだ』、『his』、『アイネクライネナハトムジーク』、『街の上で』などの今泉力哉監督。

 
 

解禁された予告編では、海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働く元・風俗嬢のちひろの、ちょっと口が悪くてマイペースな姿や、彼女を取り巻く人々との関係が映し出されている。なお、映画の劇伴音楽をバンド・くるりの岸田繁が制作することも明らかに。岸田は、主題歌として「愛の太陽」も書き下ろしている。なお、「愛の太陽」とサウンド・トラックが収録されたCD『愛の太陽 EP』が2023年3月1日に発売されることも決定した。

『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開。

作品情報

Netflix映画『ちひろさん』
有村架純
豊嶋花 嶋田鉄太 van
若葉竜也 佐久間由衣 長澤樹 市川実和子
鈴木慶一 根岸季衣 平田満
リリー・フランキー 風吹ジュン
原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)
監督:今泉力哉 脚本:澤井香織 今泉力哉 音楽:岸田繁
主題歌:くるり「愛の太陽」(VICTOR ENTERTAINMENT / SPEEDSTAR RECORDS)
製作:Netflix、アスミック・エース 制作プロダクション:アスミック・エース、デジタル・フロンティア 配給:アスミック・エース
(C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014
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