レペゼンフォックス、DJ社長が感涙 ヒカル・てんちむも参加 400万人突破「ピッピ400」MV撮影も『炎上万博』最終日レポート

2022年12月29日、『炎上万博』第3回が東京・新木場1stRINGにて開催された。12月17日に開催されて大盛況だった第2回に引き続き、今回も「～事件・炎上・因縁、総決算祭り～」をコンセプトに、大物YouTuberらが拳で語り合う。この記事では、第2回に続いて、注目の第3回目のイベントを完全レポート！

DJ社長「一番注目しているカードは、DJ社長 VS 啓之輔」

実況席には、イベントを主催するRepezen Foxx・DJ社長、アナウンサー・柴田将平、トラックメーカー・チバニャン。試合開始前の挨拶で、柴田に「どんなファイトを期待していますか？」と尋ねられたDJ社長は、「僕が一番注目しているカードは、DJ社長 VS 啓之輔ですね」と自ら宣戦布告。一方、チバニャンは飯田祐基 VS 星野ロミのチーム戦を推した。

予選のスパーリングでは、エドVSディラン、田端魂 VS 七瀬嘛雪璃、舎弟ニキ VS ozu.microphone、菊井P VS こうたろう、ゴリ中村 VS 松本峰周、煉獄コロアキ VS ニファエル、こてっちゃん VS パニ立野、舞杞維沙耶 VS BIG_KAZUの8試合が行われた。試合の途中でレペゼンメンバーの続々と到着する中、予選は終了。DJ社長は「良い空気のまま、本戦を迎えられそう」と気合たっぷりにコメント。

ヒカルとてんちむも駆けつけ、YouTuberらが激突を見せつける

グラビア系TikToker・なな茶のトークとチバニャンによる前座が続き、Repezen Foxxがお馴染みの「XOXO」「Bulldog」を披露。会場が声援と熱気に包まれたところで、審査員の安保瑠輝也、醤油ニキ、オリンピックメダリスト・太田忍が着席した。

リングアナ・へずまりゅうの紹介で元天皇専属サービスマンのケースケとTHE OUTSIDER 1位の関翔太が登場し、第1試合が始まった。レフェリーは和田良覚。静寂が流れる中、関がケースケを24秒で破った。第2試合のマツバラ VS カツモンと第3試合のもっくん VS 顔面ニキは、いずれも激しい戦いとなり、場内には大歓声が響く。見応えは十分だ。

次の試合開始前、YouTuber・ヒカルとてんちむがそろって登場。ヒカルは「時間いっぱい殴り続ければ勝てるんじゃないか？」とDJ社長を鼓舞した。一方、てんちむは「今日、このサムネイル見たら、私がいたんですよ。行かなくちゃいけなくなった（笑）」と笑いを誘いつつ、出演の経緯を語る。

チバニャン注目の第4試合では、ライバー元会長・飯田祐基と『漫画村』で世間を騒がせた、星野ロミが激突。飯田、かけぞう、マイキー、瓜田ジェリヤ（ゲスト）の飯田軍団と、星野、ヒデ、青アシメ、アトガナイズの星野軍団が、次々と選手交代しながらパンチやキックの応酬を繰り広げ、盛り上げた。

第5試合では、はてにゃんを竹之内社長が蹴り倒し、リングアナをTKO・木下隆行に交代して、第6試合へ。渋谷りゅうきと楽しんごの“おふざけ”は、醤油ニキの独断と偏見で楽しんごが勝利。イチパーセントと井原涼が戦った第7試合では、最後まで“行儀が良かった”井原の成長ぶりも話題に。第8試合の後藤聖那VS前田俊は、爽やかなイケメン対決。制したのは、前田俊だ。試合後に前田は、「（炎上に）3年間、向き合って頑張ってきた…。これが父親の強さです」と堂々と誇らしげに挨拶した。

レペゼン・DJ社長 VS 啓之輔、バン仲村 VS ACEの白熱した試合

元THE OUTSIDER王者・啓之輔にDJ社長が挑む第9試合。啓之輔は左手のみで戦うハンデありのルールで参戦。試合開始前、DJまるがメンバー一同を代表して、啓之輔に「ガチでお願いします！！！」と訴えた。

ゴングが鳴り、DJ社長が啓之輔との距離を一気に縮め、拳だけでなく全身を使って攻撃。最初はやや押され気味だった啓之輔はすぐに形勢逆転して、突進をかわしながらDJ社長にパンチを命中させる。右脇腹に強烈な一撃を食らったDJ社長はその場にうずくまるも、場外からの「社長、立て！！」の声援を受けて何とか立ち上がり、残り15秒、ラッシュをかけたところで試合終了かと思いきや、安保の提案で1分間の延長戦へと突入。

再びゴングが鳴り響くと、DJ社長の強力な攻めが続いた。啓之輔は怯むことなく、確実にパンチを決めていく。延長戦終了後、判定は審査員全員一致で啓之輔の勝利となった。「最小限で殴った」と余裕を見せる啓之輔に、DJ社長は「これから…強くなるんで、また戦ってください！」と強く握手を求めた。その目には、涙が光っていた。

そして、炎上万博のラストを飾るのは、「BREAKING DOWN」などで人気を博すバン仲村と人気ラッパー・ACEのメインマッチだ。試合開始と同時に鋭い拳を繰り出すACE。バン仲村はガードしながらも反撃。残り30秒で両者がさらに激しく撃ち合う中、試合終了のゴングが鳴り響いた。

審査員全員のドロー判定で、延長戦が決定。再び試合が始まると、バン仲村がラッシュをかけ、ACEもカウンターを食らわせた。1分間の激闘の末、勝利をつかんだのはバン仲村だった。バン仲村は「今日は、ライオンだけを見せに来たよ」と語り、ACEは「戦えて光栄です」とバン仲村に感謝を伝えた。挨拶の最後に、ごぼうの党・奥野卓志からバン仲村に花束が贈呈された。

奇跡の登録者数400万人突破をテーマにした楽曲「ピッピ400」のMV撮影で盛り上がるエンディング

エンディングでは、ACEがレペゼンとラッパーバージョンの『炎上万博』を開催すると告知した。それを聞いたバン仲村がACEに「バン仲村に1曲プレゼントしてくれよ」と要望。ACEはバン仲村とDJ社長に「この3人で1曲作りましょう！」と呼びかけ、観客席からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。

その後、レペゼンのチャンネル登録者数400万人突破をテーマにした楽曲「ピッピ400」のMV撮影が急遽スタート。レペゼンメンバー、Youtuber、選手、関係者ら一同がリング上に集まり、観客と一体となってイベントのクライマックスを盛り上げた。レペゼンが主催する次なる『炎上万博』は、どんな“エンターテイメント”が待っているのか。また、目標として掲げていたYoutube登録者数400万人を年末に見事突破し、ノリにのっている彼らの2023年の活動にも期待して、その時を待ちたいと思う。