Baobab・北尾亘が率いるダンスの未来を担う若き才能たちとのショーケース公演『吉祥寺ダンスリライトvol.3』開催
2023年3月24日(金)~3月26日(日)吉祥寺シアターにて、ダンスショーケース公演『吉祥寺ダンスリライトvol.3』を、2年ぶりに開催することが決定した。
次世代を担う若手振付家・ダンサーが現在を「上書き=リライト」しようと試み、新たな表現を提示する吉祥寺シアター発信のダンス企画。振付家・ダンサーの北尾亘(Baobab主宰)が総合ディレクターを務める。
第3弾となる今回は、DANCE PJ REVO主宰の田村興一郎振付作品に参加する若手ダンサーの公募も実施。ワークショップを経て創作された作品を、選出された4組のアーティスト作品と共に上演する。
総合ディレクター北尾亘(Wataru Kitao/キタオワタル)プロフィール
北尾亘 photo by bozzo
幼少より舞台芸術に携わり、クラシックバレエからストリートダンスまで様々なダンスを経験。2009年ダンスカンパニー[Baobab]を立ち上げ、全作品の振付・構成・演出を担うほか、振付家としても活躍。横浜ダンスコレクション2018コンペティションⅠベストダンサー賞[2018]、ベッシー賞OUTSTANDING PERFORMER部門ノミネート[2020]等受賞多数。
出演団体プロフィール
大森瑶子(Yoko Ohmori/オオモリヨウコ)
大森瑶子
日本女子体育大学卒業。クラシックバレエやストリートダンスなどを経験。横浜ダンスコレクション2019 コンペティションⅡにて最優秀新人賞、タッチボイントアートファウンデーション賞、横浜ダンスコレクション2021 DEC コンペティションⅠにてベストダンサー賞を受賞。Danse Élargie 2022にて、第2位、テクニカル賞を受賞。現在はソロやグループなどの作品創作に取り組む。
tantan(タンタン)
tantan (c)カワベミサキ
亀頭可奈恵主宰のダンスカンパニー。2014年結成。ダンス花「生きるために食う。」奨励賞。2016年ダンスがみたい!新人シリーズ14「傷としお。」オーディエンス賞。2017年NEXT REAM21「触らぬ神にたたになし。」最優秀賞。同じくSICF18 PLAYで栗栖良依賞。SAI Dance FestivalにてJury praize賞。2019年「ほつれ。」発表。同年、六本木アートナイト2019に参加。2021年「天国と地獄。」発表。同年、東京オリンピック2020開会式出演。同年、単独公演「私の海で溺れればいいのよ。」発表。2022年「愛と誠。」発表。2022年「パンドラの匣。」発表。
Null(ヌル)
Null
2019年に大学卒業を機に集まって結成されたダンスグループ。これまでに各々が培ってきたダンススタイルやスポーツの経験、日常の様子から生まれる様々な動きの融合を基盤とした振付をしている。あらゆるテーマに対してまず〈ゼロ〉からの視点で捉え、かえりみることで新たな可能性を導き出すことにこだわった活動を行っている。
吉沢楓(Fu Yoshizawa/ヨシザワフウ)
吉沢楓
幼少時よりピアノやジャズダンスを習い始めたのをきっかけに多くのジャンルのダンスを学ぶ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。ダンス作品を大学在学時より作り始め、振付活動も行う。近年の制作作品に、生活の一部を省みるところからとんでもない飛距離のぶっ飛んだ世界を作り出した「歯みがき」、童話をもとに独自の奇想の物語を展開した「人魚姫」など。ダンサーとしては森下真樹、田村興一郎などのもとで踊る。
田村興一郎(Koichiro Tamura/タムラコウイチロウ)
田村興一郎
1992年新潟生まれ。振付作家・ダンスアーティスト・パフォーマー。DANCE PJ REVO主宰。京都での創作活動を経て、現在は横浜を拠点に活動中。ストリートダンスカルチャーに憧れ、ダンスを始める。京都造形芸術大学で身体表現と舞台芸術を専攻し、寺田みさこ、伊藤キムからダンスを学ぶ。国外ではロンドン、ルーマニア、フランス、韓国、香港など著名なフェスティバルからの招聘上演として参加するなど、幅広く活動。2020~2023年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。Dance New Air 2018ダンスショウケースでは同世代の若手アーティストのキュレーターに就任。横浜ダンスコレクションにて奨励賞、最優秀新人賞、若手振付家のための在日フランス大使館賞、シビウ国際演劇祭賞を受賞。SAI DANCE FESTIVAL 2021 COMPETITIONにて最優秀作品賞を受賞。『踊る。秋田』vol.7 国内コンペティションにて審査員特別賞を受賞。