トーマス・バウアー(バリトン)甘美な美声で聴くドイツ・リートの神髄
2016.1.10
ニュース
クラシック
-
ポスト -
シェア - 送る
トーマス・バウアー(バリトン)
甘美な美声で聴くドイツ・リートの神髄
オペラから宗教作品、リートまで、さらに、モダン楽器はもちろん、古楽器オーケストラとの共演まで、あらゆるシーンで甘美な美声を披露し、世界中の聴衆を虜にしているバリトンのトーマス・バウアー。幅広いレパートリーの中でも、とりわけ得意とするドイツ・リートの傑作を引っ提げて、Hakuju Hallに登場する。
少年時代からレーゲンスブルク聖歌隊で歌い始め、ミュンヘン音楽演劇大学で学んだバウアー。2014年夏のザルツブルク音楽祭ではモーツァルト・マチネーで好評を博し、15年もミラノ・スカラ座をはじめ、檜舞台へ登場した。
今回のステージは、公私ともにパートナーで、日独の血を受け継ぐピアノのウタ・ヒールシャーと共演。シューマン「詩人の恋」とベートーヴェンの連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」に、「船乗り」「冥府への旅立ち」「竪琴に寄せて」「ブルックの丘にて」など、シューベルトの佳品を添えたドイツ・リートの粋のようなプログラムで魅せる。
文:笹田和人
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年12月号から)
Hakuju Hall 第19回 ワンダフル one アワー トーマス・バウアー(バリトン)
2016.1/17(日)14:00 17:00
Hakuju Hall
問:Hakuju Hall
https://www.hakujuhall.jp