スターダンサーズ・バレエ団、“絶対に揃わないバレエ”ほか近代バレエ必見の演目を再上演 昨年の初演よりPV映像が公開

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2023.3.23
スターダンサーズ・バレエ団『The Concert』

スターダンサーズ・バレエ団『The Concert』

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スターダンサーズ・バレエ団が、2023年5月13日(土)・14日(日)テアトロ・ジーリオ・ショウワ(神奈川/新百合ヶ丘)にて、『The Concert』を上演する。再上演を記念して、昨年秋の初演より、Sold Outの会場を沸かせた数々のシーンがよみがえるPV映像が公開された。

あの“絶対に揃わないバレエ”も上演!スターダンサーズ・バレエ団「The Concert」

『ウェスト・サイド・ストーリー』『王様と私』『屋根の上のヴァイオリン弾き』など、数々のブロードウェイ・ミュージカルのヒット作品を生み出した天才振付家ジェローム・ロビンス。『The Concert』は、彼が振付けを手がけたコメディ・バレエの傑作『コンサート』を含め、『スコッチ・シンフォニー』、『牧神の午後』という20世紀を代表する珠玉の近代バレエ3演目を贈る公演だ。

『スコッチ・シンフォニー』

『スコッチ・シンフォニー』

『牧神の午後』

『牧神の午後』

『コンサート』は、日本国内で唯一スターダンサーズ・バレエ団だけが上演を許されており、ピアノコンサートを舞台に繰り広げられる人間模様をコミカルに描いた“コメディ・バレエ”の傑作。

注目したいのは、演目『コンサート』に組み込まれた「Mistake Waltz(ミステイクワルツ)」。絶妙に踊りがズレる6名の女性ダンサーは、本当に間違えているように見えて実は揃わないことが正しい、全てジェローム・ロビンスにより計算された「振り付け」。一糸みだれず揃うことが醍醐味であるバレエにおいて、敢えて“揃わないように息を揃える”という前代未聞のシーンは、会場が笑い声で溢れる“絶対に揃わないバレエ”として、バレエファン問わず必見の名シーンだ。

『コンサート』

『コンサート』

世界で愛され踊り継がれる“100年後の古典名作群”にいま巡り逢う、まるで奇跡のようなひとときになること間違いなしの本公演。2日限りとなる今回の再上演を見逃さないでおこう。

公演情報

スターダンサーズ・バレエ団『The Concert』
 
日程:2023年5月13日(土)・14日(日)
会場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ(神奈川/新百合ヶ丘)
13:15開場・14:00開演 
※各日13:40〜 総監督小山久美のプレトークがございます。

料金(全席指定・税込):
SS席 9,000円/S席 8,000円(子ども 6,000円)/A席 6,000円(子ども 4,000円)/B席 3,000円(子ども 2,000円)/C席 1,000円/学生席(25歳までの学生対象/座席指定不可)2,500円 ※未就学のお子様のご入場はご遠慮ください
 

公演情報

『スコッチ・シンフォニー』
アメリカ3大バレエ団のひとつ
「ニューヨーク・シティ・バレエ」創設者かつアメリカンバレエの生みの親でもある巨匠振付家《ジョージ・バランシン》の演目。「音符を動きにした」と形容されるバランシンのリズムやメロディを⾃在に駆使したような軽やかなステップは必見。
 
『牧神の午後』
『コンサート』と同じくジェローム・ロビンスが振り付けを手がけた本作は、長年海外バレエ団でも愛され続け世界で上演の絶えない演目。“質朴な舞台” に浮かび上がる“男女二人の圧倒的身体美”その強烈なコントラストが空間を満たしていく至極の一刻。
 
『コンサート』
国内で唯一スターダンサーズ・バレエ団だけが上演を許された、ピアノコンサートを舞台に繰り広げられる人間模様をコミカルに描いたコメディ・バレエの傑作。
“セリフのないバレエ”と“コミカルさ”を見事に融合させた〈モダンで多弁なロビンスの振付け〉とそれを再現する〈ダンサーの身体能力〉が会場を笑いで包むスペシャルな舞台。
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