新宿梁山泊、夢とロマンあふれる唐十郎の大傑作をテント版で初上演 風間杜夫、六平直政、大鶴義丹ら出演
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新宿梁山泊 第74回公演 テント版『少女都市からの呼び声』
2023年6月11日(日)~6月26日(月)新宿・花園神社境内 特設紫テントにて、新宿梁山泊 第74回公演 テント版『少女都市からの呼び声』が上演される。
本作は、1994年に文化庁芸術祭賞を受賞し、その後フランス・アビニョン演劇祭、韓国、カナダ、中国、台湾、アメリカで上演された。
夢とロマンあふれる唐十郎の大傑作であり、新宿梁山泊が長年上演してきた名作。今回、本作にこだわり続ける金守珍が演出、さらに風間杜夫、六平直政、大鶴義丹を迎え、花園神社にてテント初上演する。
なお、本作品はその後、7月シアターコクーンプロダクション2023として新宿東急歌舞伎町タワー・ミラノ座でのオープニングシリーズ公演、10月ザ・スズナリでの新宿梁山泊若衆公演と続くので、こちらもチェックしておこう。
夢と恐怖 劇作 唐十郎 2010年ソウル公演パンフレットより
「氷いちご」にスプーンをさし入れる時の、サクリとした音まで聞こえる。そんな小さな気配を呼び寄せなければこわれてしまうもろい世界、かと思うと、吹雪き吹き荒れるう満州の荒野、物語を横切る老人乞食の群れ、そして哀しみの地平を埋めつくす雪子の涙のガラス玉、この作品は、存在するものと、しないもの、つまり現実と非現実の融合の物語です。
男(田口)の内部には生まれなかった妹が住んでいます、男が夢見るときだけ起き上がるもろいガラスの少女、自分の変わりに生まれていたかもしれない少女、大胆でたくましい活力を放射する新宿梁山泊の舞台には、いつも、そんなはかなく美しい妹がひそんでいます。
僕にとって劇場は面白く美しい場所であるとともに、現実逃避ができるところであり、そしてまたおぞましく恐ろしい場でもあります。
私が皆さんと共有したいのは、私自身の夢と恐怖なのです。
公演情報
テント版 『少女都市からの呼び声』
※15日、22日は休演日
※毎夜19:30開演
新宿花園神社境内 特設紫テント
演出:金守珍
風間杜夫 金守珍 六平直政 大鶴義丹 水嶋カンナ 松田洋治
一般指定席 前売り 5,000円 当日5,500円
桟敷自由席 前売り3,500円 当日4,000円
U25 2,500円 (桟敷自由席限定、前売り当日共)
※U25の方は当日、身分証明書・学生証をご提示ください。
※未就学児童様はご入場をご遠慮いただいております。
4月22日[土]11:00〜
新宿梁山泊公式 http://s-ryozanpaku.com
shinjukryozanpak@gmail.com
stage.contact55@gmail.com
TEL.03-3385-7971
shinjukryozanpak@gmail.com