ポーラ美術館『部屋のみる夢』展出品作家によるアーティストトークの実施が決定

2023.4.21
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アート

佐藤翠 Photo by (C)Rieko Tamura

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ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)では、2023年7月2日(日)まで、企画展『部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで』が開催されている。このたび、4月29日(土)と5月20日(土)の2日間、出品作家2組を招いてアーティストトークを行うことが決定した。

4月29日(土)のアーティストトークは、佐藤翠+守山友一朗。色とりどりの洋服や靴が並ぶクローゼットを鮮やかな色彩によって描いてきた佐藤と、日常や旅先で目にした風景を透明感のある色彩で捉えてきた守山。本展覧会では、初めての試みとして共作の絵画や屏風を制作し、閉じられた室内と開かれた自然との関係を再考する作品を展示している。アーティストトークでは、作品に込められた思いや制作時のエピソードなどを紹介する。

守山友一朗 Photo by (C)Rieko Tamura

5月20日(土)は高田安規子・政子(※高田の正式表記ははしごだか)(ゲスト:吉野弘)。高田は双子のアーティストユニットで、身近なものや日常風景のスケールを操作し、大きさの尺度や時間感覚における私たちの認識を問い直す作品を発表し続けている。本展覧会では、部屋を構成する普遍的な要素である窓や扉をモティーフにした新作を展示している。アーティストトークでは、展覧会の会場構成を担当した建築家・吉野弘をゲストに迎え、大きな窓とその向こうに広がる自然の風景が印象的な展示室の特徴を取り入れた今回の制作の背景について語る。

高田安規子・政子

吉野弘

アーティストトークはどちらも14時から、ポーラ美術館 講堂および展示室にて。定員30名(先着順)。

施設情報

ポーラ美術館
 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館⽇:会期中無休 ※7月3日(月)-7月11日(火)まで展示替えに伴う臨時休館
 所在地:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
 TEL:0460-84-2111
 入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
 ※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
 公式サイト:https://www.polamuseum.or.jp/
 
■展覧会概要
 部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで
 会期:2023年1月28日(土)– 7月2日(日)会期中無休
 会場:ポーラ美術館 展示室1, 3主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
 出品作家:ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、高田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗
 展覧会HP: https://www.polamuseum.or.jp/sp/interiorvisions/