“演歌ひとすじ50年”の大御所・水谷千重子が「夏の扉」など5曲を熱唱 日比谷フェスティバル『水谷千重子特別ステージ』(写真4点)
日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』
水谷千重子が、5月4日(木)に日比谷ステップ広場で開催された日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』に水谷千重子が出演。自身が座長を務める明治座『水谷千重子 50周年記念公演』に先駆け、5曲を熱唱した。
水谷は、松田聖子の「夏の扉 short ver」の前奏と共に登場。“演歌ひとすじ50年”の大御所演歌歌手・水谷の登場を待ちわびた群衆は大きな拍手で迎える。歌に合わせて「千重子ー!」の掛け声も飛び交うなど、会場は一気に熱気に包まれた。
日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』
一曲目を歌い終えた水谷は、観客に向けて挨拶をすると共に、今日の衣裳について「今年初めて浴衣を着るということで、ブロッコリー柄の浴衣を用意しました」と明かし、会場を笑いで包み込んだ。そして、座長を務める明治座公演について紹介し、「公演に先駆けて水谷千重子の歌を皆さんに知ってもらいたいということで、オリジナルソングを歌います」と 2 曲目に持ち歌である「人生かぞえ歌」を披露。水谷自身も大好きな曲ということで、力のこもった歌声で歌い上げ、観客も熱心に聴き入っていた。
最近ジャズを勉強しているという水谷が3曲目に披露したのは、ヘレン・メリルの「Be So Nice To Come Home To」。水谷はステージ上に準備してあった千重子水を飲んで喉を潤し、こぶしを効かせてしっとりと歌い上げた。
日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』
ここで、水谷のコンサートに数多く参加している吉本興業所属の芸人・トニーフランクがギターの生演奏のためステージに駆け付けた。トニーフランクは得意の即興ソングで、水谷への歌を披露。また持ちネタであるアーティストの新曲を勝手に想像する「想像ものまね」で会場を盛り上げた。
4曲目と5曲目は、水谷がトニーフランクのギター演奏に乗せたジャズアレンジのカバー曲を披露。髙橋真梨子の「はがゆい唇」を熱唱し、自身が昔から大好きだという中森明菜の「少女A」でステージを締めくくった。
水谷は、最後に6月の明治座公演について「お芝居と歌で頑張ります。今回、本当に豪華な方に出ていただいていて、毎日飽きないラインナップでやらせていただくので、ぜひ明治座にお越しください!」と意気込みを語った。
日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』
ステージ終了後には、公演チラシを手に取る観客の姿も。明治座6月公演『水谷千重子 50周年記念公演』は完全オリジナルの忍者をモチーフにした千重子芝居の最新作であるお芝居ステージ「大江戸混戦物語 ニンジャーゾーン」と、多彩なゲストが日替わりで千重子とジョインする歌謡ステージ「千重子オンステージ」の二部構成を予定している。
なお、日比谷フェスティバルステップショー『水谷千重子特別ステージ』の様子は、日比谷フェスティバル公式YouTubeチャンネルにて、アーカイブ配信されている。
『水谷千重子 50周年記念公演』は6月4日(日)から18日(日)まで東京・明治座にて上演。