横浜流星がボクシングのプロテストに合格、C級ライセンスを取得 4回戦の試合に出場可能に(コメントあり)
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横浜流星
6月12日(月)、俳優の横浜流星が日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに合格し、C級ライセンスを取得したことがわかった。
横浜が合格したのは、JBCが開催する、実技(スパーリング)テスト、筆記テストを含むプロテスト。身体検査、医療診断に合格し、プロボクサーとしての基本的な技術が備わっているかを判断する実技試験をクリア。C級ライセンスを取得し、4回戦(4ラウンド制)の試合に出場可能となった。
(C)2023映画『春に散る』製作委員会
8月25日(金)公開の映画『春に散る』でボクサーを演じる横浜は、自分自身がプロボクサーになる必要があったという思いを強く抱いたという。撮影に挑んだ際には、すでにボクシングのトレーニングに励み、プロの技術が備わっていたという横浜は、宣伝活動が本格始動する段階でテストの受験を決意。今回のライセンス取得に至ったとのこと。
ボクシングプロテストに合格した横浜のコメントは以下のとおり。
横浜流星
――プロテストを受けてみて合格しての喜び。
去年の4月から映画『春に散る』の役作りでボクシングを始め、そこからボクシングをずっと続けていました。
K'sBOXの会長、松浦さん、川並さん、その他の方々のサポートが無ければ、結果は出せませんでした。
本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました。
あの時の気持ちをまたこうして味わえて、自分は本当に格闘技が好きなんだと再確認できましたし、反省点もありますが、やって来たものを全て出しきれたので今はホッとしてます。
――今後の展望。
翔吾の台詞に今しかねぇ。という台詞があります。本当にその通りなんです。人生一度きりで後悔を残したくないし、今を大切に生きたいと心に強く刻み自分も生きています。今回挑戦したことは、芝居でもこれから生きていくうえでも、必ず活きると信じています。魂を込めて創り上げた映画『春に散る』が1人でも多くの方の心に届き、自分の大好きなボクシングや格闘技がこれからもっともっと盛り上がることを心より願っています!
『春に散る』は、朝日新聞で連載された沢木耕太郎氏の同名小説(朝日新聞出版)を映画化するもの。『糸』『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督による最新作だ。不公平な判定で負けアメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一。広岡と偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。翔吾は、仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、彼にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に⽬指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。本作では、仁一を佐藤浩市、翔吾を横浜流星が演じ、W主演を果たしている。
また、仁一がかつて所属していた真拳ジムの現会長・真田令子役で山口智子、翔吾の恋人で仁一の姪・広岡佳菜子役で橋本環奈、仁一と世界チャンピオンをともに目指したかつてのボクシング仲間で刑務所から出所したばかりの藤原次郎役で哀川翔、仁一と翔吾の挑戦を支える佐瀬健三役で片岡鶴太郎、東洋太平洋チャンピオンとして翔吾の対戦相手となる大塚俊役で坂東龍汰、そして、仁一と翔吾の前に立ちはだかる天才ボクサー・中西利男役で窪田正孝が出演している。
『春に散る』は8月25日(金)全国公開。