上白石萌音&杉田智和が音声ガイド担当、本邦初公開のマヤ文明「赤の女王」ほか約140件の至宝が集結する特別展『古代メキシコ』福岡で開催

2023.8.28
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特別展『古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン』

10月3日(火)~12月10日(日)の期間、九州国立博物館にて古代メキシコの至宝役140件が集結する特別展『古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン』が開催される。

メキシコには35もの世界遺産があり、なかでも古代都市の遺跡群は高い人気を誇る。前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻までの3千年以上にわたり、多様な環境に適応しながら、独自の文明が花開いた。9月3日(日)までは東京国立博物館にて開催中の同展では、4つの章にわけながら「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあてる。

見どころは3つ。ひとつめは、マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされる、赤い辰しん砂しゃに覆われて見つかった通称「赤の女王」。墓の出土品を、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開する。パカル王の息子と孫、ひ孫に関連する遺物もあわせ、200年にわたる王朝一族の物語を浮き彫りにする。

ふたつめは、古代メキシコの至宝約140件が一挙に集結すること。考古と民族資料の宝庫であるメキシコ国立人類学博物館をはじめ、アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古公園など、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件を、近年の発掘調査の成果を交えて紹介。

最後は世界遺産の魅力を体感できる展示空間。パレンケのパカル王と王妃(赤の女王)の墓、テンプロ・マヨールの大神殿、テオティワカンの三大ピラミッドなど、メキシコが世界に誇る古代都市遺跡の魅力を、映像や臨場感あふれる展示で再現する。

音声ガイドはメキシコ在住経験のある俳優で歌手の上白石萌音と、『ジョジョの奇妙な冒険』ジョセフ・ジョースター役を務めた声優の杉田智和が担当。古代メキシコの世界をめぐる旅をナビゲートする。

火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築いた古代メキシコ人たち。同展では、普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫る。

はイープラスほかプレイガイドにて発売中。

イベント情報

特別展『古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン』
会期:2023年10月3日(火)~12月10日(日)
会場:九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金・土曜日は午後8時まで夜間開館(入館は午後7時30分まで)
※夜間開館の実施については、九州国立博物館ホームページでご確認ください。
休館日:月曜日 ※ただし、10月9日(月・祝)は開館、10月10日(火)は休館
主催:九州国立博物館・福岡県、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス、朝日新聞社
共催: 九州国立博物館振興財団
 
観覧料:一般2,000円(1,800円)、高大生1,300円(1,100円)、小中生900円(700円)
※( )内は前売料金/販売期間=8月4日(金)~10月2日(月)
 
展覧会公式サイト:https://mexico2023.exhibit.jp/
九州国立博物館HP:https://www.kyuhaku.jp/
※関連イベントなどの詳細は随時、上記サイトでお知らせいたします。
 
に関するお問い合わせ〉
「古代メキシコ」福岡展実行委員会(西日本新聞イベントサービス内)
TEL:092-711-5491(平日9:30-17:30)
 
〈展覧会に関するお問い合わせ〉
九州国立博物館
ハローダイヤル050-5542-8600(9:00~20:00/年中無休)

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