『東レPPOテニス』に土居美咲が出場！ 現役最後のプレーへ

『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023』（東レPPOテニス）が、9月23日（土）～10月1日（日）に有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート（ハードコート） で開催される。

この大会に主催者推薦となるワイルドカードにより、土居美咲の予選出場が決定した。

ジュニア時代から活躍し、日本の女子テニス界を牽引してきた土居。積極的なプレーを武器に、『BGLルクセンブルク・オープン』（2015年）で優勝するなど、着実に実績を積み重ねてきた。今大会のアンバサダーを務める奈良くるみ氏とのダブルスでは、2015年の『ジャパンウィメンズオープン』で準優勝という成績を残している。

土居は先日、腰の故障を理由に引退を表明していた。

8月24日（木）には記者会見を行い、改めて自身の体調について言及。改善に向けて色々と取り組んできたが、高いレベルでのプレーが困難になったことから、引退を決意したと話している。『東レPPOテニス』では「必死で戦う姿を見てほしい」とファンに誓った。

なお、記者会見には同世代のライバルで、昨年に引退した奈良くるみも登場。土居に花束を渡すとともに、大会やその後に向けたエールをおくっている。

『東レPPOテニス』には毎年のように出場している土居。2019年にはシングルスベスト8、ダブルスでベスト4という成績を残した好相性の大会で、最後にどんなプレーを見せてくれるのか大いに注目したい。

なお、今大会では土居のスペシャルトークショーやサイン会などを開催するとともに、引退セレモニーも予定している。