「どのカードも最高のカード!」 ストロングスタイルプロレス 8/31後楽園大会へ選手が意気込み語る
8月22日(火)、都内にてストロングスタイルプロレスが記者会見をおこない、8月31日(木)東京・後楽園ホール大会の全対戦カードを発表。出場選手たちが意気込みを述べた。
平井丈雅代表
「間下隼人、佐山総監のもとで17年切磋しチャンピオンになりました。2月22日の後楽園大会でチャンピオンになり今回初の防衛戦となります。防衛戦の相手をつとめていただくのは将軍岡本選手。そして、ジャガー横田選手が提唱しましたストロングスタイルプロレス初代女子タッグ王者争奪トーナメントが準決勝をむかえます。6月8日の大会で勝ち抜いた4チームが準決勝として闘っていただき、勝ち残った2チームが12月7日の大会で決勝をおこないます。そして、男子はスーパー・タイガー、日高郁人コーチ、それに対する宮本裕向選手。そして政宗選手。熱い闘いを見せてくれると思います。よろしくお願いいたします。
ジャガー横田
「今日はお忙しい中、ご参列いただきましてありがとうございます。ストロングスタイルプロレス、今回女子は、みなさんも御存知の通り、女子のタッグ卜ーナメン卜準決勝ですね。準決勝になりますが、やはり私も選手なものですから内容的なことを言うというよりか、ひとりずつが初代になるために頑張って1回戦を勝ち抜いた4組の代表者が本日出席いただいてますのでひとりずつ意気込みを言ってくれると思います。初代王座を獲るために、もちろん夕イガー・クイーンが躍起になってくると思いますが、それを阻止するというのが他の3組だと思いますので、ご期待いただければと思っております。よろしくお願いします」
続いて、出場選手たちがコメントを発表した。
本間多恵
「こんにちは。トラブル前にホウレンソウ、特攻隊長の本間多恵です。今回の準決勝、私は高瀬みゆきと組んで、大先輩であるジャガー選手、そして薮下選手に挑まさせていただくという形なんですけども、今回8月31日、8月ラストの日ということなので、後楽園ホールに大きな花火をみゆきと一緒にあげさせていただいて、12月7日の決勝戦で、いい意味でみなさんを裏切って、私と高瀬が初代王者になるところをみなさんに見せていきたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いいたします」
ダーク・タイガー
「DarkerZ、我々が当初ここに来た目的はタイガー・クイーンを倒すこと。その目的を果たし、優勝してDarkerZがベルトを巻く。以上」
タイガー・クイーン
「優勝あるのみ。ダーク・タイガーと決着づけます」
ジャガー横田
「準決勝に残ったみんなも頑張ってくれると思いますが、(尾崎魔弓とのOZアカデミー認定タッグ王座で最年長女子タッグチームとして)ギネス認定をいただいたばかりですから、ノリにノってるジャガー横田です。もちろん、初代のベルトを巻くのは私だと思っておりますので、心して私に挑んでくださいと思っております。よろしくお願いします」
政宗
「第1試合で、チェック島谷選手と組んで日高選手と阿部選手と試合をします。チェック選手とは初タッグで、どのような選手かちょっとわかんないんですけども、名前がチェックってことで、チェックしたいと思います」
日高郁人
「ショーンキャプチャー、日高郁人です。今回第1試合で政宗選手、チェック島谷選手と対戦ということで、チェック選手は初参戦ですが、非常にスピードのある選手なので、自分と阿部史典もしっかりタッグを組んできていますので、相手のタッグワーク、スピードをですね、殺して、勝利をして、この大会を第1試合から盛り上げていきたいと思います。また、私事ではございますが、先日、父が他界しまして。佐山先生、新間会長、ジャガーさんにお悔やみを頂戴しまして。私がもともとプロレスラーにこうしてなったのも父の影響ですが、プロレスが好きだった父も大変喜んだと思います。ですので、この大会で私は第1試合から後楽園ホールを盛り上げて父を送り出したいと思います。第1試合から期待していてください。よろしくお願いします」
宮本裕向
「はじめまして、666の宮本裕向です。スーパー・タイガー選手は、ZERO1の火祭りで対戦したこともあって、何度か試合したことがありますが、船木選手、船木さんは、約3年前にNOAHで一緒に組んでたことが、同じチームでやっていたことがあるんですけど、そのときに船木さんが対戦したい相手として、SNSでボクの名前を出してもらって、それはすごい嬉しかったんですけど、なかなか同じチームだったので対戦する機会がなかった中で、今回船木さんと闘えるというのは、すごく楽しみにしております」
スーパー・タイガー
「今回この対戦カード、私と船木選手が組み、関本大介、そして宮本裕向選手。このメンバーが第2試合からこの大会で見れると。今回メインは間下、将軍のタイトル。そして、女子の準決勝。ほかのお客様に対してもしっかりと伝えておきたいです。第2試合、その前の第1試合でもそうですけど、ストロングスタイルは最初のこの始まりから飛ばしていきますので、しっかりと、遅れることのないように、お客様に、マスコミのみなさまお伝え下さい。スタートから飛ばしていきます」
将軍岡本
「今回チャンピオンに挑戦することになりました将軍岡本です。急きょ、関根(“シュレック”秀樹)さんの欠場ということでこうなったんですけど、まあ正直、自分のことを軽く見てるのかなっていうのがあるんで、そこを吹き飛ばすように。いまのチャンピオンがどれだけ成長したかなんて知らないので、前みたいにケチョンケチョンにしたいと思います」
間下隼人
「第17代レジェンドチャンピオン、間下隼人です。急きょ対戦相手が代わりましたが、新たな挑戦者として将軍岡本選手、私にとってはまたとない機会だと思っています。数年前に違うベルトで負けてますので、この数年の成長を将軍岡本選手だけではなく、見に来てくださったお客様にも証明できればなと思っています。私は今、8月31日のレジェンドチャンピオンシップしかもう見えてませんので、しっかりと将軍岡本選手を倒したいと思います」
続いて、質疑応答の時間へ。
――UWAアジアパシフィックヘビー級王座を将軍岡本が保持しているが、今回のタイトル戦はレジェンド王座とのダブルタイトル戦にはならない?
平井「今回はレジェンド王座選手権試合の単独選手権となります。(UWAアジアパシフィックヘビー級)チャンピオンである将軍岡本選手の強さ、すごさというのは、多くの皆さまがよく身に沁みた上での間下への挑戦権獲得となっておりますので、強い将軍岡本がまたやってきたということで、間下も練習に備えていると思います」
――(間下へ)関根とのタイトル戦は「異種格闘技戦だと思ってやる」と言っていたが、対戦相手が代わっても気持ちに変わりはないか
間下「対戦相手が違うので、将軍選手も大相撲で活躍されている。それはもちろん知っているんですけど、そういった意味では異種格闘技戦ではないかなと思ってます。ただ、気持ちとしてはぶつかり合いがメインになると思うので、ほかのカード4試合にはないヘビー級同士のぶつかり合いをお見せできればなと思っています」
――女子タッグ王座決定トーナメントでは「誰が夕イガー・クイーンを倒すのか」がテーマにもなっていたが。7月2日大阪でクイーンが彩羽匠とのシングルに敗れ初めてフォールを取られた。クイーンを倒し初代のベルトを巻くというテーマがなくなってしまったが。クイーンに勝って初代のベルトを巻きたい気持ちに変化はないか?
本間「まったくもって変わらないです。私個人としましては、前々回で参戦させていただいたときに3WAYでタイガー・クイーン選手と闘わせていただいたんですけども、そのときに、これもまたなにかの巡り合わせなのか、今回準決勝で闘うCRYSISのおふたり、そして薮下さんに手を差し出されて、でも私はその手を握りませんでした。それがまた8月31日に繋がっていることも面白いんですけども、自分にとってはタイガー・クイーンを倒してベルトを取ることの価値っていうのは(初代王座を獲る上では)自分の中では一番大事なものではないので、まったく私は変わっていないです。ただ、高瀬みゆきと初代のタッグベルトを巻いて、みなさんを驚かせてやろうと思っている。その一心でございます」
ジャガー「やっぱりタイガー・クイーンを潰していくということが第1目的なので、その一歩前ですよね、この準決勝に勝たなければ決勝では当たれないので、まず8月31日の高瀬と本間のチームに勝つことを先に考えております。その上でやはりタイガー・クイーンにカウントを取るということを目的に、一歩一歩進んでいきたいと思っております」
新間寿会長「2、3年前、記者会見も面白かったけども、今日の記者会見なんかちっとも面白くもなんともない。主催者がだらしないのか、記者がだらしないのかはわからないけども、だいたい記者会見だっていうんだったら、取材する記者だって勉強してくるわけでしょ? 主催者もどういう質問があるかっていうことで一生懸命になって対応しようとしてきてるけど、まっったく記者会見も面白くない。プロレスが面白くなくなってきているのか。アントニオ猪木が亡くなって、アントニオ猪木という不世出のレスラーが一生かけて築き上げた、新日本プロレス、そして育てた藤波辰爾、タイガーマスク。そのタイガーが主宰するプロレスの記者会見。私もつい2,3日前、病院から抜け出てきました。もうしばらくいてもらわなきゃいけない。冗談じゃない。アナタたちだって、もっともっとプロレスというのを面白くしようと思うような、そういう気持ちを持ってもらいたい。私からこう見たって、ジャガーはいる、タイガー・クイーンはいる。それで、スーパー・タイガー、間下隼人、将軍岡本。ジャガーなんか、ジャガーは公称28歳ですよ。ホントに28歳の身体でもって、一生懸命になってリングを走り回ってやっている。ウチの息子に言ったら、『ジャガーは歳を取らないよお父さん』。タイガーマスクも身体の調子が良くない。私も調子良くない。しかし、記者会見ぐらい面白く、そしてお互いが切磋琢磨しながらやっていくというような、そういう雰囲気がなくなってしまっている!平井ちゃん、こういう記者会見だったらやることないよ。主催者が悪いのか、マスコミが悪いのか。両方? ちょっとは考えてもらいたい。私はつい、ついこないだまで、初代タイガーマスクと一緒になって、この団体を平井に委ねて、平井が一生懸命になってやる。ウチの孫たちが5人集まってウチのお寺に合宿する。小学校4年、5年の生徒たちですよ。なにをやっているか? 平井ちゃんのマネをやってんですよ。それがプロレスを見にきた子どもたちの、平井さんのマネを誰が一番上手くするかって。平井、オマエがスターになれ!フフフフ。ま、余計なことですけども」
平井「先ほど新間会長がおっしゃったように、8月31日、佐山総監の大会、そしてジャガー様がいらっしゃる、スーパー・タイガー、タイガー・クイーン、間下隼人、将軍岡本がいる。そして、宮本選手、政宗選手、ダーク・タイガー選手、本間多恵選手。これだけの素晴らしい選手が揃いました。新間会長の期待に沿うファイトをここに、来てくださったみなさま、選手のみなさまと、プロレスを紡いでいきたいと思います。よろしくお願いします。新間会長、ありがとうございます。お言葉、ありがとうございました。選手のみなさまもありがとうございました。マスコミのみなさまもありがとうございました」
初代タイガーマスク「この選手たちみんなが、スタッフみんなが、31日に向けて本当に頑張ってくれています。この何年間か、全部を盛り上げようとして本当に頑張ってくれています。プロレスは復活する。記者さんたちも(昔も今も)プロレスに対してしっかりとした気持ちを入れてくれています。これからもそうなるように、選手たちを盛り上げるためにも、常によろしくお願いします。プロレスは世界一になっていきます。私たちも世界一になっていきたいです。そのくらいの勢いでやりますので。選手たちも昔とまったく変わりません。あとは応援しているお客さんやみなさんの力が向いていくことです。どのカードも最高のカードです。31日、よろしくお願いします」
初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.25
▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
間下隼人(第17代レジェンド王者/ストロングスタイルプロレス)
vs
将軍岡本(フリー)
▼第4試合 SSPW女子タッグトーナメント準決勝B 45分1本勝負
タイガー・クイーン(SSPW)&梅咲遥(ワールド女子プロレス・ディアナ)
vs
ダーク・タイガー(DarkerZ)&ダーク・ウナギ(DarkerZ)
▼第3試合 SSPW女子タッグトーナメント準決勝A 45分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)&藪下めぐみ(フリー)
vs
高瀬みゆき(フリー)&本間多恵(フリー)
▼第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&船木誠勝(フリー)
vs
関本大介&(大日本プロレス)&宮本裕向(666)
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ショーンキャプチャー)&阿部史典(格闘探偵団)
vs
政宗(フリー)&チェック島谷(GLEAT/初参戦)
※出場選手、対戦カードは変更となる場合がある。