マシュー・ボーンのカンパニー、ニュー・アドベンチャーズが24年に来日 野心作『ロミオ+ジュリエット』を初上演

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2023.8.25
マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』

マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』

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2024年4月10日(水)~21日(日)東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階にて、マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』が上演されることが決定した。

英国で最も人気があり、最も成功した演出家、振付家のひとりとして名高いマシュー・ボーン。バレエの興行史上最長ロングラン記録を持つ代表作『白鳥の湖』が2019年に東京公演を行ってから5年ぶりに、マシュー・ボーンのカンパニー、ニュー・アドベンチャーズが今回、待望の来日を果たす。

マシュー・ボーンが2019年世に放ったのは、言わずとしれたシェイクスピア悲劇の名作『ロミオとジュリエット』。ストレートプレイはもちろん、ケネス・マクミラン振付によるクラシックバレエの名作、そしてミュージカルも人気を博した『ロミオとジュリエット』は“マシュー・ボーン・マジック”によって人々の期待を裏切らないスリリングでスタイリッシュな作品として大ヒットとなった。

ROMEO AND JULIET by Bourne, , Director and Choreographer - Matthew Bourne, Designer - Let Brotherston, Lighting - Paule Constabl

ROMEO AND JULIET by Bourne, , Director and Choreographer - Matthew Bourne, Designer - Let Brotherston, Lighting - Paule Constabl

クラシックバレエ版と同じくプロコフィエフの音楽を使いながら、もちろんただの『ロミオとジュリエット』ではない。舞台は14世紀のイタリアではなく、近未来。反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。対立するモンタギュー家とキャピュレット家という存在は無いが、理不尽な抑圧の中で若者たちが抱える生きづらさは共通のテーマだ。

原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、二人の恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみのひとつ。

2022年秋、ダンスの殿堂として知られるロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場との共同製作作品として本作の新たな始動が発表された。2023年夏に開始される英国内ツアー、アメリカ、フランスツアーを経て2024年春、来日が実現する。

これまでのニュー・アドベンチャーズ来日公演でおなじみの顔ぶれも多いキャスト陣による本作はマシュー・ボーンファンにとって必見といえるだろう。

なお、本公演のチケットは2023年12月発売予定。

【2024年4月上演決定】マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』

 
【ストーリー】
近未来、反抗的な若者を矯正する教育施設“ヴェローナ・インスティテユート”。そこでは厳しい監視下で自由を奪われた若者たちが男女の接触を禁じられて暮らしていた。暴力的な看守ティボルトのハラスメントにおびえるジュリエット、有力政治家の両親から見放されて施設に入れられたロミオ。施設で出会った2人は瞬く間に恋に落ち、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら愛を誓いあうのだった。しかし幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘のあげく仲間のひとりマキューシオが命を落としてしまう。怒りに燃えるロミオとジュリエットたちはティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていた…。


マシュー・ボーン(演出・振付)コメント

マシュー・ボーン

マシュー・ボーン

新作として『ロミオとジュリエット』に取り組むことには長年ためらいがありました。これほど多くのバージョンが上演されている原作からこれ以上新しいことができるのだろうか? と考えたからです。

しかし、2019年に始まった英国全土の若い才能を育成するプロジェクトの中にインスピレーションを得ることになりました。私がいつも仕事をしている世界的なクリエイティブ・チームに、新進気鋭のクリエイターやキャストを迎えて、素晴らしい作品を創ることができました。そして、それは予想外の大ヒット作となったのです!

この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています。

公演情報

マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』
 
日程:2024年4月10日(水)~21日(日)
会場:東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階

主催・企画制作:ホリプロ
 
<キャスト>
ニュー・アドベンチャーズ
 
<スタッフ>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
演出・振付:マシュー・ボーン
美術・衣裳:レズ・ブラザーストン
照明:ポール・コンスタブル
音響:ポール・グルースイス
オーケストレーション:テリー・デイヴィス
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