注目は2大王座決定戦!9/16の『KNOCK OUT』は好カード充実

2023.9.8
ニュース
スポーツ

『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』は9月16日(土)に後楽園ホールで開催 (c)knock out

画像を全て表示(7件)

『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』が9月16日(土)、後楽園ホール(東京都)で行われる。

好カード満載の中、注目は2大王座決定戦。KNOCK OUT-REDスーパーライト級で良太郎とバズーカ巧樹が、KNOCK OUT-BLACKライト級で大谷翔司と久井大夢がベルトを争う。

KNOCK OUT-REDスーパーライト級王座決定戦では、良太郎(左)とバズーカ巧樹が対戦 (c)knock out

KNOCK OUT-REDスーパーライト級では、王者2人がベルトを返上。『KNOCK OUT』の2階級制覇を懸けて戦うという、ファンにはたまらない顔合わせが実現した。

良太郎は昨年9月、渡部太基との初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定戦を制し、ベルトを獲得した。一方、バズーカ巧樹はKNOCK OUT-BLACKライト級王座を保持し、2021年5月には大谷翔司の挑戦を退け初防衛に成功していた。

今回、バズーカがライト級での体重を維持しての試合が困難となったため、王座を返上して一階級上の王座を狙うことに。対する良太郎はスーパーライト級に減量し、ウェルター級の王座を返上した。

フェイス・トゥ・フェイスの距離で向き合う良太郎(左)とバズーカ巧樹 (c)knock out

対戦発表会見ではフェイス・トゥ・フェイスの距離で向き合うと、バズーカは「必ず獲ります」と意気込んで見せた。すると、REBELS-REDライト級王座にも輝いていた良太郎は「これを獲れば3階級制覇になるので、BLACKとREDの両方のベルトを巻かせてもらいたい」と気合いを入れた。

戦い方について、バズーカが「普通に一方的にやるんですけど、あんまりくっ付かれても困るのでしっかり打ち合ってほしい」と言えば、良太郎は「ヒジありルールなので、血が出ようが何だろうが、カットされないと思うので、ぐちゃぐちゃな展開でもいいんじゃないかと思います」と勝ちに徹する覚悟を見せている。

KNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦では、大谷翔司(左)と久井大夢がベルトを争う (c)knock out

一方、KNOCK OUT-BLACKライト級は当初、今大会で4選手参加によるワンデートーナメントを予定していたが、2人による王座決定戦となった。

保持していたKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を返上して階級を上げる久井は、「タイトルマッチなんでめちゃ気合いが入ってます。勝つこともそうなんですけど、最近、倒せてないのでそこを意識してやろうかなと思います」とKO勝利での戴冠を狙う。

対する大谷は、「トーナメントからタイトルマッチに変更になりましたが、どちらにせよ自分がベルトを巻くのでやることは変わりません。これから『KNOCK OUT』を背負ってライト級を盛り上げていくために、絶対に落とせない試合になるので必ず勝ち取ります」と闘志を燃やしている。

ぱんちゃん璃奈(左)は、KNOCK OUT-BLACK-49kg契約で台湾のチャッキーと対戦 (c)knock out

また、今大会ではぱんちゃん璃奈が、KNOCK OUT-BLACK-49kg契約で台湾のチャッキーと戦う。

ぱんちゃんは165㎝の長身を武器に、これまで14戦14勝(2KO)を誇る。13か月ぶりのリングとなった前回の後楽園ホール大会(4月22日)では、思った動きができない中でも、台湾のワン・チンロンと打ち合いの末に2-0で判定勝ちした。

今回の対戦について、ぱんちゃんは自身のインスタグラムに「プロ15戦目の対戦相手が決まりました!2連続台湾の選手です。教えてもらった情報が、台灣ボクシング全国總統盃48kg金メダル、キック戦績10戦8勝2敗、リングネームがチャッキーの、私と同い年(29歳)だそうです。頑張って倒したい」と書き込み、やる気を見せている。

そのチャッキーは、「私は15歳の時からボクシングを始め、3年前からムエタイとキックボクシングのトレーニングを始めました」と二刀流をアピール。そして、ぱんちゃんについて「彼女のハイキックは警戒しています。そしてチャンスを見つけて彼女の体に近づき、ダメージショットを与えます」と話し、必勝を誓っている。

ジャマル・ワヒィム(左)vs 宇佐美 秀 メイソン (c)knock out

さらに、宇佐美 秀 メイソンは、ジャマル・ワヒィムを相手にISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦(オリエンタルルール/ウェルター級)に臨む。昨年末の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で、初代K-1 WORLD MAX王者のアルバート・クラウス(オランダ)を相手にキックデビューを果した22歳のメイソンが、3連勝で戴冠となるか、注目したい。

栗秋祥梧(左) vs 玖村修平 (c)knock out

また、元大和フェザー級王者の栗秋祥梧と、K-1グループ第6代Krushフェザー級王者の玖村修平の対戦もある。それぞれのリングで行われているKNOCK OUT vs K-1グループ対抗戦。今大会ではどんな結末となるか?

大会に出場予定だったKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖は、左手軟骨損傷のため不出場となったが、多くの好カードが並ぶ。格闘技ファンなら、9月16日の後楽園ホールは外せない。

その他のカードは次の通り。

KNOCK OUT-BLACKライト級
庄司啓馬 vs 力斗

KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級
YUYA vs 鈴木“シャオリン”孝司

KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級
酒井柚樹 vs 柿﨑瑠

■スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK-56kg契約
古木誠也 vs 森岡悠樹

イベント情報

『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』

 日時:9月16日(土)18:00試合開始
 場所:後楽園ホール(東京都)