【見所コラム】桜庭和志プロデュース『ReBOOT~QUINTET.4~』は9/10開催
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桜庭和志がプロデュースする『ReBOOT~QUINTET.4~』
PRIDEでグレイシー一族を次々と破るなど、一世を風靡した総合格闘家・桜庭和志がプロデュースするグラップリング大会『QUINTET(クインテット)』が、『K-1』との初の共同イベント『ReBOOT~QUINTET.4~』を9月10日(日)に横浜アリーナ(神奈川県)で開催する。
2018年に旗揚げした『QUINTET』は国内外の格闘家5人1チームで戦い、勝ち抜き形式の団体戦で行われる。勝った人間は自分が負けるか引き分けるまで、次々と相手チームの選手と順番に戦っていくルールを採用しており、仮に極端に強い選手がいて、その選手が先鋒に出れば、ひとりで全員を倒してチームを勝ちに導くこともある。ゲーム性の高い競技として話題となり、今回5年ぶりのナンバーシリーズ開催となった。
桜庭和志がプロデュースする『ReBOOT~QUINTET.4~』
世界トップレベルの選手たちが集結! グラップリングチーム世界一に輝くのは!?
「世界のグラップリングはめちゃくちゃレベルが上がってると聞いています。ナンバーシリーズは世界の国際的な選手が集まってくるレベルの高い大会なのでめちゃくちゃ面白いので期待してください」と開催発表会見で桜庭が語った通り、今大会も世界トップレベルの選手たちが集結することに。
出場チームは、桜庭和志率いる「TEAM SAKURABA」、2018年6月の第2回大会で優勝した「TEAM 10th Planet」、2018年4月の旗揚げ戦で初代王者に輝いた「TEAM POLARIS」、IBJJF 世界No-Gi王者クレイグ・ジョーンズが率いる「THE B-TEAM BULLS」の4チームに決定。
「THE B-TEAM BULLS」は世界最強のグラップリング集団と呼び声は高いが、果たして栄光を掴むのはどのチームか。
トーナメント1回戦の組み合わせは、共同イベント「ReBOOT~K-1 ReBIRTH ~」のカルロス菊田K-1プロデューサーによる厳正な割り箸くじ引きにより、以下のように決定した。
カルロス菊田K-1プロデューサーによる割り箸くじ引き
【1st Round 1st match】
TEAM SAKURABA vs TEAM 10th Planet
TEAM SAKURABA vs TEAM 10th Planet
●TEAM SAKURABA出場メンバー
桜庭和志
世羅智茂
ハイサム・リダ
中村大介
ハリー・グレッチ
●TEAM 10th Planet出場メンバー
ジオ・マルティネス
リッチー・マルティネス
PJバーチ
アミール・アラム
カイル・ベーム
【1st Round 2nd match】
TEAM POLARIS vs THE B-TEAM BULLS
TEAM POLARIS vs THE B-TEAM BULLS
●TEAM POLARIS出場メンバー
グレゴー・グレイシー
オーウェン・リブジー
センテリ・リリアス
ジェッド・ヒュー
タリク・ホップストック
●THE B-TEAM BULLS出場メンバー
クレイグ・ジョーンズ
ニッキー・ロドリゲス
ジェイ・ロドリゲス
ニッキー・ライアン
ジョセフ・チェン
五輪二連覇・内柴正人vs桜庭和志二世のドリームカード決定
ワンマッチでは、2004年アテネ&2008年北京オリンピック柔道男子66kgで金メダルを獲得した内柴正人と、桜庭和志の息子である桜庭大世が対戦する。
内柴は五輪二連覇の輝かしい実績を残して、柔道を引退。柔術にチャレンジし、2020年10月の『QUINTET』では、柔道時代の先輩である小見川道大率いる「TEAM WOLF」のメンバーとして参戦経験もある。
対する大世は180cmという高身長に恵まれ、柔道をバックボーンに今回待望のプロデビュー戦を迎える。いきなりのビッグネームとの対戦を前に、父親でもある桜庭プロデューサーは「プロとなった以上は自分が納得するような試合じゃなくてお客さんが納得するような試合をしなきゃいけないというのを頭に入れてやってほしい」とエールを送れば、大世も「目立つことが好きなのでぜひ勝ちたい」とジャイアントキリングに自信を見せる。桜庭二世はどういう戦いを見せるのか。
●Special Single Match
内柴正人 vs. 桜庭大世
内柴正人 vs 桜庭大世
石黒vsV.V Meiの女子柔術家によるスペシャルマッチも決定!
石黒遥希vsV.V Meiの女子柔術家によるスペシャルマッチも決定。
石黒はJBJJF全日本選手権で優勝するなど輝かしい実績を誇り、2019年2月の『QUINTET』に初参戦。柔術界での実績が評価され、グラップリングルールマッチ初挑戦ながらも世界柔術選手権4連覇の湯浅麗歌子と対戦している。2021年6月の『QUINTET FN6』では、チーム『TEAM CARPE DIEM』のリーダーとして参戦し、優勝に導く活躍を果たした。
対するV.V Meiは、柔術だけでなく、日本女子MMAを牽引してきたベテランだ。DEEP JEWELSアトム級、VALKYRIEフェザー級で二大タイトルを獲得し、昨年まではアジア最大の格闘技イベント「One Championship」のトップ戦線で活躍。ONE世界女子アトム級タイトルマッチまで辿り着いた実績は光る。今回『QUINTET』初参戦となるが、柔術でも黒帯を持つ実力者だけにグラップリングマッチ向きの選手といえるだろう。
一本を狙うハイレベルな試合が繰り広げられるか。
●Special Single Match
石黒遥希 vs. V.V Mei
石黒遥希 vs V.V Mei