歌舞伎俳優・片岡亀蔵が相模女子大学で1日限りの特別講座を開催 出演した新作歌舞伎を中心に舞台裏エピソードなどを語る
片岡亀蔵
2023年12月23日(土)相模女子大学にて、相模女子大学日本学国際研究所開設準備室と松竹の共催により、歌舞伎俳優・片岡亀蔵登壇による1日限りの特別講座『新作歌舞伎を創る喜び、体感する楽しみ——歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんに聞く——』の開催が決定した。
シネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那』
来年2024年1月5日(金)より全国公開となる、宮藤官九郎作・演出のシネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那』で番頭小辰と吉原たんぼの蛙ゲゲコを演じている亀蔵が、これまでに出演した『大江戸りびんぐでっど』(作・演出 宮藤官九郎)、歌舞伎 NEXT『阿弖流為〈アテルイ〉』(作・中島かずき、演出・いのうえひでのり)などの作品を中心に、新作歌舞伎の舞台裏エピソードや歌舞伎のもつ高いエンターテインメント性について語る。公開直前となる『唐茄子屋』の見どころも紹介。さらに海外公演の思い出を振り返り「海外での歌舞伎に対するリアルな反応」なども取り上げ、本講座ならではの話を展開する。
吉原たんぼの蛙ゲゲコ:片岡亀蔵
相模女子大学では来年4月より「相模女子大学日本学国際研究所」の開設が予定されている。国内外の知見を捉えなおし、世界へと発信することを目的とした日本学国際研究所との共催となる本講座は、相模女子大学の学生に限らず一般の方も参加できる講座となっており、受講料は無料の特別講座となる。
特別講座『新作歌舞伎を創る喜び、体感する楽しみ——歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんに聞く——』
歌舞伎に触れたことのない方や初心者の方、また演劇好きな方にも入門しやすい作品を取り上げ、新作歌舞伎の魅力や楽しみ方をレクチャーする特別講座となるので、参加してみてはいかがだろうか。
片岡亀蔵 <プロフィール>
かたおか かめぞう(松島屋)
五世片岡市蔵の次男。1965年12月歌舞伎座『忠臣蔵』の天川屋義平の一子由松で初舞台。69年11月歌舞伎座『辨天娘女男白浪』の丁稚三吉ほかで四代目片岡亀蔵を襲名。最近では10月歌舞伎座『文七元結物語』の家主甚八、11月平成中村座小倉城公演『義経千本桜』の武蔵坊弁慶などを演じ、12月歌舞伎座『天守物語』に小田原修理で出演する。
古典歌舞伎から新作歌舞伎まで数々の作品で活躍し、幅広い役柄と独特の存在感で観客を魅了し続けている。
また、無料配信サイト「美術展ナビ」にて【亀蔵 meets】を連載中。詳しくは片岡亀蔵公式サイトを参照。
イベント情報
■会 場:相模女子大学 7号館 711 教室(予定)
■お申込み期間:11月21日(火)~12月20日(水)
■お申込み方法:専用申込フォームよりお申込みください。 https://forms.gle/ARsiRR4huKsw4Xoc9
■講座についてのお問い合わせ先:相模女子大学 生涯学修支援課 042-747-9047
シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』 12月1日~31日まで歌舞伎オンデマンドにて配信
シネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那』 1月5日(金)より全国の映画館にてロードショー
シネマ歌舞伎 歌舞伎 NEXT『阿弖流為〈アテルイ〉』 2月9日(金)~15日(木)全国の映画館にて上映
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
上映情報
■公開日 2024年1月5日(金)公開
■作・演出 宮藤官九郎
■出演 中村勘九郎、中村獅童、中村七之助
坂東新悟、中村虎之介、中村勘太郎、中村長三郎
中村鶴松、澤村國矢、中村歌女之丞、荒川良々、片岡亀蔵
坂東彌十郎、中村扇雀 (令和4年10月平成中村座公演)
公式ツイッター @cinemakabuki