ACIDMANが実写映画『ゴールデンカムイ』の主題歌を担当 山﨑賢人・山田杏奈らのコメント&楽曲使用予告編も解禁
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映画『ゴールデンカムイ』 (C)野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年1月19日(金)公開の映画『ゴールデンカムイ』の主題歌をACIDMANが担当していることがわかった。あわせて、楽曲を使用した予告編が解禁されている。
『ゴールデンカムイ』は、2014年から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて約8年間連載された、野田サトル氏による漫画。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、元陸軍兵・杉元佐一が、アイヌの少女・アシリパらと共に、埋蔵金の在りかの手掛かりが描かれた刺青人皮を求めて旅をする物語を描いている。
実写長編映画『ゴールデンカムイ』では、主人公の杉元佐一を、『キングダム』『今際の国のアリス』シリーズなどの山﨑賢人が演じるほか、アシリパ役で山田杏奈が共演。眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしららがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭監督。脚本は、黒岩勉氏(『キングダム』シリーズ)が担当している。撮影では、北海道、山形、長野など、大自然が残る日本各地で大規模ロケが敢行された。
ACIDMANによる主題歌「輝けるもの」は、映画のために書き下ろされた楽曲。1月17日(水)には、ACIDMANのニューシングルCD「輝けるもの」としてリリースされることが決まっている。なお、同シングル初回限定盤DVDには、2023年10月30日に開催された『This is ACIDMAN 2023 at Zepp Haneda』のライブ映像が収められるとのこと。通常盤には、同公演からライブ音源2曲が追加収録される。
ACIDMAN・大木伸夫、山﨑賢人、山田杏奈らのコメントは以下のとおり。
ACIDMAN 大木伸夫
ACIDMAN
このお話を頂いたのは、とあるライブ出演の20分前。
大好きな漫画の実写化の主題歌というお話だったので大興奮!
すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました。
自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。
正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。
あらゆる一瞬の明滅の命が、「輝けるもの」になりますように。
大木伸夫(ACIDMAN)
山﨑賢人(杉元佐一 役)
今回、映画のために書き下ろしてくださったということで、本当に「ゴールデンカムイ」にピッタリな歌詞でした。そして、エンドロールで流れた時の、それぞれのキャラクターたちの旅、冒険、そして物語がこれからも進んでいくような力強さだったり、切なさだったり、疾走感みたいなものが感じられてすごく素敵な曲だと思いました。
山田杏奈(アシリパ役)
始めて楽曲を聞いた時に、すごく疾走感がある曲なのに大木さんの声の優しさがとてもいいなと思いました。作品としての力強さにもなっていますし、歌詞の中で『何かを得て、失って、それでも旅は続いていく』というような表現があって、それもすごく、「あぁ、ゴールデンカムイだな」と、じんわりと、いいなと思いました。
※アシリパの「リ」はアイヌ語小書き
松橋真三(プロデューサー)
本作は、皆に楽しんでもらえるエンターテイメント大作ですが、冒頭、日露戦争二〇三高地の激戦から始まります。
様々な苦難を背負った杉元佐一が、主人公として背負う「重み」が必要であると、ACIDMAN大木さんにお伝えし、
作曲をお願いしました。
甘いだけではない人生を歩んできた、いろいろ背負って生き抜いてきた大人のアーティストでないと作れないような歌を希望しますと無茶なお願いをしました。
作っていただいた「輝けるもの」は、激しくて、美しくて、胸が熱くなり、目頭が熱くなる素晴らしい主題歌となりました。
物語の最後、熱い情熱と愛を感じながら劇場を後にしてほしいと思います。お楽しみに!
『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)全国公開/IMAX同時公開。
※アシリパの「リ」はすべてアイヌ語小書き。
写真 : 操上和美