安住の地、ジャン・コクトーの『声』を完全新訳・中村彩乃の一人芝居で上演

ニュース
舞台
2023.12.5
安住の地 一人芝居企画『声』

安住の地 一人芝居企画『声』

画像を全て表示(2件)


2023年12月21日(木)~25日(月)京都・The sideにて、安住の地 一人芝居企画『声』が上演される。

安住の地は、京都を拠点に活動している劇団/アーティストグループ。 2017年旗揚げ。 複数の作家やジャンルの異なる俳優が集い、ひとつの作品を組み立てていくスタイルはSF劇・コメディ・メディアアート劇・VR劇・音楽劇・無言劇など、新感覚でカオティックな劇体験を生み出している。近年は、ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム「KIPPU」、神戸アートビレッジセンターセレクション「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」、金沢21世紀美術館 芸術交流共催事業「アンド21」、世田谷パブリックシアター「シアタートラム・ネクストジェネレーション」などに選出され、全国的な活動が期待されている。

今回、フランスの19世紀末から20世紀初頭にかけて多彩な分野で活躍したジャン・コクトーの作品である『声』(原案:“LA VOIX HUMAINE”)を、静岡県舞台芸術センター(SPAC)を主な拠点として活動する寺内亜矢子による完全新訳で上演する。演出・出演は、安住の地の中村彩乃。

 
【あらすじ】
部屋に電話が鳴り響き、ひとりの女が受話器を手に取る。数日前に別れを告げられた恋人との、最後の会話が始まるのだ。別れを受け入れたかのように嘘をつく女は、時に執着し、時に冗談めかし、時に強がりながら、最後の繋がりを求めて電話越しに語り続ける。


安住の地 中村彩乃 コメント

『声』は「女の別れ話」として銘打たれることの多い作品ですが、今回は「一人の人間が嘘をつき傷つきながらも、人とつながり続けようとする話」として、作品を紐解いていきます。
1930年前のフランス初演から国や時代を超えて今なお愛される作品を、どうぞお楽しみください。

公演情報

安住の地 一人芝居企画『声』 
 
日程:2023年12月21日(木)~25日(月)
会場:京都・The side
 
原作: “LA VOIX HUMAINE” by Jean COCTEAU
翻訳:寺内亜矢子
演出・出演:中村彩乃
 
(全席自由):
一般 3,000円 / U25 2,500円 ※前売り・当日一律. ※要証明

メインビジュアル:廣田美乃
企画制作:永澤萌絵・安住の地
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業
協賛:加藤太織物株式会社
主催:安住の地
著作権代理:(株)フランス著作権事務所

公式サイト https://anju-nochi.com/
シェア / 保存先を選択