森崎ウィン・田代万里生・新妻聖子・濱田めぐみの舞台写真&コメントが公開 ミュージカル『ジョン&ジェン』が開幕へ
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PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみ 撮影:田中亜紀
2023年12月9日(土)よみうり大手町ホールにて、PARCO PRODUCE 2023 ミュージカル『ジョン&ジェン』が開幕する。初日公演に先駆けて、出演の森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみのコメントと舞台写真、今公演では見ることができない出演者4名の集合写真が公開となった。
本ミュージカルは、『ワイルド・パーティ』『アダムス・ファミリー』『ビッグ・フィッシュ』といった多くのオン/オフ・ブロードウェイ作品に携わるアンドリュー・リッパと、本作で初めて舞台作品の歌詞・脚本手掛けたトム・グリーンウォルドによる作品で、1995年にオフ・ブロードウェイで初演された。
舞台は1985年から現代にかけてのアメリカ。変わりゆく社会を背景に、親子や姉弟(きょうだい)という家族の関係性に焦点を当て、知性とウィットに富んだ台詞と、全25曲の美しいメロディで紡がれる秀逸なミュージカル。出演者は二人。1幕では姉と弟の幼少期から青春期が、2幕では母親と息子とのすれ違っていく人生が描かれている。ピアノ、チェロ、パーカッションの生演奏が奏でる胸に響く旋律とともに織り成される家族の物語は、人の心に寄り添い、癒しを与えてくれる。
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、森崎ウィン 撮影:田中亜紀
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、田代万里生 撮影:田中亜紀
日本初演となる今公演で、演出・翻訳・訳詞・ムーブメントを手掛けるのは、音楽座および劇団四季を経て、2010年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員としてロンドンとニューヨークで1年ずつ研修を積み、2013年にアンドリュー・ロイド=ウェバーが学園長を務めるArts Educational Schools Londonにて舞台演出の修士課程を修了、文化間の壁を越えた舞台芸術をテーマに国際的に活躍している市川洋二郎。これまでに国内では、濱田めぐみを第24回読売演劇大賞優秀女優賞に導いた『Tell Me On A Sunday~サヨナラは日曜日に~』(演出・翻訳・訳詞/2016)や、第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」を受賞した『The View Upstairs -君が見た、あの日-』(翻訳・演出・振付/2022)。国外では、ロンドンでのミュージカル『ユーリンタウン』(演出/2018)や、『GALAXY TRAIN - A New Musical』(原案・脚本・日本語台本・演出/2023)など国内外で多くの作品を手掛けるほか、2023年オリビエ賞最多部門受賞作品のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)製作『となりのトトロ』では中トトロ役で出演するなど、俳優としても活躍する市川が、日本初演となる本作に挑む。
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、森崎ウィン 撮影:田中亜紀
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、田代万里生 撮影:田中亜紀
舞台に登場するのは、ジョンとジェンの2人のみ。ジョン[1幕=弟、2幕=息子]には、2007年の芸能活動スタートからドラマ・映画といった映像作品に数多く出演し、近年は舞台俳優としてのキャリアも重ねている森崎ウィン、幼少期から音楽に携わり、15歳から声楽を志し、現在ではミュージカルに欠くことのできない存在となっている田代万里生。そして、ジェン[1幕=姉、2幕=母]には、豊かな声量と表現力を武器に、ミュージカル作品に留まらず、バラエティ番組や音楽番組でも他を圧倒する存在感を放つ新妻聖子、劇団四季では数々の作品でヒロインを演じるなど看板俳優として活躍し、退団後はさらに様々なジャンルの舞台作品で引く手あまたの活躍をみせる濱田めぐみが出演する。
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみ 撮影:田中亜紀
1幕では姉弟、2幕では親子の関係性を、森崎・田代、新妻・濱田がダブルキャストで演じる。4バージョンの異なる顔合わせが生み出すそれぞれのハーモニーにも期待しよう。なお、今公演は12月24日(日)までよみうり大手町ホールにて上演。その後、12月26日(火)~12月28日(木)新歌舞伎座にて行われる。
出演者コメント
■森崎ウィン / ジョン(Wキャスト)
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』森崎ウィン 撮影:田中亜紀
二人ミュージカル『John&Jen』
遂に開幕です。僕の人生初の二人ミュージカル。国を越えても、時代を越えても、普遍性を持つ家族の物語。この作品に出会い僕自身、とても勇気をもらえました。しかし、演じる上で向き合う事が多く、稽古場では悩みの毎日でした。でもこの作品を演じられる喜びも大きく、やっと開幕の日を迎えられると思うと、心臓の鼓動が、刻んだ事のない拍で進んでおります。
それと同様に出会った事のない拍を持つ楽曲たち。皆様に触れてもらう事が非常に楽しみなんです。早く皆様にお届けしたい。でもどこか寂しいです。きっと始まったらあっという間に終わる。一回一回大事に心に刻んで、皆様に最高のクリスマスプレゼントをお渡し出来るよう、精一杯努めます。劇場でお会い出来る日を楽しみにお待ちしております。
■田代万里生 / ジョン(Wキャスト)
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』田代万里生 撮影:田中亜紀
ついに! 記念すべき日本初演が開幕します! 衣装付き通し稽古を終え…これは一度観たら必ずもう一度観たくなり、きっと日本でも末長く愛される作品になると実感!
新脚本による今回の時代設定は1985年から2023年。僕と森崎ウィンさんが演じるジョン役は5歳児から19歳まで、
濱田めぐみさんと新妻聖子さんが演じるジェン役は11歳から44歳頃までを演じるのですが、共に子供時代からの成長過
程を段階を経て見せていかなければならず、僕もこれまでの舞台経験をフル活用しながら役作りに取り組み、この唯一無二な舞台に臨んでいます。
基本的に、役者のスタンバイや早着替えなどが全て舞台上で行われ、演じている役者が役に入っていく様子や、素でスタンバイしているところもあえて全て客席に魅せていくという市川洋二郎さんの挑戦的な演出。ピアノとチェロ、そして2名のパーカッションという、非常に珍しい組み合わせによる4人の小編成バンドの繊細な演奏にも、是非ご注目下さい。とにかく2人が出ずっぱり、そしてどちらも見所や歌唱ナンバーが非常に多く、まさに全部盛り。2023年を締め括るのにぴったりな作品です。 劇場でお待ちしております!
■新妻聖子 / ジェン(Wキャスト)
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』新妻聖子 撮影:田中亜紀
今作は2人芝居、それぞれダブルキャストで俳優は4人。
それなりにキャリアを積んできた平均年齢41.5歳のミュージカル俳優たちが、高校演劇さながらの熱量で全てをお客様の前にさらけ出します。シンプルに、すごい運動量です(笑)。
キーボード、チェロ、パーカッションの生演奏に乗せて、ミュージカルだけどミュージカルらしくない、独特な世界が展開されます。
私はジェンという女性の幼少期から壮年期までを、駆け足で演じていきます。
複雑怪奇なメロディに悪戦苦闘し、2人芝居の暗記分量に心折れながらも、毎日スッピンにジャージ姿で稽古場に通い
続けた日々。なんとか初日まで辿り着きました。あとはお客様に楽しんで頂くのみ!
年末のお忙しい時期にご来場くださる皆様に感謝して。劇場でお待ちしております!!
■濱田めぐみ / ジェン(Wキャスト)
PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』濱田めぐみ 撮影:田中亜紀
今までにない試みで凄く刺激的です。
物語の中に沢山のメッセージが詰まっていると思います。
二人だけで繰り広げられる世界。
その時のリアルタイムな感覚を楽しんでいただけたらと思います。
公演情報
音楽:アンドリュー・リッパ
歌詞:トム・グリーンウォルド
脚本:トム・グリーンウォルド、アンドリュー・リッパ
演出・翻訳・訳詞・ムーブメント:市川洋二郎
出演:森崎ウィン 田代万里生(ジョン役Wキャスト) 新妻聖子 濱田めぐみ(ジェン役Wキャスト)
公式サイト:https://stage.parco.jp/program/johnandjen
ハッシュタグ #ジョンアンドジェン
<東京公演>
日程:2023年12月9日(土)~12月24日(日)
会場:よみうり大手町ホール
※出演スケジュールは公式サイトにて
料金(全席指定・税込):10,000円
U-18=3,000円 [観劇時18歳以下対象]
U-30=5,000円 [観劇時30歳以下対象]
※U-18・U-30:前売販売のみ/要身分証明書/当日指定席券引換
※未就学児の入場はご遠慮ください。
東京公演主催:パルコ 読売新聞社
公演に関するお問合せ:パルコステージ 03-3477-5858
https://stage.parco.jp/
<大阪公演>
日程:2023年12月26日(火)~12月28日(木)
会場:新歌舞伎座
※出演スケジュールは公式サイトにて
大阪公演主催:新歌舞伎座
お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター 06-7730-2222(10:00~16:00)