チェロで世界を魅了するハウザー、「ホワイト・クリスマス」「きよしこの夜」等クリスマス・ナンバー全11曲のパフォーマンス映像を公開
HAUSER (C) SIMON EMMETT
チェロ1本で世界各国のアリーナを熱狂させるエンターテイナー、ハウザー。2023年12月14日(木)、ホリデーシーズンに向けて「ホワイト・クリスマス」「きよしこの夜」「オー・ホーリー・ナイト」等世界中で親しまれているクリスマス・ナンバー全11曲のパフォーマンス映像を公開した。これらは全曲ハウザーの母国クロアチアで撮影され、10月27日(金)に発売された最新アルバム『クリスマス』に収録されている。
HAUSER - Christmas Special - Full Movie
2022年11月22日、2CELLOS最後のライヴとなった日本武道館公演から約1年。10月27日(金)世界同時発売された新作『クリスマス』はソロ名義“ハウザー”としてリリースする3作目のフル・アルバム。自身のルーツであるクラシック名曲をロンドン交響楽団と奏でたソロ・デビュー作『クラシック』(2020年)~ラテン・レパートリーに挑んだ2022年9月『ザ・プレイヤー』(2022年)に続く1年ぶりのスタジオ録音となる。究極のクリスマス・アルバムを作りたかったというハウザー。長く歌い継がれてきた伝承曲やモーツァルトまでおなじみの聖夜を祝う名旋律がハウザー持前の美しくあたたかなチェロの音色で奏でられ、世代を超えて楽しめる内容になっている。
「インストゥメンタルというのは誰がどこで聞いても同じように聴けるものだよね。チェロのような楽器を演奏する圧倒的な強みは世界中の人々に新たな次元でこれらの曲を楽しんでもらえるということだと思う。他の事をやりながらBGMとして聴いてもいいし、プレゼントを開ける時、夕食の準備やツリーの飾りつけをしながら聴くにもピッタリだよね。このアルバムで皆さんが心地よい素敵なひと時を過ごしてくれたら嬉しいです」とハウザーはコメントする。
ハウザー 『クリスマス』
子供の頃、クリスマスは1年のうちで最もワクワクする魔法のような時期だと思っていたと語るハウザー。毎年クリスマスになると母親が近所の教会に合唱団を呼び、家族全員でクリスマス・キャロルを聴きに行っていたそうだ。チェリストを夢見て一生懸命練習に励んでいた少年ハウザーにとって、クリスマス音楽は特別に身近なものだったと振り返る。
「僕は子供の頃、片ときもチェロを離さず弾いていたんだ。ホリデー・シーズンがくると様々なクリスマス・ソングを演奏していたよ。きっとそれがインプロのスキルを磨くのに凄く役立ったかもしれない。だって自分は小さい時から音階やソナタ、協奏曲だけをがむしゃらに練習するようなタイプじゃなかったから。そう、今思えばジャンルを問わず幅広いレパートリーを演奏することの始まりだったのかもしれない」
国内盤にはフィジカルのみのボーナス・トラック「モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス」が収録される。なおCDには初回生産限定でハウザーの写真付クリスマス・オーナメント封入特典付。
ハウザーの全世界でのストリーミング数はオーディオのみで10億、映像は40億回超えとなっており、2024年にはソロとして初の全米ツアーも発表した。5月31日フロリダのハード・ロック・ライヴ・イン・ハリウッドからスタートし、ニューヨークのカーネギーホール、シカゴのラヴィニア・フェスティヴァル、ナッシュヴィルのライマン・オーディトリアム、ロサンゼルスのオルフェウム・シアターでのライヴが予定されている。