ミュージカル『ビリー・エリオット』2024年公演、ビリー役4名が決定&大人キャストスケジュールほか東京公演詳細が解禁
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左から)ビリー・エリオット 役(クワトロキャスト):浅田良舞/石黒瑛土/井上宇一郎/春山嘉夢一
2024年7月より上演されるミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の主役ビリー・エリオット役が決定した。
応募総数1375名の中から約1年間に渡る長期のオーディションを経て選ばれたのは、浅田良舞(あさだ・りょうま)、石黒瑛土(いしぐろ・えいと)、井上宇一郎(いのうえ・ういちろう)、春山嘉夢一(はるやま・かむい)の4人(五十音順)。4人のプロフィールとコメントは次のとおり。
浅田良舞(あさだ・りょうま)
浅田良舞(あさだ・りょうま)
2012年5月生まれ。
バレエダンサーである両親のもとで2歳からバレエを始める。一度決めたことは最後までやり遂げる芯の強さと勇気が持ち味。2023年に英国ロイヤルバレエスクールサマースクールにスカラシップにて参加。
[コンクール歴]ユースグランプリ2024日本予選プリコンペティティブ部門第1位
バレエ教室の先輩が初演と再演のビリー役に選ばれていたので、「次は自分がビリーになりたい」と思って応募しました。
オーディションでは、初めて経験したタップダンスや器械体操も上達できて、とにかく精一杯、自分のやれることを全力でやり抜きました。合格を聞いた時は表情に出せなかったのですが、実は1人になった瞬間、飛んで喜びました。
お客さまが感動し、「自分もビリーのようになりたい!」と感じてもらえるようなビリーにしたいです。特に、僕も感動した「アングリーダンス」で感情を出し切れるように頑張りたいです。
石黒瑛土(いしぐろ・えいと)
石黒瑛土(いしぐろ・えいと)
2012年9月生まれ。
3歳でバレエを始める。明るく人懐っこい性格で、正義感も強い頑張り屋。大舞台にも強く、誰にも負けない探求心を垣間見せる。2023年にはフランスのモナコプリンセスグレースダンスアカデミーへの留学を果たした。
[コンクール歴]2023年NBA全国バレエコンクール第1位/2023年YBCバレエコンクール第1位
初演と再演を観た時、ビリーのエネルギーがとても伝わってきて、「自分もやってみたい!」という気持ちになりました。
オーディションでは、前向きな気持ちを忘れず、自分の持っているものをすべて出し切ろうと思いました。合格できたときは本当に最高な気持ちで、すぐに写真撮影や取材が始まって、ワクワクが止まりませんでした。
ビリーは夢を追いかけ、誰がなんと言おうと自分の意志は曲げずに頑張る少年です。僕も全力で練習に励み、これまでにはない“常識を打ち破る”ビリーになりたいです。
井上宇一郎(いのうえ・ういちろう)
井上宇一郎(いのうえ・ういちろう)
2010年7月生まれ。
バレエダンサーである両親からバレエを学び、3歳で初舞台を踏む。エネルギー溢れる踊りを見せ、海外への短期留学も経験した。繊細さと大胆さを兼ね備えた性格で、ピアノも弾きこなす多彩ぶり。
[コンクール歴]2022年ヴィクトワールバレエコンペティション第2位/パシフィックインターナショナルバレエコンペティション3位
『ビリー・エリオット』の映像を観て感動して応募しました。オーディションではみんなと新しいことを学べて、やってみたかったタップダンスにも挑戦できて、楽しく頑張れました。
ビリー役に決まった時はビックリしすぎて、今でもまだ実感が湧いていません。
僕にとってのビリーは“挑戦”です。お客様に元気を与えられるように、自分のエネルギーを出し切って踊りたいです。初めて挑戦する演技でも感情をうまく引き出せるように、そして、器械体操もきれいにカッコよくできるように頑張ります。
たくさん練習をして、お客さまを楽しませることのできる、最高のビリーになりたいです。
春山嘉夢一(はるやま・かむい)
春山嘉夢一(はるやま・かむい)
2011年1月生まれ。
ビリー役への人一倍強い思いで努力し、役を掴む。レッスン中も楽しむことを忘れないポジティブな性格。バレエの他にも器械体操や二重跳びなど抜群の運動神経を見せる。
[コンクール歴]2023年NBA全国バレエコンクール(小学5・6年の部)第2位/2022年バレエコンクールin横浜(ジュニア3部門)第3位
母に連れて行ってもらった『ビリー・エリオット』の感動が忘れられず、「自分もビリーになりたい!」と真っ先に応募しました。バレエを踊っていると、時間を忘れるほど無我夢中になれるところがビリーに似ていると思います。
オーディションを通して、最初はできなかったことが、どんどんできるようになってきて、毎日が楽しかったです。ビリー役に決まった時は、世界一幸せな気分でした。
ビリーは希望に満ちていて、「必ず夢を叶える!」という強い意志のある少年です。僕も自分らしいビリーを追究して、お客さまに希望を与えられるようになりたいです。
2017年に日本初演を迎えて以来、3度目の上演となる今回。ビリー役に先んじて発表されていた大人キャストも豪華な顔ぶれだ。
主人公ビリー・エリオットのお父さん役を務めるのは、初演からの続投で3度目の出演となる益岡 徹と、俳優として数多くの映像・舞台作品で活躍している鶴見辰吾。ビリーにバレエを教えるウィルキンソン先生役には、再演からの続投となる安蘭けいと、多くの舞台作品で活躍している濱田めぐみ。ビリーのおばあちゃん役には、初演から出演し今回が3度目となる根岸季衣と、再演からの続投となる阿知波悟美。ビリーの兄トニー役には、俳優だけではなくクリエイターとしても活動している西川大貴と、アーティストとしても活動し歌に高い評価のある吉田広大。そしてビリーにボクシングを教えるジョージ役を芋洗坂係長、ビリーが夢見る将来像であるオールダー・ビリー役を永野亮比己、厚地康雄、山科諒馬。
この度のビリー役決定と合わせて、ビリー役(A、B、C、D表記)を含むキャストスケジュールも解禁となっている。
また、ビリー役決定にあたり、歴代公演で特別番組のナビゲーターを務めてきた綾瀬はるかからコメントが到着した。
綾瀬はるかコメント
はじめて『ビリー・エリオット』を観た時の心が波打つような感動をおぼえています。 ビリー役は1年をかけて、様々な能力を高く要求されるオーディションで選ばれますが、 子供たちの一生懸命で、直向きな挑戦が、物語の中にいるビリー少年に息を吹き込み重なっていくのだと思います。 まだご覧になったことがない皆様にも、是非小さなダンサーの挑戦と躍動していく姿を観て頂きたいです。
>ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』とは