増田貴久、約2年半ぶりの舞台主演 ミュージカル『20世紀号に乗って』レトロな雰囲気が漂うメインビジュアルが解禁
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ミュージカル『20世紀号に乗って』
増田貴久主演ミュージカル『20世紀号に乗って』のメインビジュアルが解禁となった。
原作は、1932年にチャールズ・ブルース・ミルホランドが書き下ろした戯曲で、1934年にはアメリカで映画化されました。さらに原作と映画をもとに1978年にはベティ・カムデン、アドルフ・グリーンによる脚本、サイ・コールマンによる音楽で、ブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞5部門を制覇。まさにブロードウェイ・ミュージカルの金字塔ともいえる名作で、日本での上演は5年ぶりとなる。
演出を務めるのは、振付家・演出家として舞台・TV・ファッション・映画の各分野で活躍するクリス・ベイリー。主役、オスカー・ジャフィを演じるのは、NEWSとしての活動をはじめ、舞台・ドラマ・バラエティ番組への出演と幅広く活躍する増田貴久。増田にとって海外ミュージカル初挑戦となった『ハウ・トゥー・サクシード』でクリスと出会い、作品を通して確かな信頼関係を築いた二人が新たな作品にどのように挑むのか。
共演には、ヒロインのリリー・ガーランド役に珠城りょう、オリバー・ウェッブ役に小野田龍之介、オーエン・オマリー役に上川一哉、ブルース・グラニット役に渡辺大輔、レティシア・プリムローズ役に戸田恵子と、手練れの実力派たちが集結している。
STORY
舞台は世界恐慌を脱出した1930年代初頭のアメリカ。ブロードウェイの劇場街にも再びネオンが灯り、人々が自信と活力を取り戻し始めている。
舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ。派手好きで非情、そして誇大忘想気味の彼は、かつてはやり手のブロードウェイの花形プロデューサーだった。しかし現在は、多額の借金を抱え、シカゴの荒れた小さな劇場で芝居を打っていた。
オスカーは、マネージャーのオリバー・ウェッブと宣伝担当のオーエン・オマリーという腹心と共に、世界一と謳われる豪華客室を備えた高級列車「特急20世紀号」に乗り込み、オスカーの元恋人であり、現在はハリウッドの大女優リリー・ガーランドに偶然を装い会う計画を立てる。
過去に主催したオーディション会場で、リリーの才能を見抜いたオスカーは彼女を口説き、そして大女優に育て上げることに成功した。彼らは数年間、恋人として甘い生活を送ったが、オスカーの独占欲と嫉妬に耐え切れなくなったリリーは映画界に転身。その彼女を再び自分が手掛ける舞台に立たせることが、今のオスカーの目論みだった。
数年ぶりに彼の前に姿を現したリリーは新しい恋人、若き映画俳優のブルース・グラニットを伴っていた。しかし、リリーは、そんな彼に満たされていた訳ではなかった。仕事の面でも映画に飽き、舞台に戻ることを考えていて、ブロードウェイからの誘いに乗るため列車でニューヨークに行く途中である。
オスカーは彼女を執拗に口説いたがリリーは首を縦には振らず、またしても窮地に立たされたが、そこへ天から降って湧いた話が持ち上がった。何と彼の芝居のスポンサーになろうという人間が現れたのだ。レティシア・プリムローズ。製薬会社の会⾧である。スポンサーを手に入れようやく、オスカーとリリーの新たな旅が始まるかに見えたのだが……。