ナオト・インティライミがミュージカルに初挑戦!「DNA-SHARAKU」ゲネプロ
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ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
人類の未来の姿も考えさせられる、前代未聞のミュージカル!
1月10日(日)から新国立劇場 中劇場にて、その後大阪・福岡にて上演されるミュージカル「DNA-SHARAKU」がいよいよ本番の時を迎えた。初日の前日となる9日(土)には公開ゲネプロが行われ、その内容が披露された。
本作は、人工知能が完全に人間を支配し、「創造する心」を根絶しようとしている2116年の未来、その分岐点となる2045年、2016年の現在、そして、謎の絵師・東洲斎写楽が登場する前年の1793年という4つの時代を行き来する前代未聞の“SF歴史スぺクタクルミュージカル”。
ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
主演は、アーティストとしては先日京セラドーム大阪での単独LIVEで4万人を魅了したばかり、今作が初ミュージカルとなるナオト・インティライミと、弱冠二十歳ながらドラマ、映画等での活躍が目覚ましい小関裕太。共演に、新妻聖子、坂元健児、田野優花(AKB48)、ミッツ・マングローブ、藤岡正明、Spi、大野幸人、Miz、朝海ひかる、中川晃教、さらにはイッセー尾形と、華と実力を兼ね備えた個性あふれるキャストが揃った。
ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
ゲネプロの同日に行われた囲み会見では、2016年に生きる柊健二役のナオト・インティライミが「本番を前日に迎え、今武者震いが止まらないです」と正直な気持ちを吐露。「ミュージカル初挑戦ですが、お稽古場では頼もしいキャストの方々ばかりで、アドバイスを頂きとても心強かったです。僕が作曲した曲もあり、二晩寝ている間も考えていました。芝居、踊り、歌、3つのエンターテインメントに映像が加わってます。これはミュージカルでしかみせられないものだと思います。SFだけどファンタジー要素だけでなく、人工知能が人間の能力を超える問題は今後ありうる話なので、考えながらも楽しんでいただけたらと思います」と見どころを口にした。
ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
一方、2045年に生きる結城連役の小関は「明日から本番ですが、お稽古期間中では見られなかった、照明、映像が合わさるので、ものすごく楽しみです。和と調和していて、とてもカッコよくなってます」と胸を張った。だが、20歳になり成人式を控えているが「本番でいけないんです」と残念そう。「今年の目標は…周りのキャストの方々のように大きくなりたいです。ナオちゃん(ナオト)さんにギターも教えてもらいたいです」とこの舞台でさらなる成長を誓った。
そして、1793年に生きる蔦屋重三郎役のイッセー尾形は、長いキャリアを持ちつつも意外なことにミュージカルは初めて。「一人芝居が普段多いので、カンパニーがいるとパワーが感じられ、楽しかったです。ついついカンパニーを忘れて、センターに自分が立っちゃうこともありました。(笑)今回自分で作曲した歌もあります。楽しく、昭和の歌謡曲のような、聴いていて少し懐かしい感じに仕上がってます」と楽しそうに語っていた。
ミュージカル「DNA-SHARAKU」 撮影:引地信彦
衝撃的なストーリー、最新の技術を駆使した映像、心を打つ感動的なオリジナルナンバーで織り成すミュージカル「DNA-SHARAKU」、2016年のスタートを飾るに相応しいエンターテインメントとなるだろう。