山口馬木也・川島海荷・池岡亮介ら16名が第二次世界大戦からの65年間を演じる 舞台『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』開幕
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『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
舞台『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』が3月16日(土)に東京・芸術劇場シアターウエストで開幕。舞台写真が到着した。
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』は、舞台芸術のクチコミ・情報ポータルサイト『CoRich舞台芸術!』がプロデュースする公演。小劇場系カンパニーの名作戯曲を新たなキャスト・スタッフとともに再演する企画の第一弾として、劇団昴で2010年に上演された『イノセント・ピープル』を日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)の演出によりリメイク。山口馬木也、川島海荷、池岡亮介、川田希、森下亮に加え、オーディションから選び抜かれたメンバーも含む総勢16名が、第二次世界大戦からの65年間を演じている。
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』 撮影=保坂萌
開幕を受けた演出・日澤雄介、キャスト陣のコメントは以下のとおり。
日澤雄介(演出・劇団チョコレートケーキ)
無事に初日を迎えられたことにまずはホッとしております。原爆が投下された1945年から2010年までの65年間を、山口馬木也さんをはじめ16名の俳優が心と身体を駆使して旅を続けます。その先にあるものは我々の時代であり、これから起こるであろう未来です。お客様も一緒に旅を楽しんでいただければ幸いです。畑澤聖悟氏の脚本は色褪せることなく現代を照射し続けております。なかなかに手強い戯曲ではございましたが、俳優陣の力をお借りして名作リメイクの名にふさわしい全く新しい作品が立ち上がりました。劇場でお待ちしています。
山口馬木也(出演)
無事に初日を迎え、お客様にも喜んでいただけた感じがしていて、安心しています。初日を生みの親である畑澤さんが見にきてくださってすごく良かったとお言葉をいただき、それでまた安心して次に向かっていけるかなと思います。今回は、脚本に丁寧に書かれている部分を演出の日澤さんが、たぶん日澤さんご自身は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、新しい解釈の舞台セットや演出を作ってくれました。勇気がいることだったと思いますが、その覚悟が実を結んだ初日を終えることができたと実感しています。ぜひ劇場に足をお運びください。
川島海荷(出演)
実際、皆様の前でこの作品を上演するにあたり、少しの抵抗がありました。やはり、基本がアメリカ人の役なので、アメリカからみた日本ということで日本への侮辱だったり、罵倒するシーンがあるので、劇場に入るとお客さんに見られているという意識が生まれ、稽古場とは違う雰囲気を感じました。ただ、カンパニーのみなさんが一丸となって作り上げた『イノセント・ピープル』は、現代の皆様の心に何かのメッセージを残してくれるのではないかと思っています。たくさんの方に届くことを願っています。
池岡亮介(出演)
カンパニー全員で、粘りに粘って試行錯誤を重ねたこの作品の幕が無事に上がったこと、とても嬉しく思います。客席の皆様がどう受け止めてくださったのか、どのような肌触りを感じていただけたのか。千穐楽を終えてからも問い続けるであろうこの作品を、ぜひ多くの方々に観ていただきたいです。
川田希(出演)
この戯曲を初めて読んだ時の衝撃、そしてこの作品が紡ぐ 65 年の歳月を劇場でお客様と共有できた事をとても嬉しく思います。初演は 14 年前の作品ですが、今も強く深く私達の心に響く作品ですし、演じれば演じる程、新たな発見をする作品です。千穐楽までお客様と共に沢山の発見をしていけることを楽しみにしています。
なお、3月19日(火)14時の回には山口馬木也・川島海荷・池岡亮介、3月20日(水)14 時の回には畑澤聖悟・日澤雄介がそれぞれ登壇したアフタートークも実施予定だ。舞台『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』
また、同作の配信が4月10日(水)19時よりイープラスStreaming+で行われることも決定している。アーカイブは、4月16日(火)23時59分まで配信予定だ。視聴